ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ

日本のメディアミックス作品、『ラブライブ!シリーズ』第5作
葉山風花から転送)
ラブライブ!シリーズ > ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ

ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ』(ラブライブ!はすのそらじょがくいんスクールアイドルクラブ)は、バンダイナムコフィルムワークスサンライズ)、バンダイナムコミュージックライブランティス)、KADOKAWAアスキー・メディアワークス)の3者によるプロジェクト「ラブライブ!シリーズ」の第5作。

ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ
ジャンル アイドル学園青春音楽
ゲーム:Link!Like!ラブライブ!
ゲームジャンル 新感覚!ミュージカルカードゲーム
対応機種 iOS / Android
ゲームエンジン Unity
販売元 オッドナンバー
開発・発売元 Fes×LIVE
パルス、THINKR、ライノスタジオ
バーチャル照明
ハンズオン・エンタテインメント
SLOTH MUSIC、サンフォニックス
With×MEETS
トルフェア、萩原猛、バルス
川岸殴魚、更伊俊介
ADV
パルス、COCO、テコテック
監督 舞台監督
THINKR、MOMOX、MusicGate
プロデューサー 神宮前炯(エグゼクティブ)
藤本義裕
佐藤一樹(総合)
ディレクター 丸茂雄大(Fes×LIVE)
パルス(With×MEETS)
上野文寛(ADV制作)
キャラクターデザイン 飯塚晴子
プロジェクト起案・原案 矢立肇(原作)
公野櫻子(原案)
シナリオ サンライズみかみてれん
藍藤唯、萩原猛、矢野俊策
音楽 ファイブエイス藤澤慶昌
三好啓太、ATTIC INC.
メディア ダウンロード
プレイ人数 1人
稼動時期 日本の旗 2023年5月20日 -
その他 アイテム課金:あり
漫画:りんく!らいふ!ラブライブ!
原作・原案など -
作画 珠月まや
出版社 -
掲載サイト 公式X、リンクラ
発表期間 2023年2月18日 -
漫画:ラブライブ!flowers*
-蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ-
原作・原案など 矢立肇(原作)
公野櫻子(原案)
田中天(制作協力)
作画 つむみ
出版社 集英社
掲載誌 ウルトラジャンプ
発表号 2023年12月特大号 -
発表期間 2023年11月17日 -
テンプレート - ノート
プロジェクト ゲーム漫画
ポータル ゲーム漫画

概要 編集

石川県金沢市にある架空の高校・私立蓮ノ空女学院を舞台に活動するスクールアイドルたち「蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ」を主人公としている。

スマートフォンアプリ『Link!Like!ラブライブ!』およびYouTubeをプラットフォームとして、キャラクターおよび担当声優による動画配信や、カードゲーム、雑誌展開や楽曲展開などを行なう[1]。スクールカレンダーとのリアルタイム連動を掲げており、作品内でも現実と同じ時間が経過してゆくシステムを取っている。

ラブライブ!シリーズの過去作品と同じく原作:矢立肇、原案:公野櫻子がクレジットされているが、メインスタッフは一新されている。

2022年に「バーチャルスクールアイドル」として発表され、当初は2022年秋に活動開始予定とされていた[2]。2022年10月にはプロジェクト名が「蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ」であることが発表され、またプラットフォームアプリの名称を公募が行われた[3]

あらすじ 編集

「花咲きたい」という目標を持って、伝統校・蓮ノ空女学院に103期生として入学した日野下花帆は、2年生の乙宗梢に誘われ、スクールアイドルクラブに入部し、梢とユニット「スリーズブーケ」を結成する。

同じく1年生の村野さやかと2年生の夕霧綴理による「DOLLCHESTRA」、1年生の大沢瑠璃乃と2年生の藤島慈による「みらくらぱーく!」と、3ユニットを擁するスクールアイドルクラブは、スクールアイドルの全国大会「ラブライブ!」での優勝を目指し、日々活動に励む。

登場人物 編集

現実世界の時間経過に合わせて進行し、キャラクターが進級・加齢する。

蓮ノ空女学院 編集

石川県金沢市の山奥にある全寮制の女子高校。創立100年を数える伝統校であり、学問と芸術を重視した校風で知られる。校外活動には学校の許可が必要、金沢駅へのシャトルバスは週に1回しかないなど、生徒の校外への出入りは非常に厳しい。

ストーリーは103期生が入学する時点から開始する(102期生=2年生、101期生=3年生)。2024年4月からは104期生が入学し、102期生・103期生は一学年進級している(102期生=3年生、103期生=2年生、104期生=1年生)。

蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ 編集

蓮ノ空女学院における、スクールアイドル活動を目的とした部活動。十数年前に設立された「芸楽部」という部活動を前身に、世間でスクールアイドルが流行したことを機に、現在の名前と目的に変更され、現在に至る。全国大会「ラブライブ!」での優勝経験もある。

メンバーそれぞれが2名ずつのユニットを結成し、ユニット単位での活動を主体としてスクールアイドル活動を行なうという伝統[注釈 1]があり、各ユニットごとに楽曲や衣装が受け継がれている。

日野下 花帆(ひのした かほ)
声 - 楡井希実
「スリーズブーケ」のメンバー。103期生。
「花咲きたい」という目標を胸に、長野県から、母の母校である蓮ノ空女学院へと入学してきた。幼少期は頻繁に入院するほど病弱だったため、完治後も心配性の両親から様々な活動制限を受けていた。自由を夢見て蓮ノ空に入学したが、実家暮らし以上に厳しい校則に絶望。一時は転校まで考えるも、梢やスクールアイドルクラブとの出会いで考え直し、学院での生活を決意する。実家は花卉農家を営んでいる。
村野 さやか(むらの さやか)
声 - 野中ここな
「DOLLCHESTRA」のメンバー。103期生。
姉の影響で幼い頃からフィギュアスケートを習っている。フィギュアスケートのスランプに陥り、それを解消するための新しい刺激としてスクールアイドルの活動を始める。真面目かつ誠実であり、パートナーの綴理の独特な言動に戸惑いながらも理解しようと努力している。
乙宗 梢(おとむね こずえ)
声 - 花宮初奈
「スリーズブーケ」のメンバー。102期生。スクールアイドルクラブの部長。
音楽一家の生まれで、幼い頃より多数の楽器に触れて来た。将来は音楽家となることを待望されていたが、憧れのスクールアイドルになるために、家族を説得してラブライブ!優勝経験のある蓮ノ空女学院へとやってきた。完璧に見えて、絵画や機械の扱いが苦手な一面があるが、本人は自覚がない。
夕霧 綴理(ゆうぎり つづり)
声 - 佐々木琴子
「DOLLCHESTRA」のメンバー。102期生。
ぼーっとした性格で、独特の会話のセンスを持つ。ステージ上では卓越したパフォーマンスを見せるが、不思議な雰囲気などから周囲からは近寄り難い天才と思われている。しかし本人は寂しがりやでもあり、人懐っこいところもある。
大沢 瑠璃乃(おおさわ るりの)
声 - 菅叶和
「みらくらぱーく!」のメンバー。103期生。
慈とは小学生の頃の幼馴染。カリフォルニアへと2年ほど留学していたが、慈とスクールアイドル活動をするために、夏休みの直前頃に蓮ノ空女学院へと編入して来た。
明るく元気で、誰とでも仲良くなれる性格。しかし周囲に対して非常に気を遣う性格でもあり、それに体力を使いすぎると「充電切れ」になってしまう。充電が切れると一気にダウナーな性格となり、人前から逃げてしまうようになる。学業はそれなりだが、英会話はあまりうまくない。
藤島 慈(ふじしま めぐみ)
声 - 月音こな
「みらくらぱーく!」のメンバー。102期生。
小学生の頃からタレント活動を行なっており、自身が可愛く見られるように努力をしている。ただし興味のないことには一切の関心がないため、勉強が苦手であり、成績は振るっていない。
スクールアイドルクラブには1年生の頃から所属していたが、ラブライブ!出場前の文化祭ステージで負傷。怪我は治ったものの、それがトラウマとなり、ステージでのパフォーマンスが出来なくなったため休部していた。幼馴染の瑠璃乃の言葉と行動によりトラウマを払拭し、活動を再開する。
スクコネとは別に、個人の配信チャンネル「ハロめぐチャンネル」を運営している。「ハロめぐー!」「バイめぐー!」などの挨拶がある。
百生 吟子(ももせ ぎんこ)
声 - 櫻井陽菜
「スリーズブーケ」のメンバー。104期生。
加賀縫いを生業とする家系に生まれた、伝統工芸をこよなく愛する女の子。祖母が蓮ノ空女学院芸学部のOGであることから、スクールアイドルクラブに入部することを夢見て入学した。
生真面目な性格で、友人があまりいなかったこともあり、同年代の人との接し方に慣れていない。
普段着として和服(着物)を愛用している。
徒町 小鈴(かちまち こすず)
声 - 葉山風花
「DOLLCHESTRA」のメンバー。104期生。
福井県敦賀市周辺の漁師の家に生まれた、大家族の末っ子。スクールアイドルクラブで活躍するさやかに憧れて、蓮ノ空女学院に入学した。
一人称は「徒町」で、純粋な性格をしている。得意なことは何もなく、自分を卑下することもあるが、それゆえに色々なことにチャレンジする前向きな行動力を持っている。
安養寺 姫芽(あんようじ ひめ)
声 - 来栖りん
「みらくらぱーく!」のメンバー。104期生。
学生大会での優勝経験もある生粋のゲーマーで、eスポーツの一芸で蓮ノ空に入学した。何もやることがなかった時期に偶然みらくらぱーく!の活動を見たことから、彼女たちに憧れた。
ゲーマーとしては「ツマヨウ寺」の名前で実況配信をしていたこともあり、トークに関しては一日の長がある。一方で、みらくらぱーく!に対してはメンバーとしての自覚よりファン心理が勝ってしまい、おどおどしてしまう。

