KOPW王座(KOPWおうざ)は、新日本プロレスが管理、認定している王座。

概要 編集

2020年7月28日、オンライン会見でオカダ・カズチカの提案で創設[1][2]8月26日後楽園ホール大会で8人によるシングルマッチ(1回戦)、8月29日明治神宮野球場大会で4WAYマッチを行って暫定となる保持者を決定。

オカダは「IWGP新日本プロレス」の本道という崩してはいけないものがある中で、プロレスは他にも面白いルールがあり、そこに挑戦し続けていくタイトルと位置付けている[3]。このため、選手権ルール、勝利条件も後述のように試合ごとに異なる。

2022年まではタイトル保持者にトロフィーが授与されていたが、2023年からは鷹木信悟の提案でチャンピオンベルトが新調された[4]

タイトルの意味 編集

提案時点ではオカダ・カズチカは「KOPW」が何の頭文字であるかを明かしておらず、2020年8月26日に「僕がキング・オブ・プロレスリングになろうと思います」と「KING OF PRO WRESTLING」の略であることを明かした[5]。ただし、あくまでオカダの解釈であり、自由に想像してもらって構わないとも発言しており、「KUSEMONO OF PRO WRESTLING」、「KAZUCHIKA OKADAの PRO WRESTLING」など解釈は自由であることを示している[6]

ルール 編集

  • 試合は時間無制限1本勝負(試合形式により、変更となる場合あり)。
  • 選手は各自が希望する試合形式を持ち寄り、どちらの試合形式で採用するかはファン投票で決定する。

選手が持ち込んだ特殊な試合形式一覧 編集

デスマッチ、ハードコア 編集

  • ランバージャック with レザーベルト・デスマッチ(高橋裕二郎
  • YTR式テキサス・ストラップマッチ(矢野通)
  • テキサス・ストラップマッチ(チェーズ・オーエンズ
  • Kiss me Fitマッチ(グレート-O-カーン
  • NO-DQ IQUIT MATCH(矢野通)
  • 忘年会マッチ
    • 日本酒コース(矢野通)
    • ウイスキーコース(金丸義信
  • 手錠デスマッチ(鈴木みのる
  • ドッグゲージ・デスマッチ(矢野通)
  • お花見マッチ(矢野通)
  • ニューヨークシティ・ストリートファイトマッチ(エル・ファンタズモ
  • 時間無制限セコンド手錠拘束マッチ(タイチ)
  • ランバージャックストラップマッチ(EVIL)
  • 凶器番人マッチ(高橋裕二郎)
  • ウイスキーボトルラダーマッチ(タイチ)

特殊ルール 編集

  • ピンフォール2カウントマッチ(矢野通
  • 場外リングアウト5カウントマッチ(BUSHI
  • 必殺技指定マッチ(小島聡
  • 必殺技禁止マッチ(エル・デスペラード
  • ボディスラム or ラストコーナーパッドマッチ(矢野通)
  • ボディスラムマッチ(バッドラック・ファレ
  • 暗闇創造黒頭巾マッチ(矢野通)
  • ニュージャパン with 手錠 or 黒頭巾(矢野通)
  • ノーロープ場外押し出しマッチ(タイチ
  • 30カウント・ピンフォールマッチ(タイチ)
  • 鷹木式時間無制限3本勝負(鷹木信悟
  • 鷹木式10分無制限ピンフォールマッチ(鷹木信悟)
  • 時間無制限決め技限定10カウントマッチ (タイチ)
  • ラストダディスタンディングマッチ(鷹木信悟)
    • 鷹木式ラストマンスタンディング・ランバージャック・デスマッチ(鷹木信悟)
  • 30分オールカウント・ポイントマッチ(タイチ)
  • 鷹木式30カウント・ピンフォールマッチ(鷹木信悟)
  • アルティメット・トライアドマッチ(アーロン・ヘナーレ
  • 鷹木式トライアドマッチ(鷹木信悟)
  • 完全決着10分1本勝負(SHO
  • 金丸義信レフェリーマッチ(金丸義信)
  • 急所攻撃あり+全コーナーパッドつけ外し自由マッチ※どちらも金丸義信のみ有効(金丸義信)

その他 編集

  • 1VS3ハンディキャップマッチ(オカダ・カズチカ
  • ダークネスマッチ(EVIL
  • アマチュアレスリングマッチ(矢野通)
  • 異種格闘技マッチ(グレート-O-カーン)
  • 2VS1ハンディキャップマッチwith東郷 (ディック東郷)
  • 敗者山形追放&禁止技マッチ(SHO)

