陸中野田駅
岩手県九戸郡野田村大字野田にある三陸鉄道の駅
陸中野田駅(りくちゅうのだえき)は、岩手県九戸郡野田村大字野田にある三陸鉄道リアス線の駅である。道の駅のだを併設する。
陸中野田駅 | |
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![]() 駅舎(2012年8月) | |
りくちゅうのだ RIKUCHŪ-NODA | |
◄十府ヶ浦海岸 (2.3 km) (3.4 km) 陸中宇部► | |
![]() | |
所在地 | 岩手県九戸郡野田村大字野田 |
所属事業者 | 三陸鉄道 |
所属路線 | ■リアス線(正式には北リアス線) |
キロ程 |
59.9 km(宮古起点) 盛から151.9 km |
電報略号 | リノ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
349人/日 -2018年- |
開業年月日 | 1975年(昭和50年)7月20日 |
備考 | 簡易委託駅 |
駅の愛称は「ソルトロード」。江戸時代、この地で作られた塩を内陸へ運ぶ「塩の道」があったことに由来する。
概要
編集株式会社のだむらが受託する簡易委託駅。駅舎に出札窓口があるが、改札業務は行わない。「道の駅記念きっぷ」は当駅出札窓口で発売している。「ドライバーも利用する、とっても便利な駅」として、東北の駅百選に選定された。
かつては国鉄バス陸中野田駅(1938年 - )およびJRバス陸中野田駅前駅としてJRバス東北「スーパー久慈」盛岡までの乗車券や自動車・鉄道連絡乗車券も発売していた。
歴史
編集駅構造
編集島式ホーム1面2線の地上駅である。また1番線の前には横取線がある。ホームに通ずる階段は南北2本あるが、南側のみ使用されている。北側階段は開業以来閉鎖されているが、ホームは延伸できる構造である。
のりば
編集番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■リアス線 | 下り | 久慈方面 |
2 | 上り | 宮古・釜石・盛方面 |
利用状況
編集1日乗降人員推移 [統計 1] | |
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年度 | 1日平均人数 |
2011年 | 458 |
2012年 | 367 |
2013年 | 309 |
2014年 | 317 |
2015年 | 372 |
2016年 | 367 |
2017年 | 305 |
2018年 | 349 |
駅周辺
編集- 岩手県立久慈工業高等学校
- 野田村役場
- 野田郵便局
- 国道45号
- 岩手県道29号野田山形線
- 岩手県道217号野田港線
- 岩手県道268号野田長内線
- のるねっとKUJI・野田村営バス「陸中野田駅」停留所
隣の駅
編集脚注
編集出典
編集記事本文
編集- ^ a b 「きょう待望の久慈線関東の私鉄に二つの新線」『交通新聞』交通協力会、1975年7月20日、2面。
- ^ a b 「私鉄年表」『私鉄車両編成表 -全国版- '84年版』ジェー・アール・アール、1984年8月1日、141頁。
- ^ 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、503頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b 「三セク路線(列島細見 くらしの場から)」『朝日新聞』朝日新聞社、1998年2月1日、東京地方版、東京面。
- ^ 「三陸鉄道:陸中野田-田野畑で運転再開」『毎日新聞』2012年4月1日。オリジナルの2012年7月11日時点におけるアーカイブ。2012年4月1日閲覧。
利用状況
編集- ^ 国土数値情報(駅別乗降客数データ) - 国土交通省、2020年9月12日閲覧
関連項目
編集外部リンク
編集- 陸中野田駅:三陸鉄道