学校関係者 編集

大賀美 沙知(おおがみ さち)
声 - 小原好美
蓮ノ空女学院の生徒会長。101期生。学院理事長の孫。
過去にスクールアイドルクラブに所属していたが、学院経営陣の一派が生徒の自由を規制しようとしたため、生徒会長になるべく2年生(102期)の秋頃に引退した[注釈 2]。そのため、102期生の3人とは大なり小なりわだかまりがあったが、103期生の行動もあって解消した。後輩である6人、そして学院の生徒たちをあたたかく見守り、彼女たちの学生生活を実りあるものにするため、規制派との戦いに尽力。103期の終わりとともに、スクールアイドルクラブの面々に見送られ、学院を卒業した。
えな、びわこ、しいな
声 - 前田玲奈(えな)、飯田ヒカル(びわこ)、月城莉奈(しいな)
花帆とさやかのクラスメートの103期生。花帆と同様に蓮ノ空の環境に青春を諦めていたが、頑張る花帆の姿を見て勇気をもらい、花帆たちを応援するようになる。その後、自身たちも頑張るために合唱部へと入部している。
寮母
声 - 大久保ちか
学生寮の寮母。

スクールアイドルクラブの親族・関係者 編集

花帆の母
声 - 松井菜桜子
花帆の母。蓮ノ空女学院の卒業生。
日野下 ふたば、日野下 みのり
声 - 宮村蒼(ふたば)、梅岡希(みのり)
花帆の妹。双子。
村野 つかさ
声 - 豊田萌絵
さやかの姉。将来を有望されたフィギュアスケーターであったが、怪我により引退。そのことがショックで一時期は家に引きこもっていたが、現在は外出できる程度には立ち直っている。
れいかさん
声 - 上間江望
近江町市場で働いている女性。クラブが市場で奉仕活動等をする際の窓口係のようなことをしており、綴理たち2年生のことも彼女たちが1年生のころから知っている。

Link!Like!ラブライブ! 編集

2023年5月20日にリリースされたiOS / Android用アプリケーション。配信はオッドナンバー。タイトルは公募によって決定された[4]。4月15日から機能を制限したアーリーアクセス版がリリースされ、5月20日より正式サービスが開始された。

ゲーム内には主に4つのコンテンツが存在し、それぞれを通してアイドルを応援することができる[5]

活動記録 編集

フルボイス・フル3Dムービーで描かれるストーリーモード[5]。最新のエピソード以外はYouTubeでも公開されている。現実のスクールカレンダーと連動しており、2023年4月のエピソードは現実の2023年4月に公開される[注釈 3]。全て公開時にアプリ内でゲームプレイ等を要さず無条件に視聴可能である。

スクールアイドルコネクト 編集

チャットやスタンプをリアルタイムで投稿することができるライブ動画配信機能。略称は「スクコネ」。

配信コンテンツはキャラクターによる生配信番組[5]の「With×MEETS」とキャラクターによる3Dライブの「Fes×LIVE」からなる。いずれもキャスト本人によるリアルタイムモーションキャプチャとリアルタイム発言、生歌で構成されている[6]

前述の活動記録と時間軸を前後しながら配信される。「活動記録」と異なり、現実における配信時間と作中における配信時間は完全にリンクしている[注釈 4]。ストーリーと同一の物語世界で行われており、コメントへの反応を含む全ての発言が物語世界の公式発言としてストーリーに組み込まれる。また声優によるリアルイベントも物語世界の出来事に組み込まれることがある[注釈 5]。ユーザーからのコメントも可能で、キャラクターがリアルタイムで反応する。

一方で、キャラクターの知らない現実世界の情報[注釈 6]や「活動記録」[注釈 7]を元にしたコメントへは反応しないことがルールの一つとなっている[注釈 8]

