鈴木 充(すずき たかし、1908年9月4日[1] - 2000年6月30日)は、日本の実業家中日新聞社副社長と東海テレビ放送社長を務めた。

経歴・人物 編集

愛知県渥美郡赤羽根町出身[1]1928年ハルピン学院を卒業し、1933年中日新聞社の前身である名古屋新聞社に入社した[1]

編集局長、取締役、常務、専務を経て、1968年中日新聞社副社長に就任した[1]1971年東海テレビ放送社長にも就任し、1987年6月から会長を務め、1992年6月から相談役を務めた[1]。東海テレビでの在職時にメキシコ、中国などの放送局と姉妹提携し、国際化に力を入れた[1]

1974年藍綬褒章を受章し、1980年勲二等旭日重光章を受章した[1]1957年ボーン国際記者賞を授賞した[2]

2000年6月30日肺炎のために死去[3]。91歳没。

脚注 編集

  1. ^ a b c d e f g 「現代物故者事典 2000-2002 p329
  2. ^ これまでの受賞者 | 公益財団法人新聞通信調査会
  3. ^ 2000年 7月1日 日本経済新聞 朝刊 p39
先代
安保正敏
東海テレビ放送社長
1971年 - 1987年
次代
若松信重