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赤平駅

日本の北海道赤平市にある北海道旅客鉄道・日本貨物鉄道の駅

赤平駅(あかびらえき)は、北海道赤平市美園町1にある北海道旅客鉄道(JR北海道)・日本貨物鉄道(JR貨物)根室本線。かつては急行「狩勝」の停車駅だった。駅番号T23。赤平市の代表駅。

赤平駅
駅舎(2018年7月)
駅舎(2018年7月)
あかびら
Akabira
T22 東滝川 (6.5km)
(3.5km) 茂尻 T24
所在地 北海道赤平市美園町
駅番号 T23
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
日本貨物鉄道(JR貨物)*
所属路線 根室本線
キロ程 13.7km(滝川起点)
電報略号 アラ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線(2面4線)
開業年月日 1913年大正2年)11月10日
備考 簡易委託駅
*貨物列車の発着はなく、休止状態。
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目次

歴史編集

 
1977年の赤平駅と周囲約1.5km範囲。右下が富良野方面。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成

空知炭山北側に位置する赤平は芦別と共に豊富な石炭鉱脈があることが知られ、早くから大小の企業による試掘や採掘が行なわれて来た。その中で赤平3山と呼ばれてきたのが、昭和電工の豊里、北炭の赤間、住友の赤平の各炭鉱で、当駅西側に豊里、中央及び空知川対岸に北炭赤間、当駅東側に住友赤平と市街を3分していた。いずれも駅裏山側に大きなズリ山を有し、赤平は3つのズリ山が特徴となっていた程である。 昭和30年代後半の最盛期には、これら3つの積込専用線から毎日200両近い石炭車が当駅へ吐き出され、長大貨物列車となって全国へと向かっていった。昭和40年代になり、エネルギー転換政策によって他の産炭地同様に炭鉱が閉山に追い込まれると、当駅の貨物取り扱いは殆ど無くなった。

年表編集

  • 1913年大正2年)11月10日国有鉄道上赤平駅かみあかびらえきとして開業。
  • 1918年(大正7年)4月?:北海道炭礦汽船赤平坑(後の末広炭礦)から駅裏の積込場へ輪車路敷設、及び当駅滝川側からの引込線敷設。
  • 1938年昭和13年)2月:昭和肥料(後の昭和電工)豊里炭鉱積込ポケットまでの専用線敷設。
  • 1940年(昭和15年)
    • 6月:空知川対岸の北炭赤間炭鉱本坑からの索道完成。駅裏の積込場に選炭工場と積込ポケット設置。
    • 12月13日住友鉱業赤平砿業所の選炭工場積込ポケットまでの専用線2040m敷設。(運用は昭和16年1月から。)
  • 1942年(昭和17年)
    • 7月:北炭赤間炭鉱本坑から空知川の赤間開坑橋を渡り、駅裏選炭工場までの坑外電車軌道(輪車路)が完成し索道廃止。
    • 10月21日:駅舎改築。
  • 1943年(昭和18年)
    • 4月:跨線橋設置。
    • 6月15日赤平駅に改称。
  • 1967年(昭和42年):昭和電工豊里炭鉱閉山。専用線廃止。
  • 1973年(昭和48年)2月27日:空知炭礦(旧北炭)赤間炭鉱閉山。専用線廃止。
  • 1984年(昭和59年)2月1日:専用線発着を除く車扱貨物の取扱いを廃止。
  • 1985年(昭和60年)3月14日荷物の取扱いを廃止。
  • 1987年(昭和62年)4月1日国鉄分割民営化によりJR北海道・JR貨物の駅となる。
  • 1989年平成元年)3月23日:住友石炭赤平炭砿への専用線が撤去。
  • 1999年(平成11年)10月:駅舎改築。
  • 2016年(平成28年)3月25日みどりの窓口の営業を終了。翌日より簡易委託駅となる[1]

