Wikipedia

第36回日本カーリング選手権大会

日本カーリング選手権大会 > 第36回日本カーリング選手権大会

第36回日本カーリング選手権大会（だい36かいにほんカーリングせんしゅけんたいかい）は、2019年2月11日から17日まで北海道札幌市豊平区のどうぎんカーリングスタジアムで開催された日本カーリング選手権大会である。

第36回日本カーリング選手権
第36回日本カーリング選手権
基本情報
開催都市 北海道の旗 北海道札幌市
会場 どうぎんカーリングスタジアム
日程 2019年2月11日 - 2月17日
成績上位
男子
優勝 北海道の旗 北海道コンサドーレ札幌
 スキップ 松村雄太
 サード 清水徹郎
 セカンド 谷田康真
 リード 阿部晋也
 リザーブ 相田晃輔
準優勝 東京都の旗 チーム東京
3位 北海道の旗 札幌国際大学
女子
優勝 長野県の旗 中部電力カーリング部
 スキップ 中嶋星奈
 フォース 北澤育恵
 サード 松村千秋
 リード 石郷岡葉純
 リザーブ 清水絵美
準優勝 日本の旗 ロコ・ソラーレ
3位 北海道の旗 北海道銀行フォルティウス
« 2018
2020 »

概要 編集

今大会は開催地推薦枠がなくなり、前年度優勝チーム、2018年平昌オリンピック日本代表チーム（男子は前年度準優勝チーム[注釈 1]）、各ブロック予選（北海道、東北、関東、中部、西日本）を兼ねた大会で勝ち抜いた9チームが出場。
男子優勝チームは、2019年3月30日からカナダ・アルバータ州レスブリッジで開催される2019年世界男子カーリング選手権 、女子優勝チームは、2019年3月16日からデンマーク・シルケボーで開催される2019年世界女子カーリング選手権へ日本代表として出場する。
男子は北海道コンサドーレ札幌が初（前身の4REALを含む）、女子は中部電力カーリング部が2年ぶり6回目の優勝を飾った[1]。

形式 編集

  • ラウンドロビンは9チームによる総当り（リーグ戦）で行い、上位4チームにより決勝トーナメントを戦う。
  • 決勝トーナメントは、予選の1位から4位のチームでプレイオフシステム（ページシステム）にて優勝チームを決定。
  • ラウンドロビン及び決勝トーナメントは10エンド（シンキング持ち時間38分、チームタイムアウト1回）。
  • ラウンドロビンの順位は以下の順で決定する。
  1. 勝率
  2. 直接対決の勝敗
  3. DSC (Draw Shot Challenge)

男子 編集

参加チーム 編集

[2][3][4]

ブロック大会 枠 都道府県 チーム
前年度優勝 1   北海道 札幌国際大学
前年度準優勝 1   北海道 北海道コンサドーレ札幌
北海道選手権 3   北海道 名寄協会
  北海道 チーム松澤
  北海道 北見工業大学
東北選手権 1   青森県 チーム石村 [注釈 2]
関東選手権 1   東京都 チーム東京 [注釈 3]
中部選手権 1   長野県 長野県CA [注釈 4]
西日本選手権 1   京都府 京都CA
選手
チーム フォース サード セカンド リード リザーブ
  札幌国際大学 岩井真幸 青木豪 宿谷涼太郎[5] 鎌田渓 荻原功暉[注釈 5]
  北海道コンサドーレ札幌 松村雄太[7] 清水徹郎 谷田康真 阿部晋也 相田晃輔
  名寄協会 竹田直将[8] 板垣努 藤井恭介 長澤秀高 吉川和希
  チーム松澤 松澤知憲[9] 青山 豊 ペトロパブロブスキー・デニス 芥川佳祐 菅井一夫
  北見工業大学 鹿野大貴[10] 石田塁 木下航希 高田溪作 井坪嶺
  チーム石村 石村潤恩[11] 相馬史弥[12] 貝守元太 石村悠温 今千宏
  チーム東京 神田順平[13] 両角公佑 岩本晋也 橋本祥太朗 大谷拡夢
  長野県CA 松村勇人[14] 佐藤塁 西澤弦也 甲斐周 速水港
  京都CA 森田靖大[15] 安井克明 柚木広介 岡本真治 丸尾陽樹

