電波人間のRPG

日本のロールプレイングゲーム

電波人間のRPG』(でんぱにんげんのアールピージー、英題:THE ''DENPA'' MEN: They Came By Wave)は、ジニアス・ソノリティより2012年2月8日に配信開始されたニンテンドー3DSロールプレイングゲーム、およびシリーズ作品。サウンドディレクションはベイシスケイプ[1]

電波人間のRPG
THE ''DENPA'' MEN:
They Came By Wave
ジャンル ロールプレイングゲーム
対応機種 ニンテンドー3DS
開発元 ジニアス・ソノリティ
発売元 ジニアス・ソノリティ
人数 1人
メディア ダウンロード
発売日 日本の旗 2012年2月8日
アメリカ合衆国の旗 2012年9月27日
欧州連合の旗 2012年12月6日
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
ESRBE(6歳以上)
PEGI7
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2月1日よりニンテンドーeショップ体験版が配信開始された。体験版は最初のダンジョンのみプレイ可能で、クリア後のデータは製品版に繰り越すことが出来る。

2017年2月28日には、iOS / Android向けの作品『New 電波人間のRPG』がリリースされた[2]

2024年中にはNintendo Switchにて完全新作、『New 電波人間のRPG FREE!』が配信される予定である[3]

ゲーム内容 編集

現実にプレイヤーの周囲にあるWi-Fiなどの電波を感知して「電波人間」としてキャッチし、電波人間ハウスをベースにパーティを組んで、様々なダンジョンを攻略する。

ストーリーを進めていくと徐々にいける範囲が増えていき、一度攻略したダンジョンに再度入る事は出来るが、ボスは復活しない。(一部のボスを除く) 仲間にした電波人間は全滅すると受信したテリトリーへ戻ってしまうが、再びキャッチしたり、お供え物さえあれば再度仲間にすることが出来る施設がある。ただし、その際に必要なおそなえものの数は、電波人間のレベル(Lv)が高くなるほど増える。なお、『電波人間のRPG2』『電波人間のRPG3』ではお供え物ではなくお金(単位は「ゴールド」)を払って再度仲間にできる。

シンボルエンカウントで、戦闘は個別にコマンド指示を出せるほか、Yボタンで「おまかせ」(特技を使用する場合がある)、Xボタンで「せつやく」(特技を使用しない)のセミオート方式。何も選択せずに決定ボタンを押したときは自動的に「おまかせ」が選ばれるようになっている。また、敵の攻撃ターンが来る前に味方の通常攻撃が重なった場合は「一斉攻撃」となり一体に一気に飛び掛り、一体に対して合計ダメージでダメージを与える。これらのシステムのため、非常にテンポがよく、戦闘時間が長くならない工夫が施されている。

「New」では、iOSがWi-Fiの情報をアプリに反映できない規定から、電波人間の出現をGPSでの位置情報に拠るものへ仕様変更している[2]

電波人間 編集

電波人間は頭のアンテナ(形により使用できる特技が異なる)、体の色(特定の耐性、弱点を持ち、ストライプのものは複数の耐性を持つ)、体形や頭の形(ステータスが異なる)で各々個性が判別できる。ゲームの進展により、パーティの人数、ハウスに収容できる人数が増加する。ハウス内の電波人間もパーティメンバーと同程度にレベルアップし、新たにキャッチした電波人間のレベルも今、自分がもっている最低Lvの電波人間+2程度となる。また、キャッチした電波人間は、QRコードに出力して他者と共有可能。但し、Lv 1からとなる上、別れたり全滅すると、復活出来なくなる(再び読み取ることは出来るが、再びLv 1からとなる。「3」では「こていかのくすり」を利用すると呼び戻すことができる。)。

電波人間の名前はひらがなが基本であり、カタカナ表記の電波人間は『初代』~『3』の主人公(ノエル)とあかりの子供のテル(息子)とルナ(娘)以外は滅多に登場しない。

電波人間の名前については主人公(3DS本体ごとに体の色も決定される)なども含め一切変更が出来ない。電波人間にも性別があるが(主人公とその彼女のあかりの描写などから)ゲーム中ではパラメーターとしての男女表記は無い。ただし会話した際に性格は分けられており、男性的な言葉、女性的な言葉のほかにも荒っぽい性格や静かな性格など様々存在する。固有電波人間以外は名前は性別に関連せず、女性口調なのに男性名、男性口調なのに女性名という事もざらである。

