500本塁打クラブ
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500本塁打クラブ(-ほんるいだクラブ)とは、メジャーリーグベースボールにおいて通算500本塁打以上を達成した選手の集団。最初の達成者は1929年に通算500本塁打を達成したベーブ・ルース。
実際にこのような名前のクラブ(集団)が存在するわけではない。しかし1996年までに達成したすべての選手がアメリカ野球殿堂入りしているため、「500本塁打達成=クーパース・タウン行きの切符を手にした」と言われるようになった。
しかしながら近年では、マーク・マグワイア、ラファエル・パルメイロ、バリー・ボンズ、サミー・ソーサ、アレックス・ロドリゲス、マニー・ラミレス、ゲイリー・シェフィールドなど、薬物疑惑が原因で殿堂入りが見送られるケースが増えている。
達成者
編集凡例
アメリカ野球殿堂入り | 現役選手 |
順位 | 選手 | 本塁打数 | 500本塁打達成日 | 達成年齢 | 達成したチーム | 打数 | 40本塁打 達成回数 |
本塁打王 獲得回数 |
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1 | バリー・ボンズ | 762 | 2001年4月17日 | 36歳267日 | サンフランシスコ・ジャイアンツ | 9847 | 8 | 2 |
2 | ハンク・アーロン | 755 | 1968年7月14日 | 34歳160日 | アトランタ・ブレーブス | 12364 | 7 | 4 |
3 | ベーブ・ルース | 714 | 1929年8月11日 | 34歳186日 | ニューヨーク・ヤンキース | 8938 | 11 | 12 |
4 | アルバート・プホルス | 703 | 2014年4月22日 | 34歳 | 98日ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム | 11421 | 7 | 2 |
5 | アレックス・ロドリゲス | 696 | 2007年8月4日 | 32歳 | 8日ニューヨーク・ヤンキース | 10566 | 8 | 5 |
6 | ウィリー・メイズ | 660 | 1965年9月13日 | 34歳116日 | サンフランシスコ・ジャイアンツ | 10881 | 6 | 4 |
7 | ケン・グリフィー・ジュニア | 630 | 2004年6月20日 | 34歳212日 | シンシナティ・レッズ | 9801 | 7 | 4 |
8 | ジム・トーミ | 612 | 2007年9月16日 | 37歳 | 20日シカゴ・ホワイトソックス | 8422 | 6 | 1 |
9 | サミー・ソーサ | 609 | 2003年4月4日 | 34歳143日 | シカゴ・カブス | 8813 | 7 | 2 |
10 | フランク・ロビンソン | 586 | 1971年9月13日 | 36歳 | 22日ボルチモア・オリオールズ | 10006 | 1 | 1 |
11 | マーク・マグワイア | 583 | 1999年8月5日 | 35歳297日 | セントルイス・カージナルス | 6187 | 6 | 4 |
12 | ハーモン・キルブルー | 573 | 1971年8月10日 | 35歳 | 42日ミネソタ・ツインズ | 8147 | 8 | 6 |
13 | ラファエル・パルメイロ | 569 | 2003年5月11日 | 38歳229日 | テキサス・レンジャーズ | 10472 | 4 | 0 |
14 | レジー・ジャクソン | 563 | 1984年9月17日 | 38歳122日 | カリフォルニア・エンゼルス | 9864 | 2 | 4 |
15 | マニー・ラミレス | 555 | 2008年5月31日 | 36歳 | 1日ボストン・レッドソックス | 8244 | 5 | 1 |
16 | マイク・シュミット | 548 | 1987年4月18日 | 37歳203日 | フィラデルフィア・フィリーズ | 8352 | 3 | 8 |
17 | デビッド・オルティーズ | 541 | 2015年9月12日 | 39歳298日 | ボストン・レッドソックス | 8640 | 3 | 1 |
