メインメニューを開く

富良野駅

日本の北海道富良野市にある北海道旅客鉄道・日本貨物鉄道の駅

富良野駅(ふらのえき)は、北海道富良野市日の出町1にある北海道旅客鉄道(JR北海道)・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅である。JR北海道の駅番号T30

富良野駅
駅舎(2011年9月)
駅舎(2011年9月)
ふらの
Furano
所在地 北海道富良野市日の出町1
駅番号 T30
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
日本貨物鉄道(JR貨物)
電報略号 ラノ
駅構造 地上駅
ホーム 2面4線
乗車人員
-統計年度-
658人/日(降車客含まず)
-2017年-
開業年月日 1900年明治33年)8月1日
乗入路線
所属路線 根室本線
キロ程 54.6km(滝川起点)
T28 野花南 (19.4km)
(6.3km) 布部 T31
所属路線 富良野線
キロ程 0.0km(富良野起点)
(2.3km) 学田 F44*
備考 社員配置駅
みどりの窓口
富良野—学田間本社鉄道事業本部直轄エリアと旭川支社境界あり(当駅は本社管内)
テンプレートを表示

概要編集

根室本線所属線としており[1]、当駅を終点とする富良野線を加えた2路線が乗り入れている。かつては特急「おおぞら」、急行「狩勝」の停車駅であった。現在は観光シーズンに札幌発着の臨時リゾート特急「フラノエクスプレス」が運転している。富良野線は北海道旅客鉄道旭川支社の管轄であるが、当駅は北海道旅客鉄道鉄道事業本部管内となるため、富良野線の場内信号機を管轄境界としている。駅名は、アイヌ語の「フラ・ヌイ」(臭いがするところ)に由来している。この臭いとは十勝岳の噴気や温泉水に含まれる硫黄の臭いである。

歴史編集

 
1977年(昭和52年)の富良野駅と周囲約1.2 km範囲。下が根室本線新得方面。上の右が富良野線旭川方面、左が根室本線滝川方面。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成
  • 1900年明治33年)
    • 8月1日:北海道官設鉄道十勝線上富良野駅 - 当駅間開業に伴い、下富良野駅(しもふらのえき)として開業(一般駅)。下富良野機関庫設置。
    • 12月2日:当駅 - 鹿越駅間延伸開業。
  • 1901年(明治34年)9月3日:下富良野機関庫が落合機関庫下富良野派出所となる。
  • 1905年(明治38年)4月1日:鉄道作業局移管。
  • 1909年(明治42年)10月12日:線路名称の制定により、釧路線(後に釧路本線→根室本線)所属となる。
  • 1913年大正2年)
    • 10月21日:落合機関庫下富良野派出所が落合機関庫下富良野分庫となる。
    • 11月10日:釧路本線当駅 - 滝川駅間開業(旭川駅までの路線は富良野線と改称)。
  • 1914年(大正3年)4月1日:落合機関庫下富良野分庫が下富良野機関庫となる。
  • 1942年昭和17年)4月1日:富良野駅と改称。下富良野機関区も富良野機関区と改称。
  • 1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道移管。
  • 1981年(昭和56年)10月1日:石勝線開通し、特急『おおぞら』全列車が石勝線経由に変更となったことに伴い、当駅に停車する定期優等列車は急行「狩勝」2往復のみとなる。
  • 1985年(昭和60年)3月14日:荷物取扱い廃止。
  • 1986年(昭和61年)11月1日:貨物取扱い廃止し、旅客駅となる。富良野コンテナセンター設置し、自動車代行輸送開始。
  • 1987年(昭和62年)
    • 3月31日:貨物取扱い再開(一般駅に戻る)。秋・冬季のみ貨物列車運行。
    • 4月1日:国鉄分割民営化によりJR北海道・JR貨物の駅となる。JR貨物は富良野コンテナセンターを継承。
  • 1990年平成2年)9月1日:急行「狩勝」の快速列車格下げに伴い、当駅を発着する定期優等列車がなくなる。
  • 2000年(平成12年)1月13日:東西自由通路 「ポッポブリッジ」供用開始[2][3]
  • 2006年(平成18年)4月1日:富良野コンテナセンター廃止し、富良野駅に統合。
  • 2007年(平成19年)12月20日:駅前広場供用開始[4]
  • 2016年(平成28年)10月31日:キヨスク閉店。