※スキップは太字で表記

ラウンドロビン順位表 編集

[16]

備考
決勝トーナメント進出
順位 チーム 勝敗 得失点 エンド 正確性 対戦表
勝 敗 得 失 獲 落 空 盗 DSC 1 2 3 4 5 6 7 8 9
1 [注 1]   札幌国際大学 7 1 68 31 34 22 13 13 44.13 - ○ ○ ○ ○ × ○ ○ ○
2 [注 1]   北海道コンサドーレ札幌 7 1 61 26 30 22 14 7 24.67 × - ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
3 [注 2]   名寄協会 5 3 58 49 32 29 7 8 56.98 × × - × ○ ○ ○ ○ ○
4 [注 2]   チーム東京 5 3 59 40 33 26 11 8 57.45 × × ○ - × ○ ○ ○ ○
5 [注 2]   北見工業大学 5 3 54 46 31 27 16 9 68.61 × × × ○ - ○ ○ ○ ○
6   長野県CA 4 4 55 48 33 23 11 6 70.44 ○ × × × × - ○ ○ ○
7   チーム石村 2 6 40 64 26 31 9 6 56.92 × × × × × × - ○ ○
8   チーム松澤 1 7 30 70 25 34 7 3 97.11 × × × × × × × - ○
9   京都CA 1 8 26 77 19 39 6 3 94.64 × × × × × × × × -
注釈
  1. ^ a b 7勝1敗で並んだ2チームの直接対決の勝敗で決定
  2. ^ a b c 5勝3敗で並んだ3チーム内の勝敗は3すくみなので、DSCの平均距離が短い順に順位を決定

決勝トーナメント 編集

  プレーオフ 準決勝 決勝
                           
1    札幌国際大学 3  
2    北海道コンサドーレ札幌 11         2    北海道コンサドーレ札幌 6
      1    札幌国際大学 7   4    チーム東京 2
  4    チーム東京 8  
3    名寄協会 3
4    チーム東京 11  

1 vs 2 編集

2月16日 18:00

シートC 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 計
  北海道コンサドーレ札幌 3 1 0 4 1 0 0 2 X X 11
  札幌国際大学   0 0 2 0 0 0 1 0 X X 3

3 vs 4 編集

2月16日 18:00

シートE 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 計
  チーム東京 2 0 0 2 1 0 4 2 X X 11
  名寄協会   0 2 0 0 0 1 0 0 X X 3

準決勝 編集

2月17日 9:00

シートC 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 計
  札幌国際大学   0 1 1 0 1 0 2 0 0 2 0 7
  チーム東京 1 0 0 3 0 1 0 2 0 0 1 8

決勝 編集

2月17日 14:00

シートC 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 計
  チーム東京 0 0 1 0 0 0 0 1 0 X 2
  北海道コンサドーレ札幌   0 3 0 1 1 0 1 0 0 X 6

女子 編集

参加チーム 編集

[2][3][4]

ブロック大会 枠 都道府県 チーム
日本代表 1   日本 ロコ・ソラーレ
前年度優勝 1   山梨県 チーム富士急
北海道選手権 3   北海道 北海道銀行フォルティウス
  北海道 チーム札幌
  北海道 CP帯広
東北選手権 1   青森県 チームかわむら [注釈 6]
関東選手権 1   東京都 東京都協会 [注釈 7]
中部選手権 1   長野県 中部電力カーリング部
西日本選手権 1   京都府 チーム京都
選手
チーム フォース サード セカンド リード リザーブ
  ロコ・ソラーレ[17] 藤澤五月 吉田知那美 鈴木夕湖 吉田夕梨花
  チーム富士急 小穴桃里[18] 西室淳子 石垣真央 小谷有理沙 小谷優奈
  北海道銀行フォルティウス 吉村紗也香[19] 小野寺佳歩 近江谷杏菜 船山弓枝
  チーム札幌[20] 夏井坂真由 井川真里 古川珠妃 佐藤杏莉 安井涼音
  CP帯広[21] 後藤亜季 島絵梨子 伊藤詩菜 川平操子 新美ひより
 チームかわむら 川村和香羽[22] 鈴木香那子 三浦遥香 藤原心捺 田中美咲
  東京都協会[23][24] 倉光杏佳 南真由 菅原舞雪 鈴木彩希子 工藤楓[注釈 8]
  中部電力カーリング部 北澤育恵 松村千秋 中嶋星奈[26] 石郷岡葉純 清水絵美
  チーム京都[27] 辻美奈子 吉田有希 安丸真衣 後藤彩乃 辰段美和子

