狐ヶ崎ヤングランド(きつねがさきヤングランド)は、かつて静岡県清水市(現・静岡市清水区)に存在した遊園地である。

狐ヶ崎ヤングランド
Kitsunegasaki Young Land
施設情報
愛称 ヤングランド
前身 狐ヶ崎遊園地
キャッチコピー 太陽と森のレジャーパーク[1]
管理運営 静岡鉄道株式会社
開園 1927年4月1日
閉園 1993年9月5日
所在地 424-0871
静岡県静岡市清水区上原1丁目6-16
テンプレートを表示
狐ヶ崎ヤングランドボウル
Kitsunegasaki Young Land Bowl
店舗概要
所在地 424-0871
静岡県静岡市清水区上原1丁目6-16 イオン清水店3階
開業日 1999年5月2日
正式名称 狐ヶ崎ヤングランドボウル
施設所有者 株式会社N&K
営業時間
  • 10:00 - 24:00(平日)
  • 9:00 - 25:00(土曜)
  • 9:00 - 24:00(日曜)
前身 狐ヶ崎ヤングランド
最寄駅 狐ヶ崎駅
外部リンク 狐ヶ崎ヤングランドボウル
テンプレートを表示

沿革 編集

  • 1926年10月31日 静岡電気鉄道(現・静岡鉄道)経営による「狐ヶ崎遊園地」仮開園[2]:78
  • 1927年4月1日 「狐ヶ崎遊園地」本開園。
  • 1927年11月25日 PRソングとして「ちゃっきり節」「狐音頭」を制作し公開。
  • 1967年10月16日 改装のため一時閉園。
  • 1968年6月8日 「狐ヶ崎ヤングランド」に改称し開園。
  • 1993年9月5日 施設の老朽化などに伴い閉園[1]ボウリング施設はジャスコ清水店建設開始まで存続)。
  • 1999年5月2日 跡地に建設されたジャスコ清水店(現:イオン清水店)内に「狐ヶ崎ヤングランドボウル」開業。

施設 編集

  • ジェットコースター
    • 南幹線の橋梁に接して乗降場があり、園内東側に環状の軌道が高架で敷かれていた。宙返り部などは存在しない。
  • プール(6月下旬から9月上旬にかけての夏季期間中)
    • 50 mプール、「流れるプール」、幼児用プールなどが存在。ゴムボートなどの貸出も実施されていた。
  • ウォータースライダー
  • スケート場(冬季)
    • 上記の50 mプールを上記のウォータースライダーの鉄塔に上端を固定した大型テントで覆い、スケートリンクに仕立てていた。近隣学校の行事として「スケート教室」などが実施されていた。冷媒としてフロンガスを使用していたことが同施設の命取りとなった。
  • スリラーハウス
  • サイクルモノレール
  • マッドマウス
    • 小型のジェットコースター
  • ボート
    • 隣接する上原堤を利用したもの
  • メリーゴーランド
  • ゲームコーナー
  • こども列車
  • 観覧車
    • 末期。規模も大きくなく、デパートなどの屋上に設置される程度の大きさ
  • ボウリング場
    • 「狐ヶ崎ヤングランドボウル」として閉園後も営業を続け、ジャスコ清水店建設中は休業したものの現在も営業
  • 聖一国師堂[3]
    • ジャスコ清水店開店時間内の昼間なら参詣可能
  • 潜水艦
    • 潜水艦に乗り込み水中を探検

このほか、廃止となった静岡鉄道駿遠線の客車を展示保存していたことがあったが、いつしか解体処分されている。

補足 編集

脚注 編集

  1. ^ a b c "追跡!ベスト8「美保さん懐かしの"狐ヶ崎ヤングランド"を追跡!」". 5時に夢中!. 11 November 2015. TOKYO MX。[出典無効]
  2. ^ 静岡市における人々の娯楽活動と娯楽施設の歴史社会学」(PDF)『紀要』第8巻、静岡英和学院大学、2020年12月9日閲覧 
  3. ^ 聖一国師 関係年譜”. 2020年12月9日閲覧。
  4. ^ ピエール瀧の少年時代が蘇る!?『狐ヶ崎ヤングランド』思い出バスツアー 2013年1月10日(木) 深夜0時20分~0時50分”. 静岡朝日テレビ. 2015年7月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年6月10日閲覧。

関連項目 編集