白川口駅
日本の岐阜県加茂郡白川町にある東海旅客鉄道の駅
白川口駅(しらかわぐちえき)は、岐阜県加茂郡白川町坂ノ東にある、東海旅客鉄道(JR東海)高山本線の駅である[1]。
白川口駅 | |
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![]() 駅舎外観(2021年12月) | |
しらかわぐち Shirakawaguchi | |
◄*上麻生 (9.9 km) (8.6 km) 下油井**► | |
所在地 | 岐阜県加茂郡白川町坂ノ東6988 |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | CG 高山本線 |
キロ程 | 53.1 km(岐阜起点) |
電報略号 | シラ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
180人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1926年(大正15年)3月15日[1] |
備考 | 簡易委託駅 |
特急「(ワイドビュー)ひだ」の一部が停車する。
歴史編集
駅構造編集
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅[1]。1・2番線をそれぞれ上下の本線としている。互いのホームは跨線橋で連絡している。
簡易委託化に伴い、駅舎内はリニューアル工事を行い、2009年頃のKIOSK閉店以来となる売店が事実上復活した(ただし、販売される商品は白川町の特産品などが中心で、一部の菓子パンや飲料、菓子が販売されている程度である)。また、駅前には新たに公衆トイレが設置された。
白川町が業務を受託する簡易委託駅[2]で、美濃太田駅が当駅を管理している。2012年3月31日までは東海交通事業の職員が業務を担当する業務委託駅で、みどりの窓口が設置されていた。
簡易委託化後もマルス端末は引き続き設置されているが、クレジットカードの利用やエクスプレス予約の受取ができないなど取り扱いに制限が加えられたため、みどりの窓口としての扱いから外れている。
のりば編集
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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1 | CG 高山本線 | 上り | 美濃太田・岐阜方面[注釈 1] | |
2 | 下り | 下呂・高山方面[注釈 1] | ||
3 | 下り | 下呂・高山方面 | 待避列車[注釈 2] | |
上り | 美濃太田・岐阜方面 | 待避・始発列車 |
利用状況編集
「岐阜県統計書」によると、1日平均の乗車人員は以下の通りである。
- 2005年度 - 322人
- 2007年度 - 297人
- 2008年度 - 267人
- 2009年度 - 253人
- 2010年度 - 230人
- 2011年度 - 218人
- 2012年度 - 199人
- 2013年度 - 192人
- 2014年度 - 184人
- 2015年度 - 186人
- 2016年度 - 203人
- 2017年度 - 182人
駅周辺編集
白川町の中心部とは飛騨川を挟んだ対岸にあたる坂ノ東地区に所在する。
バス路線編集
- 濃飛バス白川中央線、白川東白川線。
その他編集
当駅の所在地は岐阜県加茂郡白川町であり、同じ岐阜県内でも白川郷・五箇山の合掌造り集落で知られる大野郡白川村とは関係がない。白川町では美濃白川ブランドの浸透化を狙い、列車が当駅に到着した際には乗客に白川茶が配られる場合もある。
隣の駅編集
※当駅に一部が停車する特急「ひだ」の隣の停車駅は列車記事を参照のこと。