男性と公言されている電波人間は『初代』~『3』の主人公『FREE!』の主人公、あかりの父のみちる(『3』のみ登場)、主人公とあかりの息子のテル(ルナの兄、『2』に登場、『3』では3DS本体に『2』のデータがあれば引き継ぎできる)の四人、女性と公言されている電波人間は、『初代』~『3』の主人公の恋人のあかりと、彼女の母のひのわ(『3』のみ登場)、主人公と彼女の娘のルナ(テルの妹、テルと同上)の三人のみである。

尚、特殊な電波人間のデフォルトの体色はあかりがオレンジ、テルが黄色(『2』の新色)、ルナがピンク(『2』の新色)、みちるが赤、ひのわが黄色である。

電波人間の体格は主人公とあかりが一番小さいが、子供のテルとルナは更に小さく、子供の電波人間はテルとルナを除き、登場しない。

前記のアンテナについては様々な能力があり、回復系や攻撃系など多彩であり、また中にはLVアップの際に能力が強くなるものもある(ただし強化前の能力は使う事ができなくなるが、アンテナダウンバッジというそうびをすればそうびしているときだけ、もとのアンテナが使える。)(全体攻撃などのアンテナの場合、特定のLvに達すると、能力を発揮するアンテナもある。)また、アンテナのない電波人間も居るがその場合は気持ち多めにパラメーターが高められている(いわゆる戦士系)。

『FREE!』では電波人間と直接触れ合う事も出来る。また、好きな食べ物も上記の性格で異なっている他、アンテナを触られると嫌がる(曰く、デリケートな部分らしい。)。

装備品は特殊能力を高める腕輪指輪などと、防御能力、属性防御力を高める服が存在する。

ダンジョンには属性が決まっており、これらを考慮してプレイするか否かで難易度が上下するため、電波人間の属性と装備品の効果などを考慮していく必要性が出てくる。

本作は『3』までは「主人公の同族の別個体が大勢いながらも、ゲームのモブキャラクターやガイド役、一般人ポジションは全て別の種族が担っている珍しい作品」であり、登場する電波人間は全員主人公のパーティ加入者である。

登場人物 編集

主な登場人物 編集

『初代』~『3』の主人公

男性。あかりとは恋人同士で(未来の『2』では夫婦過去の『3』では幼馴染関係である)、クリア後に結婚する。一人称は「ボク」で、口癖は「~ですよう」。『2』では息子のテルとのルナが登場する。おっとりした性格で、少し抜けた面もある。まおうとはあかりを巡る恋のライバルだが微かな友情意識もあり、『2』でまおうがあかりを助ける為にじゃあくのまじょに逆らい、地の獄送りにされた後、まおうを助ける為に地の獄に向かい、じゃあくのまじょ(じごくのじょおう)がまおうを「弱い屑」だと吐き捨てた際、「確かに弱いのは否めないが、まおうは屑ではない。僕の大切な人を守ってくれた、とっても良いヤツだ」と返している。顔と名前と体色にはバリエーションがあり、プレイヤーによって違う。『2』『3』では3DS本体に『初代』のプレイデータがあれば、『初代』の主人公の顔と名前を引き継ぐ事ができる。プレイヤーの3DS本体が彼の縄張りである。アンテナは「ふっかつ」固定。『初代』ではデンパ島に住んでいたが、『2』ではあかりと結婚してから引越しをし、デンパタウンに住んでいる。あかりとは異なり、主人公の両親は登場しない。

プレイヤーを「アナタ」と呼び、全幅の信頼を抱いている。

あかり

女性。『初代』~『3』のヒロインであり、本シリーズの看板娘兼シンボルキャラクターである。主人公の彼女であり、関係は時系列によって異なる(『2』では夫婦、『3』では幼馴染)。一人称は「私」で穏やかな性格。両親はみちる(父、赤)とひのわ(母、黄色)で、体色はオレンジ色。女性である為、小柄な体格で体力が無く打たれ弱い。まおうに好意を寄せられているが、彼女にその気は無い為、断っている。アンテナは「みんなかいふく」。主人公の事は『初代』では呼び捨て、『2』では「アナタ」、『3」では「○○くん」と呼んでいる。

『FREE!』に再登場し、物語の鍵を握る。

テル

男の子。『2』で登場(『3』では、『2』のテル救出後までストーリーを進めたデータがあれば呼び出せる)。主人公とあかりの息子で、ルナの兄。体色は黄色で、アンテナは「たくわえる」。兄妹共に母親似であり子供である為、あかり以上に小柄な体格をしている。一人称は「僕」で、幼い妹を常に心配している。勇敢で真面目な性格で、子供だが既に声変わりしている。『3』では本来、兄妹が生まれる前の時代にタイムスリップして呼び出された為タイムパラドックスが起きないように、主人公とあかりの未来の息子である事は隠している。

