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阿波連さんははかれない

阿波連さんははかれない』(あはれんさんははかれない)は、水あさとによる日本漫画。漫画配信アプリおよびウェブサイト『少年ジャンプ+』(集英社)にて連載中[1]

阿波連さんははかれない
ジャンル ラブコメディ学園漫画日常
漫画
作者 水あさと
出版社 集英社
レーベル ジャンプ・コミックス
発表期間 2017年1月29日 -
巻数 既刊7巻(2019年8月2日現在)
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画
ポータル 漫画

水あさとは、「自分も今まで他誌でやってきた中で、この連載が最も反響が大きい」と語っている[2]

あらすじ編集

とある高校に通う 阿波連さん は、人との距離をはかるのが苦手。入学して隣の席になった ライドウ は彼女と距離を感じていた。ある日、彼女が落とした消しゴムを拾ったことをきっかけに、ライドウは彼女の「他人との距離を加減できない」性格と、孤独な過去を知る。再び「はかれない」行動を取ってしまったことを謝り彼女は再び孤独に戻ろうとするも、ライドウがそれを受け入れたことで2人は打ち解ける。それ以降、阿波連さんとライドウはよく2人で過ごすようになる。

何かにハマった阿波連さんに付き合って自らもとりこになったり、不思議な仕草から良からぬ未来を妄想してやめさせようとしたりなど、彼女の予測不能な動きにライドウはいつも翻弄される。しかしながら、クラスメイトや近所の小学生も巻き込んで日々を過ごすうちに、2人の距離は次第に縮んでいくのであった。

登場人物編集

高校編集

阿波連 れいな(あはれん れいな)
銀色のセミロングヘアーと小さな体が特徴の女子生徒。周囲からは「阿波連さん」、大城からは「れいなちゃん」と呼ばれる。
クラスでは左後ろの角に座り、よく物憂げに外を見ている。他人との距離をはかるのが物理的にも心理的にも苦手。ライドウと同じく表情に乏しい。声が極めて小さく、彼女と行動を共にするようになるまで、ライドウは彼女が言葉を発していることに気付かなかった。いつも大きな弁当を食べる大食いで、ライドウよりもよく食べる描写がなされる。あっくんをはじめとする近所の小学生には阿覇王さまと呼ばれ崇められているが、本人は困惑している。
落とした消しゴムを拾ってくれたライドウに好感を抱くが、昔からの癖で馴れ馴れしくしてしまったことから距離を置こうとする。しかし気にしないとライドウが返答して以降は心を開き、よく連れ添うようになる。
ライドウ[注 1]
ごく普通の男子生徒。「ライドウ」、「ライドウ君」と呼ばれる。
クラスでは阿波連の隣の席に座る。入学してこのかた彼女と距離を感じていたが、彼女の落とした消しゴムを拾ったことで接点を持つようになる。距離感の測れない彼女に度々困惑するも、特に嫌がることはなく、物腰も柔らかい。妄想癖があり、阿波連のちょっとした行動や変わった仕草から良からぬ妄想してしまう。表情に乏しく、表情を豊かにする訓練を阿波連と行うも紙面上では差があるようには描かれていない。動物が苦手らしく、動物カフェの犬や阿波連が連れている犬を「猛獣」と心の中で呼び恐れおののく。
大城(おおしろ)
いつも困り顔で赤面している女子生徒。阿波連の幼馴染。「大城さん」と呼ばれる。
1年生では阿波連達とは別の組に在籍し、2年生より同じクラスになる。並の男子より高い身長がコンプレックスで、対照的に背の小さい阿波連をいつも気にかけていた。小学生の時、阿波連に「かわいいと思う」と言われて以来、対面すると上がってしまうため中学高校と遠くから見守るようになった。ライドウを阿波連をたらしこむ悪者と決めつけ、付け回していたところを見つかり、以降は直接ライドウや阿波連と話せるようになる。両親が理髪師で自身も散髪ができるほか、メイクやマッサージに至るまで多才にこなす。日頃ボクササイズや筋トレをしているためか力が強い。
石川(いしかわ)
ライドウと阿波連のクラスメイト。佐藤の幼馴染。よくライドウと話す。
佐藤 ハナコ(さとう ハナコ)
ライドウと阿波連のクラスメイト。石川の幼馴染。ハナちゃんと呼ばれる。
普通であることを至上とする、本人曰く「普通の学校に普通に通って普通に部活して普通の生活を送ってる普通の高校一年生」。石川と共に阿波連たちを笑顔で見ていることが多いが、彼女らのはかれない行動とそれに頓着しない石川に内心戸惑う。しかし普通でありたいがためにそれを表に出さないようにする。
玉那覇 りく(たまなは りく)
転校生。第71話で初登場。
着崩した制服、シュシュでまとめた明るい髪、褐色の肌といったギャル風の容姿で明朗な性格。。阿波連を可愛がり、店に連れ回す。阿波連は彼女を覚えていない様子だが、かつて阿波連の同級生で、高校でもまた友達になりたいと思っている。
宮平先生(みやひらせんせい)
体育教師。阿波連達が1年生の時にクラスを担任。
桃原を「桃ちゃん」と呼び、タメ口で話す。そのほか、桃原の家に度々足を運んでは体調を崩した彼女を手料理で看病したりもする。
桃原先生(とうばるせんせい)
古文教師。2年生に進級した阿波連達のクラス担任。
宮平とはタメ口で話す。目が細く人相が悪いが、阿波連とライドウの仲睦まじい様を「あはれ」や「をかし」と形容して鑑賞する。二人が何かするごとに「あはれが致死量に達して」体に異常が起こり、そのせいで授業が中断することもある。歴史好きで日本古来の遊びに精通し、ライドウらと羽子板で勝負し打ち負かす一幕もある[3][注 2]

