粒すけ(つぶすけ)は、日本イネの品種名および銘柄名である。2019年千葉県農林総合研究センターが育成した良食味短稈・耐倒伏性で、中生の水稲新品種。名称は公募で「自分の子どものように愛着をもってもらいたい」という意味である[1][2][3]

粒すけ
イネ属 Oryza
イネ O. sativa
交配 左系181×コシヒカリ
亜種 ジャポニカ O. s. subsp. japonica
品種 粒すけ
開発 千葉県農林総合研究センター
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概要 編集

コシヒカリとは、出穂期・成熟期は同時期。収量性に優れ・大粒で良食味・倒伏しにくい。

  • 父親「左系181」×母親「コシヒカリ」
  • 品種登録出願公表:2019年(令和元年)3月22日
  • 品種登録出願番号:33604
  • 商標登録:令和元年5月10日
  • 商標登録番号:6142137
  • 交配系譜[4]
千葉15号
 
ふさおとめ[5]
 
農林22号
 
農林1号
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
左系181
 
 
 
 
 
 
コシヒカリ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
粒すけ

脚注 編集

  1. ^ コメの新品種愛称決定について”. 千葉県. 2020年1月17日閲覧。
  2. ^ 県育成米新品種「粒すけ」について”. 千葉県. 2020年1月17日閲覧。
  3. ^ 新品種米は「粒すけ」 千葉県13年かけて開発 来年デビュー、飲食店でもPR”. 千葉日報 (2019年7月6日). 2020年1月17日閲覧。
  4. ^ サンショクかわら版”. 三多摩食糧卸協同組合. 2020年1月17日閲覧。
  5. ^ 「ふさおとめ」の栽培暦”. 千葉県・千葉米改良協会. 2020年1月17日閲覧。

関連項目 編集

千葉県主要銘柄(2023年時点)

外部リンク 編集