『FREE!』ではルナと共にとあるクエストで再登場する。

ルナ

女の子。『2』で登場(『3』ではテル同様、『2』のルナ救出後までストーリーを進めたデータがあれば呼び出せる)。主人公とあかりの娘で、テルの妹。一人称は「ルナ」。体色はピンクで、アンテナは「ステルス」。泣き虫で子供らしい性格であり、甘えん坊でおしゃまでおしゃれ好き。『3』ではテル同様、主人公とあかりの未来の娘である事は隠している。メロンが好物(『3』で彼女に話しかけると確認出来る)。

『FREE!』ではテルと共に再登場する。

みちる

男性。『3』で登場。あかりので、テルとルナの母方の祖父。一人称は「僕」。考古学者で、体色は赤、アンテナは「かいふく」。あかりの髪の毛の形はみちるから引き継いでいるが、彼女の顔と体格は両親に似ていない。ルー大柴のような英語交じりの言葉(ルー語)で話す。

ひのわ

女性。『3』で登場。あかりので、テルとルナの母方の祖母。当初は怪我をしていて冒険に行けなかった為、デンパ島の店で店番をしていたが、ある程度シナリオを勧めると怪我が完治した為、店番を辞めて仲間になる。体色は黄色(孫のテルも祖母の色を引き継いでいる)で、アンテナは「つかまえる」。ピンクの眼鏡をかけている。性格はみちるよりも活発で冒険好きで、怒ると怖いらしい。

『FREE!』では期間限定開催する電波人間コロシアムのロビーにて、眼鏡を外した姿で再登場する。既にバトルを引退しているが、コロシアムでのバトルを見て、若い頃の冒険の日々を思い出していた。

まおう(ドローン)

男性。『初代』~『3』に登場。一人称はドローン時代は「おれ」、まおうに覚醒してからは「私」である。『初代』のラストボス兼黒幕であり、あかりをさらった。主人公とはあかりを巡る恋のライバルだが、微かな友情意識もあり、主人公をあかりの夫として認めている。現在は主人公とあかりが結婚した事で彼女を諦めている。あかりを恋愛感情とは別に今も大切に思っており、基本的には主人公一家との関係は良好である。元は「ドローン」という泥のモンスターであり、過去である『3』の頃からあかりに好意を抱いていた。

『FREE!』ではストーリーに再登場し、物語の鍵を握る。

『FREE!』の主人公

男性。『初代』~『3』の主人公とは別人(その為、過去作からのデータの引き継ぎは出来ない)。一人称は「ボク」で、性格も『初代』~『3』の主人公と比べて少々幼く、臆病かつ控えめな性格をしている。いじめられっ子で、ストーリー開始時にいじめっ子の電波人間達に虐められていた所をプレイヤーと出会い、強くなるべく伝説の装備を集める旅に出るも、後に様々な試練に挑戦したり、『初代』~『3』から繋がる事件に巻き込まれて行く事となる。『初代』~『3』の主人公と同様、顔と名前と体色にはバリエーションがあり、プレイヤーによって違う。メロンが好物(ふれあいで彼に食べさせると特殊な反応を返す)。アンテナは「ふっかつ」固定。

プレイヤーを「君(きみ)」と呼び、全幅の信頼を抱いている。

地底人

電波人間と共存する別の種族。鼻が長いのが特徴で、男性はヒゲが生えている。色々な場所で穴を掘り、土を食べて暮らしている(『2』では主食の土以外にも合わせる食べ物の嗜好によって、魚派と野菜派の二派に分かれており、両派閥の溝は深い)。『初代』では大人かつ男性の個体しかいなかったが、『2』からはバリエーションが大幅に増加し、女性や子供の個体も登場するようになる。地底人とは言いつつも地下エリア以外にもどこにでもいて、最も大きい集落は火山にある。電波人間との仲は良好で、隣人的な関係。たどたどしい喋り方(『3』では地上訛りと判明)が特徴だが、『3』ではオリジナルと別の文化を築いてきた「地底の町」で暮らす、「はじまりの一族」は地上訛りが無く、流暢な言葉で話す。尚、地底人達は電波人間と異なり、理由は不明だが妖精を感知できるのは一部の地域に住む子供だけで、それも大人になると妖精を感知出来なくなる。本作では電波人間以外の種族は地底人、妖精、モンスターがメインである。