18 | ミッキー・マントル | 536 | 1967年5月14日 | 35歳206日 | ニューヨーク・ヤンキース | 8102 | 4 | 4 |
19 | ジミー・フォックス | 534 | 1940年9月24日 | 32歳336日 | ボストン・レッドソックス | 8134 | 5 | 4 |
20 | ウィリー・マッコビー | 521 | 1978年6月30日 | 40歳171日 | サンフランシスコ・ジャイアンツ | 8197 | 2 | 3 |
テッド・ウィリアムズ | 521 | 1960年6月17日 | 41歳292日 | ボストン・レッドソックス | 7706 | 1 | 4 | |
フランク・トーマス | 521 | 2007年6月28日 | 39歳 | 32日トロント・ブルージェイズ | 8199 | 5 | 0 | |
23 | エディ・マシューズ | 512 | 1967年6月14日 | 35歳274日 | ヒューストン・アストロズ | 8537 | 4 | 2 |
アーニー・バンクス | 512 | 1970年5月12日 | 39歳101日 | シカゴ・カブス | 9421 | 5 | 2 | |
25 | メル・オット | 511 | 1945年8月1日 | 36歳152日 | ニューヨーク・ジャイアンツ | 9456 | 1 | 6 |
ミゲル・カブレラ | 511 | 2021年8月22日 | 38歳126日 | デトロイト・タイガース | 10022 | 2 | 1 | |
27 | ゲイリー・シェフィールド | 509 | 2009年4月17日 | 40歳151日 | ニューヨーク・メッツ | 9217 | 2 | 0 |
28 | エディ・マレー | 504 | 1996年9月6日 | 40歳195日 | ボルチモア・オリオールズ | 11336 | 0 | 1 |
達成が近い現役選手
編集- 該当者なし(現役最多は、ジャンカルロ・スタントンの429本塁打)
- 2024年のシーズン終了時点[1]。
記録
編集- 最年少 アレックス・ロドリゲス(32歳8日)
- 最少試合 マーク・マグワイア(1639試合)
- 最少打数 マーク・マグワイア(5487打数)
600本塁打達成者
編集達成者
編集選手 | 本塁打数 | 600本塁打達成日 | 達成年齢 | 達成時の在籍チーム |
---|---|---|---|---|
バリー・ボンズ | 762 | 2002年8月9日 | 38 | サンフランシスコ・ジャイアンツ |
ハンク・アーロン | 755 | 1971年4月27日 | 37 | アトランタ・ブレーブス |
ベーブ・ルース | 714 | 1931年8月21日 | 36 | ニューヨーク・ヤンキース |
アルバート・プホルス | 703 | 2017年6月3日 | 37 | ロサンゼルス・エンゼルス |
アレックス・ロドリゲス | 696 | 2010年8月4日 | 35 | ニューヨーク・ヤンキース |
ウィリー・メイズ | 660 | 1969年8月22日 | 38 | サンフランシスコ・ジャイアンツ |
ケン・グリフィー・ジュニア | 630 | 2008年6月9日 | 38 | シンシナティ・レッズ |
ジム・トーミ | 612 | 2011年8月15日 | 40 | クリーブランド・インディアンス |
サミー・ソーサ | 609 | 2003年4月4日 | 38 | テキサス・レンジャーズ |
脚注
編集- ^ “Active Leaders & Records for Hits”. Baseball-Reference.com. 2024年10月5日閲覧。
関連項目
編集- メジャーリーグ
- 日本プロ野球
- 王貞治 - NPB通算で868本塁打。
- 野村克也 - NPB通算で657本塁打。
- 門田博光 - NPB通算で567本塁打。
- 山本浩二 - NPB通算で536本塁打。
- 清原和博 - NPB通算で525本塁打。
- 落合博満 - NPB通算で510本塁打。
- 松井秀喜 - 日米通算で507本塁打。
- 張本勲 - NPB通算で504本塁打。
- 衣笠祥雄 - NPB通算で504本塁打。
- 韓国プロ野球
- 李承燁 - KBO、NPB通算で626本塁打。