駅構造編集

2面4線の島式ホームを有する地上駅。駅舎とホーム間の移動には跨線橋を利用する。また、1番線と6番線は留置線となっている。社員配置駅であるが、早朝・夜間は窓口業務を休止している。みどりの窓口(営業時間:7:00 - 18:00)、自動券売機立ち食いそば・うどん店を設置している。改札外に男女別の水洗式便所がある。ジェイアール北海道レンタリース(駅レンタカー)富良野営業所を併設している[5]

のりば
番線 路線 方向 行先
2 根室本線 上り 滝川方面
3 下り 東鹿越新得方面
4・5 富良野線 上り 旭川方面

貨物駅編集

JR貨物の駅は旅客駅西口の北側にある。1面1線のコンテナホームを有しており、ホームの北端は国道237号に接続する。コンテナ貨物の取扱駅で、12フィートコンテナのみを取り扱う。当駅の取扱品はタマネギジャガイモなどの農産物が多いため、季節によって取扱量が大きく変動する。そのため、年間を通して札幌貨物ターミナル駅まで運行するトラック便が1日3往復あるほか、収穫期の秋・冬季のみに臨時高速貨物列車を1日2往復設定している。

利用状況編集

旅客編集

  • JR北海道によると、特定の平日の調査日における乗車人員平均は以下のとおりである。
    • 2012年(平成24年)- 2016年(平成28年):552.8人[6][7][8]
    • 2013年(平成25年)- 2017年(平成29年):542.4人[9][10]
  • 「富良野市統計書」によると、JR北海道経営企画部提供の輸送実績は以下のとおりである。
年度 年間乗車人員推移
(千人)
出典
2011年(平成23年) 265 [11]
2012年(平成24年) 267
2013年(平成25年) 254
2014年(平成26年) 254
2015年(平成27年) 248
2016年(平成28年) 245 [12]
2017年(平成29年) 240 [13]

貨物編集

「富良野市統計書」によると、JR貨物北海道支社提供の輸送実績は以下のとおりである。

年度 年間貨物トン数
発送 到着 出典
2011年(平成23年) 64,453 6,366 [11]
2012年(平成24年) 81,655 7,435
2013年(平成25年) 78,619 7,041
2014年(平成26年) 82,811 6,602
2015年(平成27年) 90,310 7,001
2016年(平成28年) 79,803 6,543 [12]
2017年(平成29年) 86,428 7,890 [13]

駅弁編集

主な駅弁は下記の通り[14]

  • ふらの とんとろ丼(6月から8月限定)

駅周辺編集

富良野市中心部にある駅であり、富良野文化会館、富良野市役所、北海道富良野保健所、北海道富良野高等学校富良野広域連合富良野消防署、富良野警察署などへの最寄駅になっている。コンシェルジュ フラノは徒歩約4分、フラノマルシェ・フラノマルシェ2は徒歩約7分、富良野税務署は徒歩約10分に位置している。また、駅東側にある北海道社会事業協会富良野病院は東西自由通路 「ポッポブリッジ」を利用して徒歩約5分に位置している。

バス路線編集

駅前には「富良野駅」バス停留所があり[15]ふらのバスが市内線や新富良野プリンスホテル・旭川方面への定期路線バス「ラベンダー号」、占冠村が占冠方面への村営バス、北海道中央バスが札幌方面への都市間高速バス「高速ふらの号」、道北バス北海道拓殖バス十勝バス共同運行で帯広方面への都市間バス「ノースライナー」を運行している。

