北海道道1148号札幌恵庭自転車道線

日本の北海道の道路

北海道道1148号札幌恵庭自転車道線(ほっかいどうどう1148ごう さっぽろえにわじてんしゃどうせん)は、北海道札幌市白石区北広島市を結ぶ一般道道である。自転車歩行者専用道路で、札幌市域は札幌市管理路線。

一般道道
北海道道1148号標識
北海道道1148号札幌恵庭自転車道線
地図
地図
路線延長 19.7 km
制定年 1997年平成9年)
起点 北海道札幌市白石区東札幌6条1丁目
終点 北海道北広島市中央6丁目
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路
旧起点(札幌市営地下鉄東西線東札幌駅付近)

概要 編集

通称は「札幌恵庭(北広島)自転車道路」。札幌市内では白石区区間を「白石こころーど」、厚別区区間を「陽だまりロード」、2004年(平成16年)に開通した北広島市区間は「エルフィンロード」と呼称される。北広島市中心部では「共栄広島通」・「メイプル通」の別名で呼ばれている。

以前は札幌市内では「白石サイクリングロード」と呼ばれていたが、「『サイクリングロード』という名前では自転車優先という印象が強い」等の意見を踏まえ、より歩行者も利用しやすく愛着を持ってもらえるよう、厚別区では2008年、白石区では2015年に公募により新たな愛称を決定した[1][2]

現在、開通区間の大部分は、1973年(昭和48年)に廃止された旧日本国有鉄道(国鉄)千歳線の跡地を転用したものである。JR北広島駅を少し過ぎた地点まで完成しており、起点側が道道滝野上野幌自転車道線に接続し、終点側はJR恵庭駅前まで延長する予定になっている。

路線は、北広島市内で千歳線と並走する。数か所を除き、車道との交差は、陸橋アンダーパスである。

路線データ 編集

現在
延伸計画予定
  • 起点:札幌市中央区北2条東20丁目
  • 終点:恵庭市
  • 総延長:31.8km

歴史 編集

  • 1997年平成9年)1月14日 - 札幌北広島自転車道線として路線認定[3]
  • 2004年(平成16年)2月17日 - 路線名を札幌恵庭自転車道線に変更[4]
  • 2004年(平成16年)10月16日 - 札幌市厚別区上野幌から北広島市共栄の間が開通。
  • 2008年(平成20年)2月16日 - 厚別区区間の愛称を公募により、「陽だまりロード」に制定[1]
  • 2015年(平成27年)1月30日 -「白石サイクリングロード」部分の愛称を公募により「白石こころーど」に制定。[2]

地理 編集

通過する自治体 編集

主な交差道路 編集

札幌市
北広島市

主な橋 編集

自転車施設 編集

  • 白石東公園サイクルパーク(白石区)
  • 厚別南公園自転車広場(厚別区)
  • 自転車の駅(北広島市)

その他 編集

  • 白石こころーど(旧・白石サイクリングロード)区間
  • エルフィンロード区間
    • 札幌市界から北広島市へ6.5kmの区間は、降雪季には歩くスキーコースとして整備されイベントも開催される。
    • エリア内では、鉄道標識をかたどった道路標識やJR北広島駅および東札幌からのキロ数表示がされている。

脚注 編集

  1. ^ a b 「陽だまりロード」に決定!”. 札幌市厚別区. 2010年7月9日閲覧。
  2. ^ a b 道道札幌恵庭自転車道線の新しい愛称「白石こころーど」について”. 札幌市白石区. 2015年3月10日閲覧。
  3. ^ 1997年北海道告示第89号
  4. ^ 2004年北海道告示第10114号

関連項目 編集

外部リンク 編集