跡見学園女子大学短期大学部

跡見学園女子大学短期大学部(あとみがくえんじょしだいがくたんきだいがくぶ、英語: Atomi Junior College)は、東京都文京区大塚1-5-2に本部を置いていた日本私立大学である。1950年に設置され、2007年に廃止された。大学の略称は跡見短大。学生募集は2005年度まで[1]。2006年度より跡見学園女子大学に統合され、2007年6月11日廃止された[1]

跡見学園女子大学短期大学部
大学設置 1950年
創立 1858年
廃止 2007年
学校種別 私立
本部所在地 東京都文京区大塚1-5-2
学部 家政科
言語文化科
  日本語専攻
  英語専攻
生活芸術科
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概観 編集

学校法人跡見学園による運営のもと、1950年、跡見学園短期大学として設置された。学名の由来は跡見学園の創始者である跡見花蹊によるものである。設置されていた学科は3つ。

一般教育科目として「東京学」という全国の短大でも唯一の科目が設置されていた[2]。専門教育については、学科の欄を参照。「化粧講習会」・「テーブルマナー講習会」・「フラワーアレンジメント講習会」などのイベントが行われていた[2]

大学とは別に独自のキャンパスをもっていたが廃校後は、跡見学園女子大学の文京キャンパスとして使用されている。

沿革 編集

  • 1858年 跡見花蹊により、大阪の中之島に跡見塾が開かれる。
  • 1875年 跡見学校が開校する。
  • 1950年 跡見学園短期大学(あとみがくえんたんきだいがく)として開学。
    • 文科
    • 家政科
  • 1952年 生活芸術科を新設。
  • 1982年 文科を専攻分離する。
    • 国文専攻
    • 英文専攻
  • 1995年 跡見学園女子大学短期大学部と改称。
  • 2004年 学科名を変更
    • 文科→言語文化科
      • 国文専攻→日本語専攻
      • 英文専攻→英語専攻
  • 2005年度をもって募集を終了。
  • 2007年6月11日 廃止[1]

基礎データ 編集

所在地 編集

  • 東京都文京区大塚1-5-2

象徴 編集

  • 跡見学園女子大学短期大学部のカレッジマークはサクラの花弁をイメージしたものとなっていた[2]
  • スクールカラーはとなっている。

教育および研究 編集

組織 編集

学科 編集

  • 家政科
  • 言語文化科
    • 日本語専攻
    • 英語専攻
  • 生活芸術科

専攻科 編集

  • なし

別科 編集

  • なし

取得資格について 編集

学生生活 編集

部活動・クラブ活動・サークル活動 編集

学園祭 編集

  • 跡見学園女子大学短期大学部の学園祭は「跡見祭」と呼ばれていた[2]

大学関係者と組織 編集

大学関係者一覧 編集

大学関係者 編集

出身者 編集

施設 編集

  • キャンパス:学校法人跡見学園本部があった文京区茗荷谷に大学とは別に短大独自のキャンパスがおかれていた。跡見花蹊の銅像がある[2]
  • 学生食堂:跡見学園女子大学短期大学部の学生食堂(学食)には、ヘンリー・ミラーの絵画が飾られていた[2]
  • 寮:跡見学園女子大学短期大学部には「跡見学園学生寮」が埼玉県新座市に設置されていた[2]

対外関係 編集

他大学との協定 編集

系列校 編集

社会との関わり 編集

  • 公開講座をおこなっていた。

参考文献 編集

脚注 編集

  1. ^ a b c 平成23年度『全国短期大学高等専門学校一覧』262頁
  2. ^ a b c d e f g h i 2000年度受験用パンフレットより
  3. ^ a b 教員養成課程認定大学短期大学一覧』(1955年)54頁「跡見学園短期大学」より

関連項目 編集

関連サイト 編集