Billyrrom(ビリーロム)は、日本の6人組バンド。2020年結成[3]

Billyrrom
出身地 日本の旗 日本東京都町田市
ジャンル
活動期間 2020年 -
公式サイト Billyrrom 公式ホームページ
メンバー
Billyrrom
YouTube
チャンネル
活動期間 2021年 -
ジャンル 音楽
登録者数 約7.7万人
総再生回数 約920万回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2024年4月3日時点。
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ソウルファンクロックなど幅広いルーツを持つメンバーによって、次世代ポップミュージックを創出する。(公式サイトより引用)[1]

バンド名の由来は、敬愛するビル・エヴァンスが持つ流されないマインドと、移動型民族ロマ族が持つ、自分たちの音楽を様々な場所から発信していくという流動性を大切にする信念から名付けられた[1]

来歴 編集

ChapterⅠ 編集

  • 2020年に、ギターのRinが地元の友人であったMol、TaiseiWatabiki、Shunsukeをバンドに勧誘したことにより結成。4ピースバンドとしてライブ活動を始める。[4][5] メンバーのほとんどが楽器未経験者であったが精力的にライブ活動を重ね、2021年6月に自身初となるMV「Babel」を公開し、9月には自身初の音源である1st EP 「Frontier」をデジタルリリースした。[6] 同年、結成当初からVJやMV制作、アーティスト写真といったビジュアル面でのディレクターを担当していたYuta HaraがDJとMPCを担当することになり、Yuta Haraの幼馴染であったLenoが加入したことにより現在の6人体制となった。
  • 2022年3月、自身初の渋谷WWW出演[7]と、映像集団「YUKIKAZE」との出会いを境に、勢いを増して行った。同年9月から、1作目である1st digital single「Danceless Island」[8]、2作目となる2nd digital single「Defunk」[8]、3作目となる3rd digital single「Narrator」[8] を3ヶ月連続リリースし、12月17日に初のワンマンライブ「Billyrrom First One-Man Live」を渋谷WWWで開催した。2月25日には追加公演である「Billyrrom Additional One-Man Live」を渋谷WWWXで開催した。[9]
  • 2023年2月に2023年一作目となる4th digital single「Solotrip」をデジタルリリースし、映像集団「YUKIKAZE」が手掛けるMVも同時に公開された。[8] 5月には「solotrip」のMVが100万回再生を突破し、自身初の大型フェスとなるメトロック2023大阪公演に出演を果たした。[10] その後も勢いは止まることなく、6月には、Fender社で初となる旗艦店、FENDER FLAGSHIP TOKYOのオープニングパーティでのライブアクトに出演。また、カウントダウンムービーの音楽も手がけた。[11][12] そして7月には、メンバー達の念願でもあったFUJI ROCK FESTIVAL'23への出演を果たした。[13] 8月には、7th digital single「Flower Garden」をリリース。同作は初となラップソングとなっており、ラップパートはギターのRinが担当した。
  • 9月に、2nd EPとなる4曲入りEP「noidleap」をリリースし、リードトラックとなる「Noidleap」はJ-WAVEの9月SONAR TRAXにも選出された。[14]その後、J-WAVE SONAR MUSIC内のコーナー「SONAR'S ROOM」の月曜レギュラーを2023年10月より担当することが決定した。[15] 同月には、書き下ろし曲である「Eclipse」が牛丼チェーン店すき家のCMソングに抜擢された。[16][17]
  • 11月29日にリリースされた柴咲コウのカバーアルバム、「柴咲コウ ACTOR'S THE BEST ~ Melodies of Screens ~」に収録された山下達郎RIDE ON TIMEのサウンドプロデュースおよびアレンジを担当した。[18]
  • 12月にはNYLONJAPAN、VI/NYLの2誌で撮り下ろし&インタビューによる雑誌デビューを果たした。[19][20]

ChapterⅡ 編集

  • 2024年3月20日に初のロックナンバーである9th digital single「DUNE」をリリースし、新たなロゴ、新たなアーティスト写真と共に、バンド活動における「ChapterⅡ」の始動を発表した。[21][22][23] 翌週の27日にリリースされた鈴木雅之のアルバム「Snazzy」には、楽曲提供となる「Magic Hour feat.Billyrrom」が収録された。

