EYES LOVE YOU

hideの楽曲、1作目のシングル(1993年)

EYES LOVE YOU』(アイズ・ラヴ・ユー)は日本アーティストhideのソロ1枚目のシングル

EYES LOVE YOU
hideシングル
初出アルバム『HIDE YOUR FACE
B面 OBLAAT
EYES LOVE YOU (JUNK VERSION)
リリース
ジャンル ロック
レーベル MCAビクター
(規格品番: MVDD-7)
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 3位[1]オリコン
  • hide シングル 年表
    EYES LOVE YOU
    50%&50%
    1993年
    DICE
    1994年
    HIDE YOUR FACE 収録曲
    SCANNER
    (2)
    EYES LOVE YOU [T.T.VERSION]
    (3)
    D.O.D. (DRINK OR DIE)
    (4)
    ミュージックビデオ
    「EYES LOVE YOU」 - YouTube
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    音楽・音声外部リンク
    EYES LOVE YOUを試聴する (help)

    概要 編集

    • 50%&50%」と同時リリース。
    • 「50%&50%」と対になっており、本作は緑色である。
    • 対になっているのには秘密があり、目のイラストを繋げるように2枚のジャケットを置き、寄り目にして2つのジャケットを重ね合わせると、目の錯覚で瓶の中にいるhideが浮かび上がる仕掛けになっている。
    • また、隠しトラックが収録されており、92トラック目に「EYES LOVE YOU (JUNK VERSION)」を収録。
    • 「きちんと楽曲が出来上がってから、ソロデビュー宣言をする」という思いから、「ラフォーレ原宿でソロデビューを発表して、その後原宿の歩行者天国で『OBLAAT』を披露する」というソロデビューイベントが企画され、当日でも入念に準備されていたが、雨天のため中止となった[2]
    • 2007年12月12日マキシシングル化され、再発売。

    収録曲 編集

    1. EYES LOVE YOU
      (作詞:森雪之丞 作曲:hide
      • この作品におけるhideは魔物の目を持ち、作品の世界観は「妄想でしか愛しあえない人間の絶望」[3]
      • hideが自宅で打ち込んできたリズムパターンをベーシックに制作が進められた[4]
      • 楽曲のアイディアが浮かんでも、打ち込んでいる時にアイディアが消えてしまうため、制作が進まないことに苛立ちを覚えたhideは本作を最後にhideが打ち込みに着手することはなくなった[4]
      • 間奏でスペインの著名な舞曲「エスパーニャ・カーニ」の曲調のアコースティックギターが演奏される。
      • 森雪之丞に作詞を頼んだのは、hideは森が書いたBOWWOW布袋寅泰の歌詞のファンであったため[5]。長きにわたりテレビで放送されていた森の代表作「CHA-LA HEAD-CHA-LA」(ドラゴンボールZ主題歌: 1989年4月26日〜1993年9月1日)が終局を迎える頃にhideのソロデビューシングルはリリースされた。
      • 2006年にSONIC STORAGE feat. KOHSHI from FLOWが、森雪之丞のトリビュート・アルバムWords of 雪之丞」でカバー。
      • 2013年、hideソロ活動20周年を記念した「hide TRIBUTE SPIRITS」シリーズの中では、『TRIBUTE III』でA(エース)、『TRIBUTE IV』にて松永貴志、『TRIBUTE VII』では作詞を担当した森雪之丞BUCK-TICK今井寿がそれぞれカバー。『TRIBUTE VII』収録の「EYES LOVE YOU~Ver.2013」の歌詞は、「絶望の先にある光」へhideが導いてくれるであろうとの思いで森雪之丞が書き直し[3]、こちらのバージョンはソドムの街に等しく罪深いゴモラの街に言及した。
      • イントロのビートルズEvery Little Thing」のようなクラシカルメロディ[注釈 1]をサイケデリックに進化させたフレーズはレーベルメイトの少年ナイフが1993年11月3日にリリースした「Brown Mushrooms」にその果実が受け継がれている[注釈 2]
    2. OBLAAT
      (作詞・作曲:hide)
      • hideは「ダムドが1期のオリジナルメンバーのままで今でも活動していたら、きっとこういう曲を作る」とイメージしながら制作した[6]
      • 『hide Tribute SPIRITS II -Visual Spirits-』(2013年)でGOTCHAROCKAがカバー。
    3. - 91. (トラックごとに数秒間の無音)

    92. EYES LOVE YOU (JUNK VERSION)

    収録アルバム 編集

    ミュージックビデオ 編集

    このミュージックビデオは1993年5月に松竹大船撮影所で2日間の撮影が行われた[7]。流れるような廊下のシーンは[注釈 3]、hideが熱中していたシューティングゲーム『スターフォックス』から考案した[8]。12人のhideがそれぞれ個性的ヘアスタイルで登場する。

    1994年にMTV Video Music Awards国際視聴者賞日本部門を受賞した。

    2013年にCLUB CITTA'で行われた記念企画の特別編集フィルム『hide FILM ALIVE!!』で撮影の様子が公開された[9]

    脚注 編集

    注釈 編集

    1. ^ とはいえhideと共同プロデューサーI.N.A.は、そろってビートルズは聞いたことがない(「GOOD BYE」制作過程でそれが判明した)。
    2. ^ hideと少年ナイフは同じレーベル(MCA)に所属している。「Brown Mushrooms」の規格品番はMVDD-11。
    3. ^ hideは1番Aメロ廊下のシーンで自分の髪を掴んだり、少々の時間差の後に舌を出したりしているのであるが、この構図は禁断の残酷映画『ソドムの市』(1975年)の舌切り処刑シーンに見ることができ、またハードコアバンドSODOMがこの処刑シーンの構図を用いたイラストのアルバム『聖レクイエム』を1984年に発表している。

    出典 編集

    1. ^ EYES LOVE YOU”. Oricon. 2014年11月28日閲覧。
    2. ^ 宝島社刊「BANDやろうぜ」1994年3月号「HIDE YOUR FACE hide 華麗なるポップ派宣言! 本音か? 欺瞞か? その全貌を解明!!」pp.8-10より。
    3. ^ a b “hide TRIBUTE 参加アーティストからのコメント”. 徳間ジャパンコミュニケーションズ. (2013年11月28日). https://www.tkma.co.jp/news_detail/id=4082 
    4. ^ a b ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス刊「君のいない世界 hideと過ごした2486日間の軌跡」I.N.A著 26P-27P,55Pより。
    5. ^ Words of 雪之丞: 森雪之丞自身によるSelf Liner Notes 3. EYES LOVE YOU(1993 released) 〜妄想(ゆめ)を裁く法律などない”. ビクターエンタテインメント
    6. ^ ソニー・マガジンズ刊『WHAT's IN?』1995年1月号袋とじ「SELF LINER NOTES '95」p.3より。
    7. ^ ◆「A Souvenir(ア・スーヴェニアー) / ヒデ」解説 ~ ~ビデオにインクルードされているインナーより解説をお届け!!~
    8. ^ “「ファミリーコンピュータ&スーパーファミコン Nintendo Switch Online」に4本の追加タイトル!スーパーデラックスがくる!”. Saiga NAK. (2019年12月5日). https://saiganak.com/ja/news/nintendo-switch-online-new-title-dec2019/ 
    9. ^ “【イベントレポート】hide、初公開映像を含む『hide FILM ALIVE!!』で魅せた色鮮やかな姿”. BARKS. (2013年5月17日). https://www.barks.jp/news/?id=1000090368