※スキップは太字で表記

ラウンドロビン順位表 編集

[16]

備考
決勝トーナメント進出
順位 チーム 勝敗 得失点 エンド 正確性 対戦表
勝 敗 得 失 獲 落 空 盗 DSC 1 2 3 4 5 6 7 8 9
1   中部電力カーリング部 8 0 67 34 37 25 10 10 36.31 - ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
2   ロコ・ソラーレ 7 1 67 25 36 23 9 16 59.48 × - ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
3   チーム富士急 6 2 69 28 37 21 9 16 71.67 × × - ○ ○ ○ ○ ○ ○
4   北海道銀行フォルティウス 5 3 66 39 35 25 8 11 49.42 × × × - ○ ○ ○ ○ ○
5 [注 1]   東京都協会 3 5 50 57 32 32 6 8 83.73 × × × × - ○ ○ × ○
6 [注 1]   チーム札幌 3 5 44 57 26 34 5 10 118.08 × × × × × - ○ ○ ○
7 [注 2]   CP帯広 2 6 39 56 29 34 5 9 84.74 × × × × × × - ○ ○
8 [注 2]   チームかわむら 2 6 46 62 27 38 6 7 71.19 × × × × ○ × × - ○
9   チーム京都 0 8 12 102 12 39 0 0 92.87 × × × × × × × × -
注釈
  1. ^ a b 3勝5敗で並んだ2チームの直接対決の勝敗で決定
  2. ^ a b 2勝6敗で並んだ2チームの直接対決の勝敗で決定

決勝トーナメント 編集

  プレーオフ 準決勝 決勝
                           
1    中部電力カーリング部 8  
2    ロコ・ソラーレ 5         1    中部電力カーリング部 11
      2    ロコ・ソラーレ 10   2    ロコ・ソラーレ 4
  4    北海道銀行フォルティウス 8  
3    チーム富士急 7
4    北海道銀行フォルティウス 9  

1 vs 2 編集

2月16日 18:00

シートB 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 計
  中部電力カーリング部   0 0 3 0 1 1 0 0 3 X 8
  ロコ・ソラーレ 1 0 0 2 0 0 2 0 0 X 5

3 vs 4 編集

2月16日 18:00

シートD 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 計
  北海道銀行フォルティウス 0 4 0 0 2 0 2 0 0 1 9
  チーム富士急   1 0 1 1 0 1 0 2 1 0 7

準決勝 編集

2月17日 9:00

シートC 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 計
  ロコ・ソラーレ   0 3 0 2 0 3 0 1 0 1 10
  北海道銀行フォルティウス 1 0 2 0 1 0 2 0 2 0 8

決勝 編集

2月17日 18:00

シートC 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 計
  ロコ・ソラーレ 0 2 0 1 0 0 0 1 X X 4
  中部電力カーリング部   2 0 1 0 4 3 1 0 X X 11

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 男子の平昌オリンピック代表チームであるSC軽井沢クラブは、メンバーの5名のうち4名が移籍、無所属になり解散した為、出場を辞退。ただし、残留メンバーは新チームを結成し、チーム名はそのまま使用している。
  2. ^ チーム名称の制限により、代表者名で出場。正式名称はレジェンド。
  3. ^ チーム名称の制限により、居住地域名で出場。正式名称は東京I.C.E.。
  4. ^ チーム名称の制限により、所属協会名で出場。正式名称はIgnites長野。
  5. ^ 途中欠場[6]
  6. ^ チーム名称の制限により、代表者名で出場。正式名称はCalfikio。
  7. ^ チーム名称の制限により、所属協会名で出場。正式名称はST Tokyo。
  8. ^ 欠場[25]