『3』までは固有キャラ除き、ストーリーに関わる主人公のパーティ加入者ではない電波人間は登場せず(ひのわは当初は加入出来なかったが、後に加入する)、本作のモブキャラクターや一般人としての役割はほぼ地底人が担っている(妖精もいるが、大人の地底人には感知出来ないので彼らとは交流出来ない事と、暮らす場所が限られている事が原因で、登場機会は少ない)。

『3』まではじまりの一族を除き、ほぼ全ての地底人が地上訛りで話していたが、外伝である『FREE!』では流暢に話している。

妖精

彼女達が住む妖精の里はいくつもあり、それぞれ別の女王が治めている。最も偉大な女王は「リラ」で、リラの妹の名前は「ライラ」。『2』では妖精の里、『3』では北にある「妖精の大陸」に暮らす種族。子供妖精と上位妖精、女王の三階級に分けられ、子供妖精は髪型がツインテール、星型、お団子の3種類ある。性別は全て女性だが、『3』のリサイクル屋の店員など、一部の妖精には一人称が「ボク」の者も存在する。服の色は『3』までは女王のみ白を身に着ける事が許されており、子供妖精は主にピンク、青、黄色の服を身に着けている(外伝である『FREE!』では白い服を着ている子供妖精や上位妖精もいる)。地底人には基本的に視認や感知が出来ないが、電波人間や一部の地域に住む子供の地底人には姿が見える(但し、後者は大人になると見えなくなる)。

『FREE!』で仲間になる妖精は名前の由来が天体に関しており、過去作からの妖精も登場している。

デザインは『初代』と『2』以降で大きく異なっている。

アンテナ 編集

アンテナは電波人間のトレードマークで、チャームポイント。固有キャラは全員アンテナを所有している。電波人間の中には頭にアンテナが生えている場合があり、その個体は「とくぎ」と呼ばれるバトルに役立つスキルを使う事が出来る。とくぎは様々でレアなものも存在し、レアな特技を持つ電波人間はキャッチの際光っており、通常の個体より逃げやすくキャッチしにくくなっている。アンテナの多くはレベルアップする事で進化し、対象が単体から全体になったりと上位の能力になっていく。レアなアンテナは当初は「アンテナのねっこ」状態で能力を使えず、何の能力なのか不明だが、ある程度レベルが上がると完全なアンテナに成長する。基本的にレアなアンテナほど習得、または進化するレベルが遅い。

電波人間のアンテナの有無は完全に生まれつきであり、アンテナが生えていない電波人間に後からアンテナを生やす事は出来ず、アンテナ変更も出来ない。またアンテナを持つ電波人間より、持たない電波人間の方が人数が多い。アンテナを持たない電波人間はとくぎを使えないが、その分ステータスが高くなっており、肉弾戦で有利になるよう調整されている。

電波人間のRPG2 編集

電波人間のRPG2
THE ''DENPA'' MEN 2:
Beyond the Waves
ジャンル ロールプレイングゲーム
対応機種 ニンテンドー3DS
開発元 ジニアス・ソノリティ
発売元 ジニアス・ソノリティ
人数 1人
メディア ダウンロード
発売日   2012年9月26日
   2013年5月30日
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
ESRBE(6歳以上)
PEGI7
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電波人間のRPG2』(でんぱにんげんのアールピージーツー、英題:THE ''DENPA'' MEN 2: Beyond the Waves)は、2012年9月26日に発売された。時系列は『初代』の未来の話であり、主人公は『初代』のデータを引き継げば使用できる。本作では主人公とあかりは夫婦関係。主人公とあかりの二人の子供達のテルルナが新登場する。

主な新要素、変更点 編集

  • 電波人間の体色と属性に黄色(でんき)、紫(やみ)が追加され、タイプ相性が一新された
  • 電波人間の体色に新色の黄色、ピンク(レア)、紫(レア)、金色(レア)、銀色(レア)が追加され、よりカラフルになった
  • 前作では敵への攻撃は単体・全体攻撃だけだったが、本作から3体攻撃も追加された。
  • Wi-fi通信で全国の電波人間達と対戦出来るようになった
  • 農業
  • 魚釣り
  • 電波人間の体色変更
  • 服以外の装備品でも外見が変化するようになった
  • すれちがい通信
  • 暗闇のどうくつ

