野田宣雄
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野田 宣雄(のだ のぶお、1933年12月4日 - )は、日本の政治学者・歴史学者、京都大学名誉教授。専門はドイツ政治史。
略歴編集
岡山県生まれ。京都大学文学部西洋史学科卒業、会田雄次の指導を受けた。同大学院博士課程中退、京都大学教養部助教授・教授、のち同法学部教授、90年「教養市民層からナチズムへ-比較宗教社会史のこころみ」で文学博士、95年「文明衝突時代の指導者」で読売論壇賞受賞、97年定年退官、名誉教授、南山大学教授を務めた。
著書編集
- 『大世界史24 独裁者の道』 文藝春秋、1969年
- 『20世紀の政治指導』 中央公論社〈中公叢書〉、1976年
- 『教養市民層からナチズムへ――比較宗教社会史のこころみ』 名古屋大学出版会、1988年
- 『ドイツ教養市民層の歴史』 講談社学術文庫、1997年。抄版
- 『歴史の危機』 文藝春秋、1992年
- 『歴史に復讐される世紀末――民族・宗教の回帰の時代をどう生きるか』 PHP研究所、1993年
- 『文明衝突時代の政治と宗教』 PHP研究所、1995年。読売論壇賞受賞
- 『二十世紀をどう見るか』 文春新書、1998年
- 『歴史をいかに学ぶか――ブルクハルトを現代に読む』 PHP新書、2000年
- 『二十一世紀をどう生きるか――「混沌の歴史」のはじまり』 PHP新書、2000年
共著編集
- (飯田収治・中村幹雄・望田幸男)『ドイツ現代政治史――名望家政治から大衆民主主義へ』(ミネルヴァ書房, 1966年)
- (会田雄次・中村賢二郎・望田幸男)『世界の中の日本百年』(文藝春秋, 1967年)
- (鳥海靖・高坂正堯)『変貌する現代世界』(講談社, 1973年)
- (上山春平・五百旗頭真・中西輝政)『20世紀の戦争――封じられた平和の祈り』(読売新聞社, 1998年)