アーカイブはアプリ内で視聴可能で、一定期間後にYouTubeにも公開される。

With×MEETS
キャラクター自身による、トークを主体とした生配信番組。基本的には週3回の配信があり、スクールカレンダー上のテスト期間や休暇期間、その他ストーリー上の理由付けにより配信にも休みが入る。
Fes×LIVE
キャラクター自身による生配信ライブステージ。基本的に月末に開催され、それまでのストーリーやWith×MEETS配信を踏まえた物語の延長線上でライブを行っている。前述のようにキャスト本人によるリアルタイムモーションキャプチャと生歌が特徴(体調不良などにより歌唱ができない場合には既存音源を使うことが告知される)。

スクールアイドルステージ 編集

「新感覚!ミュージカルカードゲーム」と銘打たれている[5]。略称は「スクステ」。

カードを編成し、楽曲に合わせてカードのスキルを使用することでハート(スコア)を稼いでいく。カードはガチャやイベントなどで獲得することができる。カードは育成することでストーリー展開に即したボイスメッセージを聴くことができる。カードイラストはホーム画面に飾ったり、ユーザープロフィールやサークルでのアイコンに使用したりできる。

スタッフ 編集

  • 原作 - 矢立肇
  • 原案 - 公野櫻子
  • キャラクターデザイン - 飯塚晴子
  • シナリオ制作 - サンライズみかみてれん、藍藤唯、萩原猛、矢野俊策
  • Fes×LIVEディレクター - 丸茂雄大
  • 舞台監督 - 株式会社THINKR、株式会社MOMOX、株式会社MusicGate
  • Fes×LIVE開発・運営 - パルス株式会社、株式会社THINKR、株式会社ライノスタジオ、バーチャル照明株式会社、株式会社ハンズオン・エンタテインメント、株式会社SLOTH MUSIC、株式会社サンフォニックス
  • With×MEETSディレクター - パルス株式会社
  • With×MEETS開発・運営 - 合同会社トルフェア、萩原猛、バルス株式会社、川岸殴魚更伊俊介
  • ADV制作ディレクター - 上野文寛
  • ADV開発・制作 - パルス株式会社、株式会社COCO、株式会社テコテック
  • 音響監督 - 野崎圭一
  • SE・BGM制作 - 株式会社ファイブエイス藤澤慶昌三好啓太、株式会社ATTIC INC.
  • 音楽プロデューサー - 山口修平
  • エグゼクティブプロデューサー - 神宮前炯
  • プロデューサー - 藤本義裕
  • 総合プロデューサー - 佐藤一樹
  • 製作 - プロジェクトラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ(バンダイナムコフィルムワークスバンダイナムコミュージックライブKADOKAWAブシロード

開発 編集

企画・制作 編集

本作の企画は2018年頃からスタートした。プロデューサーの佐藤一樹は『ラブライブ!』の魅力について「スクールアイドルたち自身が自主性を持って、部活動として精一杯がんばっている姿を応援するのが楽しい! 感動できる! というものがあると思っています。」と語っており、そこに対して「プレイヤー」(神のような強権で、スクールアイドルの行動を左右する存在)が介入することは野暮であると考えていた。そのため、自主的にがんばっているスクールアイドルを応援するためのアプリとして本作が考えられた。[6]

バーチャルライブや生配信は、開発チームが元々持っていた3Dモデルを使用した配信に関するノウハウを活かす形で、当初から3Dで行うことが決まっていた。また、活動記録に関しても、バーチャルライブや生配信と一繋ぎの出来事として展開していくために、3Dで制作されている。[6]

本作では担当声優がそのままモーションキャプチャーを担当している。本作では「ライブ感」「臨場感」を重視しており、リアルタイムの醍醐味を突き詰めるためにリアルタイムのモーションキャプチャーを採用しており、それが必須事項であるとしている。リアルタイムであるため、ライブ中に音を外したりフォーメーション乱れたりするなどの「生の機微」が生まれることもあるが、それも特別なこととして許容されている。[6]

『Fes×LIVE』では、スクールアイドルらしさが出る演出が心がけられており、リアルに実現範囲での演出が行われている(ステージの上で空を飛ぶ、衣装が光った瞬間に切り替わるなどのことは行われていない)。[6]

設定・シナリオ 編集

蓮ノ空が伝統校であるという設定は、無名の新人であるはずの蓮ノ空に最初から一定数のファンがついていることについての(新人の初配信であるにも関わらず、視聴者が多数いるなど)、納得感のある解決方法として考案された。「ラブライブ!」優勝経験のある強豪校とすることで、いわゆる「甲子園の常連校」のような、ファンから期待されている新人というイメージとなっている。[6]