駅構造編集

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線を有する地上駅。ホームの移動は跨線橋を使う。駅舎は6階建てで「赤平市交流センターみらい」との合築となっている。

赤平市が駅業務を受託する簡易委託駅である。窓口営業時間は平日の7時00分から14時30分まで、それ以外の時間と土日・祝日・年末年始は休止となり、運賃は車内または着駅で精算する。また、早朝・夜間は待合室を締め切るので、出入りには外から見た駅舎右手の通路を通る。

のりば
番線 路線 方向 行先 備考
1 根室本線 下り 富良野東鹿越方面
上り 滝川方面
2 上り 滝川方面 列車交換時のみ
3 - - 臨時ホーム

貨物取扱編集

現在、JR貨物の駅は車扱貨物の臨時取扱駅となっている。貨物列車の発着はなく、貨物設備や接続する専用線もない。

かつて、駅南東に住友石炭鉱業赤平鉱業所があり、この工場へ至る専用線が駅から分岐していた。専用線上には、石炭貨車に積み込むためのホッパーが設置されていた。工場の閉鎖に伴い1989年(平成元年)に専用線が廃止されると、当駅の貨物列車発着はなくなった。最終期の1988年(昭和63年)3月時点では、石炭は滝川駅東室蘭駅へ輸送されていた。

また、1960年(昭和35年)度には貨物発送量が梅田駅を抜き日本一であった[2]

利用状況編集

  • JR北海道によると、特定の平日の調査日における乗車人員平均は以下の通りである。
    • 2012年(平成24年)- 2016年(平成28年):135.4人[3]
    • 2013年(平成25年)- 2017年(平成29年):122.8人[4]
  • 「赤平市統計書」によると、近年の年間乗車人員の推移は以下のとおりである。
年度 年間乗車人員 出典
2013年(平成25年) 56,512 [5]
2014年(平成26年) 52,833
2015年(平成27年) 50,130
2016年(平成28年) 38,860
2017年(平成29年) 36,636

駅周辺編集

隣の駅編集

北海道旅客鉄道(JR北海道)
根室本線
快速(「狩勝」を含む)
滝川駅 (A21) - 赤平駅 (T23) - 茂尻駅 (T24)
普通
東滝川駅 (T22) - *幌岡信号場 - 赤平駅 (T23) - 茂尻駅 (T24)
*打消線は廃止信号場

脚注編集

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  1. ^ 赤平駅・芦別駅の窓口営業変更について (PDF)”. 北海度旅客鉄道株式会社 (2016年2月19日). 2016年2月24日閲覧。
  2. ^ 赤平市史 平成13年発行 P581-582。取扱量ではなく発送量。2位の梅田駅162万tに対し赤平駅178万t。ちなみに昭和34年度は梅田駅に次ぐ2位。昭和36年度は浜川崎、氷川駅に次いで3位。また現在までの赤平駅の最大発送量は昭和38年度の232万t。
  3. ^ 駅別乗車人員(2016), (PDF), 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために) (北海道旅客鉄道株式会社): p. 7, (2017年12月8日), オリジナルの2018年8月17日時点によるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20180817124109/http://www.jrhokkaido.co.jp/corporate/region/pdf/koumoku/03.pdf 2018年8月17日閲覧。 
  4. ^ 根室線(滝川・富良野間), (PDF), 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために) (北海道旅客鉄道株式会社): p. 3, (2018年7月2日), オリジナルの2018年8月18日時点によるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20180818043812/http://www.jrhokkaido.co.jp/corporate/region/pdf/senku/06.pdf 2018年8月18日閲覧。 
  5. ^ 第12編 運輸・通信.pdf(78KB) (PDF)”. 平成29年度版赤平市統計書. 赤平市. p. 87 (2017年). 2018年12月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年12月29日閲覧。
  6. ^ 赤平駅前 のりば地図”. 北海道中央バス. 2019年6月4日閲覧。

参考文献編集

関連項目編集

外部リンク編集