湯川町(ゆのかわちょう)は北海道函館市の町名。1丁目から3丁目までが存在する。郵便番号は042-0932[1]

湯川町
町丁
国道278号(漁火通)沿いの温泉街(2012年7月)
地図北緯41度46分47秒 東経140度47分08秒 / 北緯41.77972度 東経140.78556度 / 41.77972; 140.78556座標: 北緯41度46分47秒 東経140度47分08秒 / 北緯41.77972度 東経140.78556度 / 41.77972; 140.78556
日本の旗 日本
都道府県 北海道の旗 北海道
市町村 函館市
人口情報
 人口 6,563 人
面積
  1.63 km²
人口密度 4026.38 人/km²
郵便番号 042-0932
ウィキポータル 日本の町・字
北海道の旗 ウィキポータル 北海道
ウィキプロジェクト 日本の町・字
テンプレートを表示

概要

編集

町名の由来となった、二級河川湯の川に沿って広がる。ホテル旅館銭湯などを含んだ、湯の川温泉も同町に位置する。町名は「湯川」町だが、河川や周辺の施設は「湯の川」と表記するなど[2]、表記ゆれがある。

地理

編集

西を深堀町湯浜町、東を榎本町戸倉町高松町根崎町、北を日吉町花園町、南を津軽海峡に接している。町内には、町名の由来となった湯の川・湯の沢川のほか、松倉川鮫川が流れる。

歴史

編集

同地区は、1939年まで亀田郡湯川町(市町村)の一部で、1960年(昭和35年)3月、昭和35年北海道告示第573号により町名が湯倉町、鮫川町、湯川町、湯浜町とあったのを、湯川町1丁目湯川町2丁目湯川町3丁目と整理し、温泉街全域を湯川町の町名で統一して成立した。

年表

編集
  • 1960年(昭和35年)3月 - 昭和35年北海道告示第573号により成立
  • 1964年(昭和39年)1月 - 国立函館光明寮(現・国立函館視力障害センター)開設される[3]
  • 1965年(昭和40年) - のちの北海道道901号着工
  • 1970年(昭和45年)
    • 7月1日 - 函館市民会館開館
    • 7月 - 函館市熱帯植物園開園[4]
  • 1971年(昭和46年)10月 - 函館市熱帯植物園内にサル山開設[4]
  • 1972年(昭和47年)2月4日 - 「1972年北海道告示第314号」により「北海道道722号」が路線認定される
  • 1975年(昭和50年)2月21日 - 函館市民体育館完成
  • 1976年(昭和51年)
    • 8月31日 - 「1976年北海道告示第3075号」により「北海道道901号」として路線認定される
    • 10月 - 函館市電の湯の川停留場が現在地へ移転
  • 1978年(昭和53年)9月12日 - 北海道道901号全通
  • 1983年(昭和58年)9月10日 - 函館市電の市民会館前停留場開業
  • 1994年(平成6年)10月1日 - 「北海道道722号」が「北海道道83号」に、「北海道道901号」が「北海道道100号」に変更
  • 2015年(平成27年)
    • 1月 - 函館市民体育館閉館
    • 8月1日 - 函館アリーナ開館
  • 2016年(平成28年)3月1日 - 函館市電の市民会館前停留場が函館アリーナ前停留場と改称

施設

編集

公共施設

編集

教育機関

編集

神社

編集

主要道路

編集

交通

編集

同町内には、函館市電の停留場、湯の川停留場湯の川温泉停留場函館アリーナ前停留場が位置し、湯の川温泉街アクセスの交通の要所になっている。また、函館バスの湯倉神社前バス停には多くの路線が集まっている[5]。 かつては国鉄戸井線の計画(未成線)があり[6]、湯の川駅の設置が計画されていた。

脚注

編集
  1. ^ 日本郵政株式会社郵便番号検索「湯川町」 2019年1月13日閲覧
  2. ^ 函館湯の川温泉”. 函館湯の川温泉. 2024年8月19日閲覧。
  3. ^ "参考資料 障害者施策の主な歩み" 平成28年版 障害者白書 内閣府
  4. ^ a b "湯の川・熱帯植物園の「サル山温泉」物語" はこぶら 函館市 2011年12月22日更新 2023年12月30日閲覧
  5. ^ 函館バス 停留所名:湯倉神社”. www.hakobus.co.jp. 2024年8月19日閲覧。
  6. ^ 図解 函館·渡島·檜山の歴史 佐々木馨監修 郷土出版社 2008年 p198-199

外部リンク

編集