ATS・D4
ATS・D4は、ATSチームが1980年のF1世界選手権用に製作したフォーミュラ1カー。デザイナーはグスタフ・ブルナーとティム・ワドロップ。
カテゴリー | F1 | ||||||||
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コンストラクター | ATS | ||||||||
デザイナー |
グスタフ・ブルナー ティム・ワドロップ | ||||||||
先代 | ATS・D3 | ||||||||
後継 | ATS・HGS1 | ||||||||
主要諸元 | |||||||||
シャシー | アルミニウム製モノコック | ||||||||
エンジン | フォード-コスワース DFV V8, NA, | ||||||||
トランスミッション | ヒューランド FGA 400 | ||||||||
重量 | 579 kg (1,276 lb) | ||||||||
燃料 | シェル | ||||||||
タイヤ |
1980. グッドイヤー 1981. ミシュラン | ||||||||
主要成績 | |||||||||
チーム | チームATS | ||||||||
ドライバー |
1980 9./10. マルク・スレール 9. ヤン・ラマース 10. ハラルド・アートル 1981 9. ヤン・ラマース 10. スリム・ボルグッド | ||||||||
初戦 | 1980年南アフリカグランプリ | ||||||||
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概要
編集D4は1980年後半から1981年前半にかけて使用された。アルミニウム製モノコックボディにフォード-コスワース DFVエンジンを搭載し、ギアボックスはヒューランドFGA400を使用した。
D3とは異なり16戦に出走したもののポイントを得ることはできなかった。1980年アメリカグランプリでマルク・スレールが8位に入ったのが最高位であった。予選の最高位は1980年アメリカ西グランプリでヤン・ラマースが得た4位であったが、決勝はギアトラブルでリタイアとなった。
F1における全成績
編集年 | チーム | エンジン | タイヤ | ドライバー | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | ポイント | 順位 |
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1980年 | チームATS | フォード-コスワース DFV | G | ARG |
BRA |
RSA |
USW |
BEL |
MON |
FRA |
GBR |
GER |
AUT |
NED |
ITA |
CAN |
USA |
0 | NC | ||
マルク・スレール | DNS | Ret | Ret | 12 | 12 | 10 | Ret | DNQ | 8 | ||||||||||||
ヤン・ラマース | Ret | 12 | NC | ||||||||||||||||||
ハラルド・アートル | DNQ | ||||||||||||||||||||
1981年 | チームATS | フォード-コスワース DFV V8 NA |
M | USW |
BRA |
ARG |
SMR |
BEL |
MON |
ESP |
FRA |
GBR |
GER |
AUT |
NED |
ITA |
CAN |
CPL |
1 | 13位 | |
ヤン・ラマース | Ret | DNQ | 12 | ||||||||||||||||||
スリム・ボルグッド | 13 | DNPQ |
- 1981年の獲得ポイントは後継車HGS1による獲得。