特別警備隊 (皇宮警察)

皇宮警察本部の部隊
平成28年皇宮警察年頭視閲式で行進する特別警備隊。最後尾の3名は銃器対策部隊と同様の装備を用いている。

特別警備隊(とくべつけいびたい)は、皇宮警察本部における警備部隊都道府県警察機動隊に相当する。

坂下吹上赤坂の各護衛署に勤務する皇宮護衛官で編成されており、皇居内の警備や、突発事案への対応を主要任務としている。

概要編集

1個中隊(3個小隊)から成り、隊員は50名。中隊長は皇宮警部で小隊長は皇宮警部補である。皇宮警察本部警備部警備第二課に設置されている。

特別警備隊内には儀仗隊が設置されており、儀衛も実施している。外国大使公使騎馬護衛側車儀衛の他、即位の礼の際には、束帯姿の威儀者として護衛を実施する。また、大喪の礼皇族の葬儀の際には、儀礼服衣冠姿で出棺の列の護衛を実施する。

隊員は通常業務と警備隊業務を兼務しており、特別警備隊に入隊すると、警視庁第一機動隊において警備実施に関する教育と訓練を受け、実務能力を身につける。

特別警備隊員の一部は、要人警備などテロ対策のため機関けん銃H&K MP5)を装備して任にあたっている。なお、皇宮警察には2002年から機関けん銃が配備されていたが当時は公表していなかった。しかし、2004年4月、皇宮警察本部庁舎の拳銃の保管室において、同本部の警部が機関けん銃の収納作業中に誤って実弾1発を発射し外部に公表せざるを得なくなった[1](けが人はなし)。その後、2016年1月22日に開催された皇宮警察本部の年頭視閲式には、上掲の写真のとおり、特殊防弾衣を着用してMP5を携行した姿の特別警備隊が参加し、視閲を受けた。

出典編集

  1. ^ “皇宮警察でサブマシンガンの実弾を誤射”. 読売新聞. (2004年9月10日). オリジナルの2004年9月10日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20040910142348/http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20040910ic06.htm 2019年12月14日閲覧。 

関連項目編集

外部リンク編集