メンバー 編集

メンバー全員が東京都町田市出身であり、地元の同級生同士である。
Mol(モル)
ボーカルギター担当。
Rin、TaiseiWatabiki、Shunsukeとは結成前から地元の友人であった。端正なルックスと圧倒的な歌唱力を持つ。
父親の影響で幼い頃から音楽が身近であったが[24]、中でもマイケル・ジャクソンから最も大きな影響を受けており、自身のボーカリゼーションにもそれが反映されている。
2023年6月には、フェンダー初のアパレルブランド、『F IS FOR FENDER』のモデルに起用され、ティザー映像も公開された[25]
Rin
ギター担当。Billyrromの発起人である[5]
地元の友人であったMol、TaiseiWatabiki、Shunsukeに対し、自身は楽器未経験ながら[4]「3年後にフジロック出るから就職しないで」という誘い文句で3人をバンドに勧誘した[26]。(その誘い文句は3年後現実となった。)[27]
小気味良いカッティングと鳴きのギタープレイを得意とする。
aint lindyという名義でソロでの音楽活動も精力的に行なっており、7th digital single「Flower Garden」ではラップパートと作詞を担当した。
TaiseiWatabiki
ベース担当。
Rin、Shunsuke、Molとは地元の友人であり、高校時代に軽音楽部でベースを弾いていた経験があったことから[4][28]、Billyrromに勧誘された。大学卒業後は就職を考えていたが、Rinの熱烈な勧誘を受け、バンドに本腰を入れて行った。
ベースプレイにおいてはジャミロクワイSuchmos山下達郎に影響を受けたと語っている。[28]
Shunsuke
ドラム担当。
楽器経験は全くなかったが、地元の友人であるRinとMolに無理やり電子ドラムを買わされたことにより[28]、加入が決定した。ブルーノ・マーズを経由して辿り着いた70年代ブラックミュージックに影響を受けており、メンバー内で最もブラックミュージックに対してストイックであるという[28]
ウォシュレットがないと大の用が足せない性格である[29]
Yuta Hara
DJVJMPC担当。
当初4人で活動していたBillyrromと地元のつながりで知り合い、主にアーティスト写真やMVといったヴィジュアル面のディレクターをしていたが、ある日突然、スタジオ帰りにギターのRinから「お前はもうBillyrromだよ」と声をかけられ、加入が決定した[5]。加入当初はVJのみ担当していたが、次第に「自分も音を出したい、表現領域を広げたい」という理由でDJMPCも担当することになった[28]
メンバーからは名前ではなくティーブ(TIB)という愛称で呼ばれている。
Leno
キーボードシンセサイザー担当。
Yuta Haraの幼馴染であり、彼の紹介でBillyrromに加入することとなった。
幼少期からクラシックピアノを習っていた経験があり、加入前は個人でトラックメイクをしていたが、燻っていたところをちょうどBillyrromに誘われて加入を決めたとインタビューで語っている[28]
Leno(レノ)は本名であり、名前の由来はジョン・レノンから来ている。

ディスコグラフィ 編集

配信シングル 編集

# リリース日 タイトル 備考
1st 2022年9月21日 Danceless Island
2nd 2022年10月26日 Defunk
3rd 2022年11月30日 Narrator
4th 2023年2月8日 Solotrip
5th 2023年5月17日 Time is Over
6th 2023年6月28日 Mayday
7th 2023年8月2日 Flower Garden
8th 2024年1月31日 Natural Sense
9th 2024年3月20日 DUNE