また、キャストがリアルタイムで配信することについては、設定やシナリオとの矛盾が生じかねないことからシナリオライターチームからは難色を示されたものの、佐藤はその点の同期調整の頻度によっては可能だと考え、実現可能なラインを探った。最終的には月に一回配信とシナリオの同期を取り、その間は設定を厳密には組まないといったラインで調整が行われている。[6]

漫画 編集

りんく!らいふ!ラブライブ! 編集

公式Xおよび『リンクラ』にて2023年2月18日から連載している4コマ漫画。作画は珠月まや。

『リンクラ』活動記録と連動している。

ラブライブ!flowers* -蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ- 編集

ウルトラジャンプ』2023年12月特大号(2023年11月17日発売)より連載開始[7]。作画はつむみ、原作は矢立肇、原案は公野櫻子、制作協力として田中天が参加している[7]

集英社で「ラブライブ!シリーズ」のコミカライズが行われるのは本作が初となる[7]

コラボレーション 編集

本作単体と、他作品・企業・地域等とのコラボレーション企画を列挙する。他のラブライブ!シリーズ作品と合同でのコラボレーションは、ラブライブ!シリーズ#コラボレーションを参照。

SODA BAR
2023年6月開催。オリジナルドリンク、グッズの販売を実施。
石川県
2023年7-9月開催。金沢市内でのスタンプラリーやオリジナルグッズの販売を実施。
ツエーゲン金沢
2023年11月開催。大分トリニータとのホームゲームにおいてコラボ試合を開催、トークショーやオリジナルグッズ販売を実施。
アイカツ!
2024年2月開催。『リンクラ』内にて「アイカツ!」衣装の蓮ノ空メンバーのカードや、カバー曲を実装。

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ ただし、在籍部員の状況によって、1人が複数のユニットを兼任したり、ユニットメンバーが2人でないこともあるなど、伝統に囚われることなく活動している。
  2. ^ 蓮ノ空女学院では、生徒会長は部活動に所属できないというルールがある。
  3. ^ ただし、公開時点では「すでに起こったこと」という扱いであり、公開時点その瞬間や、公開時点より後に起きた未来の出来事ではない。
  4. ^ 一例として、現実での2023年5月22日20時から配信されたWith×MEETSは、物語世界でも2023年5月22日20時から配信されたものという扱いになっている。
  5. ^ 一例として、2023年10・11月に福岡・東京・愛知で開催された1stライブツアーに関しては、キャラクターとしても各地で遠征ライブを行なったことになっており、開催前後のWith×MEETSで触れられている。
  6. ^ 『蓮ノ空』の楽曲CDの発売など。
  7. ^ クラブのメンバー以外は知り得ないこと。
  8. ^ ファンが知っている情報は、スクコネを通じて発信されたものに限ることを前提として振舞う。

出典 編集

  1. ^ 【ラブライブ!】『蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ』メンバー&キャスト発表。デビューミニアルバムや1stライブの情報も公開”. ファミ通.com (2023年2月14日). 2023年12月1日閲覧。
  2. ^ “バーチャルスクールアイドル”とは何ぞ? 『ラブライブ!』新規プロジェクトにザワつくラブライバーたち【トレンドワード解説】”. ファミ通.com (2022年3月12日). 2023年12月1日閲覧。
  3. ^ 『ラブライブ!』新プロジェクト“蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ”のティザービジュアル、イントロダクション、PV第2弾が公開。新作アプリのタイトル募集も実施”. ファミ通.com (2022年10月17日). 2023年12月1日閲覧。
  4. ^ 『ラブライブ!』“蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ”のメンバー&キャストお披露目が2/10配信。アプリタイトルは『Link!Like!ラブライブ!』に”. ファミ通.com (2023年1月30日). 2023年12月1日閲覧。
  5. ^ a b c d 「Link!Like!ラブライブ!」の事前登録受付開始。ステージのアイドルたちを応援する“Fes×LIVE”などゲーム内容に関する情報も判明”. 4Gamer.net (2023年2月13日). 2023年12月1日閲覧。
  6. ^ a b c d e f g 【12月27日発売「Link!Like!ラブライブ!FIRST FAN BOOK」より】「蓮ノ空」ファン必見! スペシャルスタッフインタビューを全文掲載!”. G'sチャンネル. KADOKAWA (2023年12月25日). 2024年1月4日閲覧。
  7. ^ a b c 蓮ノ空を描く新連載がUJで、集英社では初のラブライブ!シリーズコミカライズ”. コミックナタリー (2023年11月17日). 2023年12月15日閲覧。

外部リンク 編集