脇本駅
秋田県男鹿市脇本にある東日本旅客鉄道の駅
脇本駅(わきもとえき)は、秋田県男鹿市脇本字
脇本駅 | |
---|---|
駅舎(2018年5月) | |
わきもと Wakimoto | |
◄船越 (4.0 km) (4.8 km) 羽立► | |
所在地 | 秋田県男鹿市脇本字曲田13-2 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■男鹿線 |
キロ程 |
18.9 km(追分起点) 秋田から31.9 km |
電報略号 | ワモ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
205人/日(降車客含まず) -2009年- |
開業年月日 | 1914年(大正3年)11月8日[1] |
備考 | 無人駅(乗車駅証明書発行機 有) |
歴史 編集
以前は石油資源開発専用線が接続し、そこに申川油田からパイプラインが繋がっていた。日本国内唯一(廃止時)の原油輸送が当駅 - 船川港駅間で行われていたが、2001年にタンクローリー輸送へ切替えられ廃止された。
1914年(大正3年)開設以来の平屋建て木造駅舎が100年以上に渡って使用されて来たが、老朽化に伴い2016年(平成28年)9月23日より建替え工事が始まり、9月28日から仮駅舎での営業となっている[2]。新駅舎は寒風山をイメージした木造平屋建て9.8㎡となり、同年11月29日より新駅舎が使用開始された[3]。
年表 編集
- 1914年(大正3年)11月8日:鉄道院船川軽便線(現・男鹿線)の駅として開設[1]。当時は南秋田郡脇本村に所在。
- 1968年(昭和43年)4月1日:線路名称改定。船川線が男鹿線へ改称、同線の駅となる[1]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東日本・JR貨物の駅となる[1]。
- 2001年(平成13年)3月30日:この日限りで原油輸送廃止[4]。
- 2002年(平成14年)1月1日:JR貨物の駅が廃止、貨物取扱全廃。
- 2011年(平成23年)4月1日:終日無人駅化。
- 2016年(平成28年)
- 2018年(平成30年)5月12日:男鹿駅業務委託駅化に伴い、土崎駅管理下となる。
- 2023年(令和5年)5月27日:ICカード「Suica」が利用可能となる[5][6]。
駅構造 編集
島式ホーム1面2線を有する列車交換可能な地上駅。駅舎とホーム間は構内踏切で連絡している。
1914年(大正3年)に開業した当時からの木造平屋駅舎約120㎡がそのまま使用されているが、駅を管轄するJR東日本秋田支社では建替えを発表、[7] 2017年現在、建て替えが完了している。
土崎駅管理の無人駅。簡易Suica改札機が設置されている[5]。2011年3月31日までは簡易委託駅(男鹿市受託、乗車券販売は平日のみ)であった。
のりば 編集
- ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、548頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b c 『男鹿線 脇本駅舎を改築します』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道秋田支社、2016年9月27日。 オリジナルの2020年5月17日時点におけるアーカイブ 。2016年9月28日閲覧。
- ^ a b 『男鹿線 脇本駅は間もなく完成です!』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道秋田支社、2016年11月22日。 オリジナルの2020年5月17日時点におけるアーカイブ 。2016年12月12日閲覧。
- ^ 『JR男鹿線の申川原油列車 42年の歴史に幕』平成13年3月31日読売新聞朝刊32面秋田
- ^ a b 『2023年5月27日(土)北東北3エリアでSuicaがデビューします!』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道盛岡支社・秋田支社、2022年12月12日。 オリジナルの2022年12月12日時点におけるアーカイブ 。2022年12月12日閲覧。
- ^ 『北東北3県におけるSuicaご利用エリアの拡大について 〜2023年春以降、青森・岩手・秋田の各エリアでSuicaをご利用いただけるようになります〜』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2021年4月6日。 オリジナルの2021年4月6日時点におけるアーカイブ 。2021年4月6日閲覧。
- ^ “築102年、脇本駅舎を建て替え 新駅舎は寒風山イメージ”. 秋田魁新報 (2016年9月28日). 2016年9月28日閲覧。
利用状況 編集
関連項目 編集
外部リンク 編集
- 駅の情報(脇本駅):JR東日本