隣の駅編集

北海道旅客鉄道(JR北海道)
根室本線
快速(愛称なし)(当駅 - 東鹿越間は上りのみ)
上芦別駅 (T27) - (上りの一部を除き野花南駅 (T28)) - 富良野駅 (T30)山部駅 (T32)
快速「狩勝」(下りのみ)・普通
野花南駅 (T28) - *滝里駅 - (島ノ下信号場) - 富良野駅 (T30) - 布部駅 (T31)
*打消線は廃駅
富良野線[16]
中富良野駅 (F42) - **学田駅 (F44) - 富良野駅 (T30)
**:一部列車は学田駅および隣の鹿討駅を通過する。

脚注編集

[ヘルプ]
  1. ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
  2. ^ 線路ひとまたぎ 木目の自由通路*「ポッポブリッジ」開通*富良野駅”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (2000年1月13日). 2018年5月27日閲覧。
  3. ^ JR富良野駅の東西自由通路*「ポッポブリッジ」開通*市民交流の場に期待*自然生かしたデザイン”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (2000年1月13日). 2018年5月27日閲覧。
  4. ^ ロータリー、駐車場…富良野の玄関整然*駅前広場が供用開始*利便性向上に期待”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (2007年12月21日). 2018年5月27日閲覧。
  5. ^ ジェイアール北海道レンタリース”. 2018年5月27日閲覧。
  6. ^ 根室線(富良野・新得間), (日本語) (PDF), 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区) (北海道旅客鉄道), (2017年12月8日), オリジナルの2017年12月10日時点によるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20171210081650/http://www.jrhokkaido.co.jp/corporate/senku/pdf/senku/02.pdf 2017年12月10日閲覧。 
  7. ^ 根室線(滝川・富良野間), (日本語) (PDF), 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区) (北海道旅客鉄道), (2017年12月8日), オリジナルの2017年12月9日時点によるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20171209102654/http://www.jrhokkaido.co.jp/corporate/senku/pdf/senku/06.pdf 2017年12月10日閲覧。 
  8. ^ 富良野線(富良野・旭川間), (日本語) (PDF), 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区) (北海道旅客鉄道), (2017年12月8日), オリジナルの2017年12月9日時点によるアーカイブ。, http://www.jrhokkaido.co.jp/corporate/senku/pdf/senku/11.pdf 2017年12月10日閲覧。 
  9. ^ 根室線(滝川・富良野間), (PDF), 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために) (北海道旅客鉄道株式会社): p. 3, (2018年7月2日), オリジナルの2018年8月18日時点によるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20180818043812/http://www.jrhokkaido.co.jp/corporate/region/pdf/senku/06.pdf 2018年8月18日閲覧。 
  10. ^ 根室線(富良野・新得間), (PDF), 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために) (北海道旅客鉄道株式会社): p. 3, (2018年7月2日), オリジナルの2018年8月18日時点によるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20180818050225/http://www.jrhokkaido.co.jp/corporate/region/pdf/senku/02.pdf 2018年8月18日閲覧。 
  11. ^ a b 第10章 運輸・通信(256KB)”. 富良野市統計書 平成27年度版. 富良野市 (2017年). 2017年12月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月10日閲覧。
  12. ^ a b 第10章 運輸・通信(262KB) (PDF)”. 富良野市統計書 平成28年度版. 富良野市. p. 106・107 (2016年). 2018年12月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年12月29日閲覧。
  13. ^ a b 第10章 運輸・通信(262KB) (PDF)”. 富良野市統計書 平成29年度版. 富良野市. p. 106・107 (2017年). 2019年4月22日閲覧。
  14. ^ JR時刻表2010年9月号(交通新聞社刊)713ページ
  15. ^ 中央バスのターミナル*富良野駅前に移転*高速ふらの号 来月から発着*各社集結、便利に”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (2007年6月21日). 2018年5月27日閲覧。
  16. ^ 下り順に記載。当駅が起点駅

関連項目編集

外部リンク編集