道の駅遠山郷

長野県飯田市にある国道152号の道の駅

道の駅遠山郷(みちのえき とおやまごう)は、長野県飯田市にある国道152号道の駅である。

遠山郷
かぐらの湯
道の駅遠山郷
登録路線 国道152号
登録 第21回 (20031)
2005年8月10日
開駅年月日 2005年9月17日
営業時間 10:00 - 21:00
所在地
399-1311
長野県飯田市
南信濃和田456
座標
外部リンク 国土交通省案内ページ
公式ウェブサイト
テンプレート(ノート 使い方) プロジェクト道の駅
遠山霜月祭の銅像。湯立を模した飲泉もある。後方の建物は「かぐらの湯」。
2009年(平成21年)撮影。

2005年平成17年)9月17日に旧・南信濃村が運営していた施設を整備し、道の駅に登録したものである。

目次

概要編集

要となる入浴施設「かぐらの湯」は2000年(平成12年)3月にオープンした源泉掛け流し日帰り温泉施設で、遠山産(旧南信濃村産)のヒノキとスギを使った純木造の建物。正面には霜月祭りのかぐら舞台を模した銅像が出迎えてくれる。

泉質はアルカリ性等張性高温泉で、源泉温度43.1度、使用温度40.5度、pH8.51。全国的にも珍しく、同じ飯田市内や伊那谷地域でも他に類を見ない天然泉である。飲用も可能で、硫黄臭と強い塩味のある独特の湯は消化器系の疾患や糖尿病などに効くとされている。

そのほか入浴施設内には休憩所、食事処、売店を兼ね備え、霜月まつりの写真や〝面(おもて)〟とよばれる祭り舞台でかぶるお面などを展示している。

春から秋は10:00 - 21:00、冬場は11:00 - 21:00までの営業で、木曜定休日。

入浴料は大人600円、小人400円ながらも、露天にサウナ、寝湯など設備の充実した大型浴場である。男湯と女湯で浴室に若干の違いがあり、週1回水曜日のみ入れ替えを行っている。

また、道の駅施設内には親水公園のほか地場特産物販売所「くまぶし」、地元の山肉加工販売会社が経営する山肉料理専門店「元家」、地域観光情報案内所「アンバマイ館」が併設されている。

年間の来客数はおよそ10万人[1]で、そのほとんどを愛知県静岡県の三遠地域が占めている。

2011年11月、かぐらの湯を運営する飯田市南信濃振興公社は温泉水を用いたトラフグの養殖を開始した。これは2008年から温泉トラフグの養殖を成功させている栃木県那珂川町の企業・夢創造と提携し、その指導を仰いで過疎地域の産業振興に生かそうという試みであり、那珂川町の温泉水同様の塩化物泉である遠山郷の温泉水はトラフグの養殖に適しており、かつ温泉の塩分濃度が海水より低い0.73%はトラフグの生育にストレスを与えず、毒を生成しないという利点を持つ。2012年からは不定期に試食会も行われ、2014年からは毎月1回試食会が開催されている。この試食会は多くの意見を養殖に生かすためであり、予約を行えば一般人でも出席可能となっている[2][3][4]

主な施設編集

  • 駐車場
    • 普通車:104台
    • 大型車:10台
    • 身障者用 : 3台
  • トイレ
    • 男:大 4器(1器)、小 9器(3器)
    • 女:9器(3器)
    • 身障者用:2器(1器)
    ※()内は24時間使用可能
  • 親水公園
  • 公衆電話
  • 観光案内所「アンバマイ館」
  • 温泉施設「かぐらの湯」(10:00 - 21:00、冬期のみ 11:00 - 21:00)
  • レストラン
    「食事処 味湯〜楽(あじゆ〜らく)」(温泉施設内)(11:00 - 20:30) 18:00~22:00
    「食楽工房 元家(げんや)」(食事処:11:30 - 14:00(土日祝日は11:00から)、居酒屋:18:00 - 22:00)[5]
  • 特産物販売所「くまぶし」(9:30 - 17:00)
  • その他
    道の駅自体に宿泊施設は存在しないが、併設する形で2006年(平成18年)2月にペンション「かぐら山荘」と「カフェ花野」がオープンした。

休館日編集

  • 毎週木曜日(かぐらの湯、味湯〜楽、くまぶし)
  • 毎週火曜日(元家)
    観光案内所「アンバマイ館」のみ年中無休

アクセス編集

  • 国道152号 - 登録路線
  • バス停留所[6]信南交通遠山郷線)
    • 飯田駅から当所へ向かうバスは1日数便設定されているが、往復(日帰り)する場合の有効本数は1便のみとなる。また、土休日の方が滞在時間が長く取れるダイヤ設定となっている。

周辺編集

脚注編集

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  1. ^ 長野県公共事業評価監視委員会による調査
  2. ^ 温泉水でフグ養殖!?2011年11月12日(遠山郷観光協会)
  3. ^ 温泉育ちフグ すくすく成長2012年3月19日信濃毎日新聞
  4. ^ 温泉で試験養殖のフグ 飯田・南信濃で毎月29日に試食会2014年2月18日(信濃毎日新聞(信越観光ナビ))
  5. ^ 2008年(平成20年)2月に茶処を食事処「お茶の子菜々」として改装したが、赤字経営などから翌2009年(平成21年)10月に地元の山肉加工販売会社・星野屋によって食事処兼居酒屋としてリニューアルオープンした(星野屋 グループ案内)。
  6. ^ バス停留所名は「かぐらの湯」である。

関連項目編集

外部リンク編集