配信EP 編集

# リリース日 作品名 収録曲
備考
1st 2021年9月12日 Frontier 1.Control

2.Magnet

3.Babel

2nd 2023年9月20日 Noidleap 1.Mayday

2.Noidleap

3.Flower Garden

4.Eyes to The Mirror

会場限定EP 編集

# リリース日 作品名 収録曲
備考
1st 2023年6月23日 Progress 1.Danceless Island

2.Defunk

3.Narrator

4.Solotrip

5.Time is Over

脚注 編集

  1. ^ a b c Billyrrom 公式ホームページ”. HOT STUFF PROMOTION. 2023年5月1日閲覧。
  2. ^ a b c d “Billyrrom、クールに高揚する次世代ダンスポップ・アンセム「Narrator」が完成”. ふくりゅう (Yahooニュース). (2022年12月10日). https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/8a8ab703466e1476ede2fb69b22a4d1820ee7050 2023年4月30日閲覧。 
  3. ^ 東京発・現役大学生の次世代ソウルバンド、Billyrromが語る音楽ルーツ | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)”. Rolling Stone Japan (2022年12月27日). 2023年5月4日閲覧。
  4. ^ a b c 【Billyrrom】初めましての人たちにも刺さるライブを!”. キョードー大阪 (2023年3月15日). 2023年5月1日閲覧。
  5. ^ a b c INTERVIEW/ Billyrrom”. Spincoaster (2022年10月26日). 2023年5月1日閲覧。
  6. ^ 公式X”. X (2021年9月12日). 2023年5月24日閲覧。
  7. ^ (日本語) Billyrrom - Live at Shibuya WWW Behind the scenes, https://www.youtube.com/watch?v=osjCzT1n4Yc 2023年10月16日閲覧。 
  8. ^ a b c d 公式サイト”.  . HOT STUFF PROMOTION. 2023年5月24日閲覧。
  9. ^ 公式X”. X (formerly Twitter). 2023年10月16日閲覧。
  10. ^ LINE UP | 出演アーティスト|METROCK 2023|メトロック 2023”. metrock.jp. 2023年10月21日閲覧。
  11. ^ フェンダー、初の旗艦店オープン直前にレセプションパーティー開催 ラルクken×MIYAVIらサプライズセッション続出”.  . yahoojapan (2023年6月27日). 2023年7月22日閲覧。
  12. ^ 公式X”.  . X (2023年6月27日). 2023年7月22日閲覧。
  13. ^ 公式X”.  . X (2023年6月2日). 2023年6月2日閲覧。
  14. ^ Billyrrom、最新EP『noidleap』“妄想”と“飛躍”を現実へと引き寄せるポップアンセム(ふくりゅう) - エキスパート”. Yahoo!ニュース. 2023年10月16日閲覧。
  15. ^ 「SONAR'S ROOM」 レギュラー出演決定”. Billyrrom Official site. 2023年10月16日閲覧。
  16. ^ すき家CMソング「Eclipse」オンエアスタート”. Billyrrom Official site. 2023年10月16日閲覧。
  17. ^ 公式X”. X (formerly Twitter). 2023年10月16日閲覧。
  18. ^ 『柴咲コウ ACTOR'S THE BEST ~ Melodies of Screens ~』収録曲“RIDE ON TIME”のサウンドプロデュースとアレンジを担当”. Billyrrom Official site. 2024年2月13日閲覧。
  19. ^ 『VI/NYL』#16にBillyrromが登場”. Billyrrom Official site. 2024年2月13日閲覧。
  20. ^ 『NYLON JAPAN』2月号に特集掲載”. Billyrrom Official site. 2024年2月13日閲覧。
  21. ^ 公式X”. 2024年3月28日閲覧。
  22. ^ 公式X”. 2024年3月28日閲覧。
  23. ^ 公式X”. 2021年3月28日閲覧。
  24. ^ Code “F” Vol.7”. Fender (2023年6月17日). 2023年6月22日閲覧。
  25. ^ Instagram”. Instagram (2023年6月17日). 2023年6月22日閲覧。
  26. ^ 公式X”. Twitter (2023年6月2日). 2023年6月21日閲覧。
  27. ^ 公式X”. 2024年4月3日閲覧。
  28. ^ a b c d e f 東京発・現役大学生の次世代ソウルバンド、Billyrromが語る音楽ルーツ”. Rolling Stone (2022年12月27日). 2023年5月1日閲覧。
  29. ^ J-WAVE SONAR MUSIC 10/23/2023”. radiko. 2023年10月23日閲覧。

外部リンク 編集