その他編集

ライドウの妹
女子中学生。
外見や妄想癖などが兄に似ているが、彼女のほうが表情は豊か。ぶっきらぼうでつっけんどんな喋り方だが、兄が阿波連と変な行動をしているのを見て心配し、杞憂とわかると安心するなど家族らしい一面も持つ。兄の読唇術習得を嫌々ながらも手伝ったり、ハンドスピナーを手渡したりなど度々エピソードに登場する。
阿波連れん(あはれんれん)
阿波連の弟。小学生。
容姿が姉に非常に似ており、姉の制服を着ると見分けがつかない。ライドウが彼と初めて会った時は終始阿波連と勘違いする。声が大きい、表情が豊か、UFOキャッチャーやゲームが下手、小食、といったように容姿以外は姉とは正反対である。
阿波連の妹
本編未登場。4巻の描き下ろし漫画で阿波連のセリフによれば中学生。阿波連が学校で使用している水着は妹の「お上がり」である。
あっくん
近所の男子小学生。
帽子と絆創膏が特徴。公園でハンドスピナーを回していた阿波連を慕い阿覇王さまと呼ぶ。幼馴染のふたばから好意を向けられていることに全く気付いておらず、いつも邪険に扱う。
ふたば
近所の女子小学生。
双葉の柄や形をあしらった服装をする。幼馴染のあっくんに好意を寄せるが、いつも素直になれずツンツンしているせいか真意は伝わっていない。阿波連を呼び捨てにしたり「ショタコン悪女」と心の中で呼ぶなど、一方的に彼女を恋敵だと思っている。リバーシが得意。料理は苦手。
阿波連が飼っている大型犬。弁当を学校に持ってくる、上に阿波連を(ときには寝たまま)乗せて家に連れて帰る、信号を見て止まるなど知能が非常に高い。

書誌情報編集

脚注編集

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注釈編集

  1. ^ 名字は 来堂 であることが表札や成績表からわかる。名前は明かされていない。
  2. ^ 先生一人に対して生徒二人、かつ自身は着物を着用という不利な状況でほぼ完封勝利する。ただし、討ち入り装束を着た阿波連に対しては「あはれ」を感じて唯一敗北する。

出典編集

  1. ^ 水あさとがジャンプ+で新連載、人との距離測るのが苦手な少女のコメディ”. コミックナタリー. ナターシャ (2017年1月29日). 2018年10月24日閲覧。
  2. ^ プロ漫画家のためのNEXTステップ
  3. ^ 第60話より。
  4. ^ 阿波連さんははかれない 1”. 集英社. 2018年10月24日閲覧。
  5. ^ 阿波連さんははかれない 2”. 集英社. 2018年10月24日閲覧。
  6. ^ 阿波連さんははかれない 3”. 集英社. 2018年10月24日閲覧。
  7. ^ 阿波連さんははかれない 4”. 集英社. 2018年10月24日閲覧。
  8. ^ 阿波連さんははかれない 5”. 集英社. 2018年11月2日閲覧。
  9. ^ 阿波連さんははかれない 6”. 集英社. 2019年4月4日閲覧。
  10. ^ 阿波連さんははかれない 7”. 集英社. 2019年8月2日閲覧。

外部リンク編集