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牧岡奈美(まきおか なみ、1983年10月8日 - )は、日本の民謡歌手、ポップス歌手。奄美シマ唄唄者で、ラジオパーソナリティや奄美観光大使も務める。

牧岡奈美
別名 マキオカナミ
生誕 (1983-10-08) 1983年10月8日(36歳)
出身地 日本の旗 日本鹿児島県喜界町
学歴 奄美看護福祉専門学校
ジャンル 民謡シマ唄J-POP
職業 歌手
担当楽器 三味線ボーカルピアノアルトサックス
活動期間 1997年 -
レーベル セントラル楽器JABARA、play music records

概要編集

鹿児島県喜界島出身の奄美シマ唄の歌手(唄者)である。幼い頃からピアノを習っていたが、地元の八月踊りで唄者を務めていた祖母盛スミ子の唄に伴奏を付けるべく、小学3年生から地元の安田宝英(やすだたかひで)三味線教室に通い始め、才能を開花[1]奄美大島南部瀬戸内町に伝わるヒギャ唄の歌い方を習いながらも、独特のスタイルを身につけた。中学生からは鹿児島県民謡王座選手権に連続優勝するなどの実力を見せ、2001年にはシマ唄コンテストで最も栄誉ある奄美民謡大賞の大賞を受賞した。10代での大賞受賞は1995年元ちとせ以来の快挙であった。

1997年喜界町立第一中学校2年在学中にJABARAレコードの『あさばな 奄美しまうた紀行』に唄者として参加、2001年には『うふくんでーた』でソロ・デビュー。本アルバムは正調の島唄を納めている。

2005年6月にリリースされたセカンド・アルバム『南柯 Nanka』では、敢えて三味線を全く使用しない洋楽器のみの伴奏でシマ唄を歌い、斬新さと表現力豊かなヴォーカルで高い評価を受けた。2007年のサードアルバム『ツツルシマ』でも洋楽器の伴奏で歌っている。譜面もほとんどなしという即興演奏で収録したという。本作品では、喜界島八月踊り唄を2曲史上初めて収録。タイトルは祖母の出身地である喜界島南端にある上嘉鉄集落の旧称。

奄美大島奄美看護福祉専門学校で音楽教員を務めながらCD製作などの音楽活動をした後、2008年からは東京に拠点を移し、ライブハウス奄美料理店、百貨店物産展のイベント、郷友会行事などでシマ唄やオリジナル曲を披露している。

2013年7月12日には西麻布のライブハウスで行われたライブで、奄美出身の我那覇美奈城南海とともに臨時ユニット「みなみなみなみ」を結成[2][3]、その後も奄美関連のライブやラジオ番組で3人でシマ唄などを歌っている。

以前より自作曲をピアノ弾き語りで歌うこともあったが、2014年3月にはNPO法人オーガニックアイランド喜界島が制作したミニアルバムで、ポップスを歌い、活動領域を広げた[4]。2015年3月には、シタール奏者の伊藤公朗、伊藤快の親子と「奈美HEY!BAND」を結成。インドの楽器をフィーチャーして奄美を歌った「島においでよ」を発表。

2016年4月から1年間東京都江東区レインボータウンFMで『Synchronize to Amami』(日曜日15時30分から16時、USTREAM同時配信)を担当、その後2017年末まで『奄美へシンクロせよ!』の喜界島担当としてレギュラー出演した。

2017年にはクラウドファンディングで製作したアルバム『唄い紡ぐ』と『ウタイツムグ』を同時発表、師匠の安田宝英が1983年に作った「喜界やよい島」も音源化された。11月12日にはアルバム発売を記念して奄美市で「牧岡奈美・凱旋スペシャルLIVE in 奄美」を開催、ステージで一般社団法人あまみ大島観光物産連盟から奄美観光大使の委嘱を受けた[5]

略歴編集

ディスコグラフィ編集

ソロアルバム編集

  • 1998年『牧岡奈美 選曲集 胸に迫るなつかしい唄声』(セントラル楽器 C-9)
    1. 朝花節
    2. 黒だんど節
    3. らんかん橋節
    4. いそ加那節
    5. 俊金節
    6. 曲りょ高頂節
    7. 諸鈍長浜節
    8. 長雲節
    9. 豊年節(唄・囃子・太鼓:武利奈子
    10. 塩道長浜節(唄・囃子・太鼓:武利奈子)
    11. 一切朝花(三味線・太鼓:安田宝英)
    12. 俊良主節
    13. 行きゅんにゃ加那節
    14. むちゃ加那節
    15. 雨ぐるみ節
    16. かんつめ節
    17. ヨイスラ節
    18. 糸繰り節
    19. 嘉徳なべ加那節
    20. 仕事唄(イトゥ)
  • 2007年5月13日 『シツルシマ』(JABARA JAB-39)
    1. 曲がりょ高頂
    2. あさばな
    3. 正月着物(しょうがつぎん)
    4. 行きょうれ
    5. らんかん橋
    6. 花染
    7. 厄介なほめやべー
    8. 嘉徳なべ加那
    9. やんぐらさー
    10. 稲摺り節
    11. 側家戸節
    12. 豊年節
    13. 船ぬ高艫(ふにぬたかども)
  • 2017年11月3日 『ウタイツムグ』(play music records PPMR-0003)
    1. 南ぬ島 〜へェぬカディ〜(作詞:牧岡奈美、作曲:nao
    2. 花道(作詞:結花乃、作曲:nao)
    3. すべての人へ(作詞、作曲:牧岡奈美)
    4. 謳歌 〜手紙〜(作詞:牧岡奈美、作曲:nao)
    5. 南ぬ島 〜へェぬカディ〜(Instrumental)
    6. 花道(Instrumental)

シングル編集

  • 2014年3月『喜界島のワルツ』(NPO法人オーガニックアイランド喜界島)
    1. オーガニックアイランド喜界島(作詞、作曲:NPO法人オーガニックアイランド喜界島、編曲:タナカアツシ
    2. 君がいる喜界島(作詞、作曲:NPO法人オーガニックアイランド喜界島、編曲:タナカアツシ
    3. オーガニックアイランド喜界島(カラオケ)
    4. 君がいる喜界島(カラオケ)

参加作品編集

コンピレーション・アルバム編集

脚注編集

  1. ^ 「喜界島出身の唄者・牧岡奈美」『奄美新聞』2003年1月9日、奄美市、奄美新聞社
  2. ^ 「『みなみなみなみ』初ライブ 笑顔と熱気に」『奄美新聞』、2013年7月14日、奄美新聞社 [1]
  3. ^ 「『みなみなみなみ』とスティーブ・エトウ、島を語る」『季刊リトケイ』2013年WINTER、2013年、離島経済新聞社 [2]
  4. ^ 株式会社風と光 (2014年). “音楽CD「喜界島のワルツ」新発売” (日本語). 株式会社風と光. 2015年1月17日閲覧。
  5. ^ a b c 牧岡奈美さん観光大使(『奄美新聞』2017年11月14日)” (日本語). 奄美新聞社 (2017年11月13日). 2017年12月10日閲覧。
  6. ^ 牧岡奈美ブログ 唄神” (日本語). 牧岡奈美 (2010年10月10日). 2013年11月10日閲覧。
  7. ^ プロダクツ KUSAMAKURA くさまくら” (日本語). 株式会社ラミュゼ. 2017年12月10日閲覧。

外部リンク編集

関連項目編集

  • マブリ - 関東でよくジョイントライブを行っているシマ唄ユニット。