電波人間のRPG3 編集

電波人間のRPG3
THE ''DENPA'' MEN 3
The Rise of Digitoll
ジャンル ロールプレイングゲーム
対応機種 ニンテンドー3DS
開発元 ジニアス・ソノリティ
発売元 ジニアス・ソノリティ
人数 1人
メディア ダウンロード
発売日   2013年8月7日
   2014年5月8日
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
ESRBE(6歳以上)
PEGI7
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電波人間のRPG3』(でんぱにんげんのアールピージースリー、英題:THE ''DENPA'' MEN 3 The Rise of Digitoll)は、2013年8月7日に発売された。時系列は『初代』の過去の話で、『初代』の主人公はデータがあれば引き継ぐ事が出来る。本作では主人公とあかりは幼馴染関係。あかりの両親のみちるひのわが新登場する。

主な新要素、変更点 編集

  • 新アンテナ「つかまえる」、2属性技、4段階進化技追加
  • 再戦の館
  • バザー島・レンタル島
  • キャッチした電波人間が個別の家に住むようになった(今までは主人公一家以外は家を持っておらず、電波人間ハウスに住んでいた)
  • 部屋の模様替えや、釣りのゲーム形式化などの生活要素も強化
  • 村に入ると自動的に体力が回復するようになった
  • フィールド上の敵のレベルが表示されるようになった
  • ジュエルシステム(課金前提)
  • コロシアム環境の大幅な変化
  • キャッチ中に電波人間がペイントボールを投げてくるようになった

電波人間のRPG FREE! 編集

電波人間のRPG FREE!
ジャンル ロールプレイングゲーム
対応機種 ニンテンドー3DS
開発元 ジニアス・ソノリティ
発売元 ジニアス・ソノリティ
人数 1人
メディア ダウンロード
発売日   2014年7月23日
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
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電波人間のRPG FREE!』(でんぱにんげんのアールピージー フリー)は、2014年7月23日より配信された。基本プレイ無料で(課金あり)、ゲーム内アイテム「ジュエル」はイベントやダンジョンで入手できる他、有料で購入も可能。『3』までは前作までの「電波人間」を連れて来ることが出来たが、『FREE!』では不可となっている。アンテナは前作までのアンテナはほぼ登場しているが、『3』の4段階進化技は登場していない。

時系列は『2』の未来の話とされている(メインステージであかりが夫(ナンバリングシリーズの主人公)がじゃあくのまじょを倒したという台詞、期間限定ステージでテルとルナがウッキーにトラウマがある、バトルを引退したひのわが電波人間コロシアムに居るなど)が、『3』までのナンバリングシリーズと設定が変更されている事が多く(地底人全員が地上訛りが無く流暢に話す、妖精が女王以外にも白い服を身に着けている個体がいるなど)、ナンバリングも冠しておらず、続編と言うよりはナンバリングシリーズの外伝(パラレルワールド)という側面が強い。

なお、ニンテンドーeショップのサービス終了に伴い2023年3月28日をもって配信が終了したが、Ver1.17[4]にすることでダウンロード済の本体でのプレイは引き続き可能。

主な新要素、変更点 編集

  • 主人公交代し、新主人公になっている
  • ナンバリングシリーズの外伝であり、変更されている設定も多い
  • 最大レベルが500になった
  • ステージへの入り方が変わった
  • 転生、出生、転身が出来るようになった
  • すれちがいバトル

New 電波人間のRPG FREE! 編集

  • 前作から7年振りの完全新作、Nintendo Switch版としてニンテンドーダイレクトで2024年2月21日に発表された[5]。前作同様に基本プレイは無料、現実世界のWi-Fi電波を感知して姿を現す電波人間を捕らえて仲間を増やしていく。

攻略本一覧 編集

『電波人間のRPG2 完全攻略本』(2012年11月22日発売、徳間書店ISBN 4198635382

『電波人間のRPG3 完全攻略本』(2013年9月20日発売、徳間書店、ISBN 4198636834)

『電波人間のRPGFREE! 完全攻略本』(2014年9月5日発売、徳間書店、ISBN 4198638632

『電波人間のRPG FREE! 完全攻略本 プラス:ステージ1~20補増版~』(2016年3月26日発売、徳間書店、ISBN 4198640823

『電波人間のRPG FREE! レッツ! 完全クリア!』(2015年11月26日発売、ダイアプレス、ISBN 4802300948

漫画作品 編集

『電波人間のMNG!』

『電波人間のRPG FREE!』が題材である。全2巻。主人公のガンマと、人間の少年・江礼木テル(ナンバリング主人公の息子のテルとは無関係)が織り成すギャグ作品である。ガンマの友達として女の子の電波人間・アロマなどが登場する。1巻にはガンマとアロマをゲーム内でも入手出来る限定シリアルコードが付いている。

脚注 編集

注釈 編集

出典 編集

外部リンク 編集