築秋雄(ちく あきお)は、日本のシンガーソングライター

築秋雄
生誕 (1966-12-20) 1966年12月20日(57歳)
出身地 日本の旗 日本鹿児島県名瀬市(現奄美市
ジャンル フォーク・ソングJ-POP
職業 シンガーソングライター
担当楽器 ボーカルアコースティック・ギターハーモニカ
活動期間 2005年 -
レーベル ULYSSES
公式サイト ULYSSES RECORDS

概要 編集

鹿児島県奄美大島名瀬市(現奄美市)出身の、アコースティック・ギターの弾き語りを得意とするシンガーソングライター。

硬い会社員の家庭に育ち、小学校低学年は鹿児島市で暮らした。中学生の時、ビートルズに影響を受けて曲作りを始める。奄美大島の高校を卒業した後に上京。約10年間詩作、作曲をした後、28歳でアコースティック・ギターを持ち、武蔵野市吉祥寺などの路上で歌い始める。

2000年より吉祥寺ライブハウス曼荼羅などを拠点にライブ活動を本格化。2008年から奄美シマ唄稲すり節」をアレンジした「INISURI」、「朝花節」をモチーフにした「ASABANA ROCK」をギターを使った、リズミカルなポピュラーアレンジで歌い、独特の世界観を表現する。また、2010年に愛用のギターとちぢんを持って訪れたヨーロッパで感銘を受けた出来事や風景も歌っている。

現在は東京を拠点に、都内のライブハウス数箇所で定期的にライブを行っているほか、九州関西などでもライブを行っている。

略歴 編集

ディスコグラフィ 編集

アルバム 編集

  • 『The Return of Ulysses』(Akio Chiku & ALBATROSS)(2005年12月5日発売、2011年8月24日再発売、ULYSSES URCD-1001)
  1. やってみろよ!
  2. 自由の歌
  3. もう一人の俺
  4. 14歳の詩
    * 2006年荻窪BOXINGLEE'S CAFEで開催のポエトリー・リーディング・イベント「Free Song, Free Speaking」テーマソング
  5. アルバトロス
  6. 沈む東京
  7. オリーブの園で
  8. 君のために歌をつくったのさ。
  9. ユリシーズの帰還
  10. きこえるかい?
  • 『ダイナマイト!』(2008年7月13日発売、2011年8月24日再発売、ULYSSES URCD-1003)
  1. エーリュシオンの野へ
  2. 知りたいだけさ
  3. ダイナマイト!
  4. エヴァンジェリンの哀歌
  5. 無意識はいつも幸福を求めている
  6. 晒し者
  7. ASABANA ROCK
  8. 愚かな偶像崇拝者の告白
  9. GLORY DAY
  10. 最後の夜は…
  11. INISURI
  • 『ロストジェネレーション (立ち上がれ!)〜ワイド節』(2011年8月24日発売、ULYSSES URCD-1004)
  1. 無知の涙
  2. ワイド節
  3. 自由の歌 2011
  4. ロスト・ジェネレーション(立ち上がれ!)
  5. ロスト・ジェネレーション(立ち上がれ!)〜Back track
  6. ワイド節〜Back track
  • 『希望の翼〜Wings of Hope〜』築秋雄 & アルバトロス(2013年7月4日発売、ULYSSES URCD-1005)
  1. 大事なことは一つだけ
  2. To You
  3. ポップソング
  4. 感覚(Sensation)
  5. ロスト・ジェネレーション(立ち上がれ!)
  6. Chijyurya-hama(千鳥浜)
  7. 君が生まれた日
  8. ヤチャボー
  9. 希望の翼
  10. 遠い旅路
  11. 傷だらけのダイヤモンドリング
  12. インディペンデンス・デイ

シングル 編集

  • 『ASABANA ROCK』(2011年8月24日発売、ULYSSES URCD-1002)
  1. ASABANA ROCK(シングルミックス・ロングバージョン)
  2. INISURI (シングルミックス・アコースティックバージョン)
  3. ASABANA ROCK(Back Track)
  4. INISURI(Back Track)

DVD 編集

  • 『DYNAMITE! LIVE '08.09.13』(2009年1月25日、ULYSSES URDVD-1001)
2008年9月13日に吉祥寺のLIVE HOUSE 曼荼羅で開催したセカンド・ワンマンライブを収録。

脚注 編集

  1. ^ 「シンガーソングライター築さん〜[名瀬出身]初アルバムをリリース」『南日本新聞』、2005年12月23日、鹿児島、南日本新聞社
  2. ^ 「若者の心情ストレートに〜初アルバムを発売 名瀬市出身・築さん」『南海日日新聞』、2005年12月27日、名瀬、南海日日新聞社
  3. ^ 「初のアルバムが完成〜名瀬市出身の築秋雄さん」『大島新聞』、2006年1月1日、名瀬、大島新聞社
  4. ^ 藤田正、「「自由」に深い説得〜The Return Of Ulysses」『週刊金曜日』No.595、2006年2月24日、東京、株式会社金曜日
  5. ^ 「「詩の世界感じて」名瀬市出身 築秋雄さん初ライブ」『大島新聞』、2006年1月22日、名瀬、大島新聞社
  6. ^ 「熱いステージで魅了 築秋雄さん群島ツアー」『南海日日新聞』、2015年7月13日、奄美、南海日日新聞社
  7. ^ 築さん楽曲、ネット番組に採用(『南海日日新聞』2017年7月28日)”. 南海日日新聞社 (2017年7月28日). 2017年11月26日閲覧。

外部リンク 編集

関連項目 編集