鎌田 正明(かまた まさあき、1956年 - )は、日本のノンフィクション作家小説家で、毎日放送の元アナウンサー記者[1]

略歴・人物編集

埼玉県出身で、東京大学文学部西洋史学科へ進学。大学時代はパイロットを目指していたが、体調不良で航空会社への就職に失敗。これを機に、放送業界への就職を決意した[2]

大学卒業後の1980年に、毎日放送にアナウンサーとして入社[1]。同期入社組に、現在も競馬中継の実況などで活躍するスポーツアナウンサーの美藤啓文がいる。

毎日放送への入社後は、『あどりぶランド』(MBSテレビ)など数々のテレビ・ラジオ番組に出演。1985年10月の人事異動で報道局の記者に転じた後は、「告発!フロンガス密輸団」「住宅ローン金利の不正操作事件」「にせたまごっち密造工場」「航空機衝突防止装置の怪」などのスクープで、毎日放送のキー局・TBSテレビ制作の報道番組(『報道特集』や『筑紫哲也 NEWS23』など)にも出演することがあった[3]

実母の介護に専念するために、2006年で毎日放送を退職。2009年4月には、初の書き下ろし小説『全壊判定』(朝日新聞出版)を刊行した[1]

2015年に、中沢彰吾名義で『中高年ブラック派遣 人材派遣業界の闇』(講談社現代新書)を上梓。人材派遣業界のひどさを告発して話題になる。

発言の信憑性編集

自身の準備不足を事前説明との不一致へ責任転嫁
2015年12月15日に『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日)の特集「なぜここまで耐える?実録 ”ブラックバイト・パート・派遣” の実態」に出演した際、「化粧品の検品作業と聞かされていたが、実際は化粧品会社のカレンダーの台紙と金具を止める作業であった。内容を知らなかったため、老眼鏡を持参していなかったが、そのまま作業させられることになり、作業時間も監視された。」という説明を行なった。なぜ元々「化粧品の検品作業」という手元を見る作業で老眼鏡を持参しようと思わなかったのことについて、原稿を読んだ羽鳥慎一をはじめ、アシスタントの宇賀なつみ、コメンテーターの青木理玉川徹浜田敬子など同席者からは一切触れられず、大きな矛盾と疑問を残したまま放送を終えた。
退職時期、年齢の不正確性
退職時期はメディアによっては2006年[4]、講演依頼の営業用プロフィールでは2007年[5]としており、情報に一貫性がない。前述のテレビ出演の際は、「家族の介護のため48歳で退職」とフリップボードで紹介を受けたが、それは2003〜2004年にあたり更に一貫性がない。

毎日放送アナウンサー時代の出演番組編集

テレビ編集

ラジオ編集

など

著書編集

共著

連載編集

  • テレビよ、誇りはあるか(『週刊現代』2009年9月19・26日合併号-2009年10月10日号)

脚注編集

  1. ^ a b c 「テレビよ、誇りはあるか 第1回」 153頁。
  2. ^ 「テレビよ、誇りはあるか 第1回」152頁。
  3. ^ 『あなたもアナウンサーになれる! -テレビ局アナウンス採用のすべて』に記載のプロフィールより
  4. ^ ハーバービジネスオンライン 「派遣はエレベーターを使うな、食堂に行くな」。ブラックバイト、差別の構造 - ウェイバックマシン(2016年4月23日アーカイブ分)
  5. ^ 鎌田 正明 の講演依頼/講師派遣は 日本経営開発協会/関西経営管理協会”. 2016年10月1日閲覧。

参考文献編集

  • 鎌田正明「テレビよ、誇りはあるか 第1回」『週刊現代』第51巻第35号、講談社、2009年9月、2009年9月25日閲覧。