出典 編集

  1. ^ “第36回 全農 日本カーリング選手権大会 結果”. 公益社団法人 日本カーリング協会. 2019年2月17日閲覧。
  2. ^ a b “第36回 全農 日本カーリング選手権大会 出場チーム”. 公益社団法人 日本カーリング協会. 2019年1月30日閲覧。
  3. ^ a b "TEAMS | 第36回全農日本カーリング選手権大会". 札幌カーリング協会. 2019年. 2019年2月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月3日閲覧。
  4. ^ a b "出場全チーム紹介 | NHKカーリング日本選手権2019". NHK. 2019年. 2019年2月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月3日閲覧。
  5. ^ 札幌国際大学・インタビュー（２月１１日収録）. 日本カーリング協会. 2019年2月13日. YouTubeより2023年2月3日閲覧。
  6. ^ "札幌国際大学の選手プロフィール紹介 | NHKカーリング日本選手権2019". NHK. 2019年. 2019年2月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月3日閲覧。
  7. ^ コンサドーレ・インタビュー（２月１１日収録）. 日本カーリング協会. 2019年2月11日. YouTubeより2023年2月3日閲覧。
  8. ^ 名寄協会・インタビュー（２月１１日収録）. 日本カーリング協会. 2019年2月13日. YouTubeより2023年2月3日閲覧。
  9. ^ チーム松澤・インタビュー（２月１１日収録）. 日本カーリング協会. 2019年2月13日. YouTubeより2023年2月3日閲覧。
  10. ^ 北見工業大学・インタビュー（２月１１日収録）. 日本カーリング協会. 2019年2月13日. YouTubeより2023年2月3日閲覧。
  11. ^ 競技１３　札幌国際大学 vs. チーム石村（第36回 全農 日本カーリング選手権大会 ）. 日本カーリング協会. 2019年2月15日. YouTubeより2023年2月3日閲覧。
  12. ^ チーム石村・インタビュー（２月１１日収録）. 日本カーリング協会. 2019年2月11日. YouTubeより2023年2月3日閲覧。
  13. ^ チーム東京・インタビュー（２月１１日収録）. 日本カーリング協会. 2019年2月11日. YouTubeより2023年2月3日閲覧。
  14. ^ 長野県ＣＡ・インタビュー（２月１１日）. 日本カーリング協会. 2019年2月13日. YouTubeより2023年2月3日閲覧。
  15. ^ 京都ＣＡ・インタビュー（２月１１日収録）. 日本カーリング協会. 2019年2月11日. YouTubeより2023年2月3日閲覧。
  16. ^ a b “予選対戦成績≪公式記録≫” (PDF). 札幌カーリング協会. 2019年2月16日閲覧。
  17. ^ ＬＯＣＯ ＳＯＬＡＲＥ・インタビュー（２月１１日収録）. 日本カーリング協会. 2019年2月13日. YouTubeより2023年2月3日閲覧。
  18. ^ 富士急・インタビュー（２月１１日収録）. 日本カーリング協会. 2019年2月13日. YouTubeより2023年2月3日閲覧。
  19. ^ 北海道銀行・インタビュー（２月１１日収録）. 日本カーリング協会. 2019年2月13日. YouTubeより2023年2月3日閲覧。
  20. ^ チーム札幌・インタビュー（２月１１日収録）. 日本カーリング協会. 2019年2月12日. YouTubeより2023年2月3日閲覧。
  21. ^ ＣＰ帯広・インタビュー（２月１１日収録）. 日本カーリング協会. 2019年2月12日. YouTubeより2023年2月3日閲覧。
  22. ^ チームかわむら・インタビュー（２月１１日収録）. 日本カーリング協会. 2019年2月13日. YouTubeより2023年2月3日閲覧。
  23. ^ "東京都協会の選手プロフィール紹介 | NHKカーリング日本選手権2019". NHK. 2019年. 2019年2月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月3日閲覧。
  24. ^ 東京都協会・インタビュー（２月１１日収録）. 日本カーリング協会. 2019年2月13日. YouTubeより2023年2月3日閲覧。
  25. ^ "応援してくださる皆様へのお知らせ | しゅがとげブログ". Ameba Ownd. 2019年2月11日. 2023年2月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月3日閲覧。
  26. ^ 中部電力・インタビュー（２月１１日収録）. 日本カーリング協会. 2019年2月13日. YouTubeより2023年2月3日閲覧。
  27. ^ チーム京都・インタビュー（２月１１日収録）. 日本カーリング協会. 2019年2月13日. YouTubeより2023年2月3日閲覧。

外部リンク 編集

 

この項目は、スポーツに関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（プロジェクト:スポーツ／Portal:スポーツ）。

「https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=第36回日本カーリング選手権大会&oldid=98488100」から取得