歴代保持者 編集

KOPW2020
歴代 保持者 戴冠回数 防衛回数 日付 場所
初代 矢野通 1 2 2020年8月29日 明治神宮野球場
KOPW2021
歴代 保持者 戴冠回数 防衛回数 日付 場所
初代 矢野通 2 2 2021年1月5日 東京ドーム
第2代 チェーズ・オーエンズ 1 0 2021年7月25日 東京ドーム
第3代 矢野通 3 2 2021年9月4日 西武ドーム
KOPW2022
歴代 保持者 戴冠回数 防衛回数 日付 場所
初代 鈴木みのる 1 0 2022年1月5日 東京ドーム
第2代 矢野通 4 0 2022年2月20日 北海きたえーる
第3代 タイチ 1 0 2022年4月9日 両国国技館
第4代 鷹木信悟 1 4 2022年4月25日 広島サンプラザ
KOPW2023
歴代 保持者 戴冠回数 防衛回数 日付 場所
初代 鷹木信悟 2 2 2023年1月5日 大田区総合体育館
第2代 タイチ 2 0 2023年4月29日 鹿児島アリーナ
第3代 SHO 1 0 2023年9月24日 ワールド記念ホール
第4代 タイチ 3 1 2023年11月17日 山形ビッグウイング
KOPW2024
歴代 保持者 戴冠回数 防衛回数 日付 場所
初代 石森太二 1 0 2024年1月5日 墨田区総合体育館
第2代 グレート-O-カーン 1 1 2024年1月20日 ドルフィンズアリーナ

試合結果 編集

KOPW2020 編集

KOPW2020
詳細
現王者 矢野通
獲得日 2020年8月29日
管理団体 新日本プロレス
創立 2020年8月29日
  日本 明治神宮野球場
廃止 2020年12月23日
  日本 後楽園ホール
統計
最長保持者 矢野通 : 116日
最年長 矢野通 : 42歳
2020年8月26日 後楽園ホール
「KOPW2020」1回戦︎ 1vs3ハンディキャップマッチ[7]
オカダ・カズチカ 15分26秒
マネークリップ
高橋裕二郎
邪道
外道
※オカダ提案ルール「1vs3ハンディキャップマッチ」
オカダは3選手のうち1選手に、BCはオカダに勝利した時点で決着。
「KOPW2020」1回戦 サブミッションマッチ[8]
SHO 19分37秒
足4の字固め
SANADA
※両者合意ルール「サブミッションマッチ」
決着はギブアップ、レフェリーストップのみ。
「KOPW2020」1回戦 ピンフォール2カウントマッチ[9]
矢野通 4分44秒
片エビ固め
BUSHI
※矢野提案ルール「ピンフォール2カウントマッチ」
決着は2カウントピンフォールのみ
「KOPW2020」1回戦 必殺技禁止マッチ[10]
小島聡 14分13秒
反則
エル・デスペラード
※デスペラード提案ルール「必殺技禁止マッチ」
いわゆる「縛りプレイ」。
小島はラリアット、デスペラードはピンチェ・ロコを使用した場合、反則負け。
2020年8月29日 明治神宮野球場
「KOPW2020」2回戦 4WAYマッチ[11]
オカダ・カズチカ
矢野通
7分01秒
横入り式エビ固め
SANADA
エル・デスペラード
※矢野が「KOPW2020」保持者となる。
2020年11月7日 大阪府立体育会館
「KOPW2020」争奪戦 ノーコーナーパッドマッチ[12]
矢野通
(保持者)
12分11秒
リングアウト
ザック・セイバーJr.
(挑戦者)
※保持者が初防衛に成功。
※両者合意ルール「ノーコーナーパッドマッチ」
4つのコーナー全てのコーナーパッドを外した状態で試合を行う
2020年12月23日 後楽園ホール
「KOPW2020」争奪戦 ボディスラムマッチ or ラストコーナーパッドマッチ[13]
矢野通
(保持者)
6分11秒
ボディスラム
バッドラック・ファレ
(挑戦者)
※保持者が2度目の防衛に成功。
※矢野提案ルール「ボディスラム or ラストコーナーパッドマッチ」
相手をボディスラムで投げた場合、または4つのコーナーパッドを外していき最後のコーナーパッドを外した選手が勝者となる。
※矢野が「KOPW2020」覇者となり、「KOPW2020」は終了となる。

KOPW2021 編集

KOPW2021
詳細
現王者 矢野通
獲得日 2021年9月4日
管理団体 新日本プロレス
創立 2021年1月5日
  日本 東京ドーム
廃止 2021年12月24日
  日本 後楽園ホール
統計
最多保持者 矢野通 : 2回
最長保持者 矢野通 : 201日
最短所持者 チェーズ・オーエンズ : 41日
最年長 矢野通 : 43歳
最年少 チェーズ・オーエンズ : 31歳
2021年1月4日 東京ドーム
「KOPW 2021」進出権争奪ニュージャパンランボー
チェーズ・オーエンズ
BUSHI
34分40秒
オーバーザトップロープ
バッドラック・ファレ
矢野通

※シングルマッチから始まり1分毎に選手が登場し最後の4人になった時点で決着とする。この試合に勝利した4選手が明日東京ドームで行われるKOPW2021争奪戦4WAYマッチの出場権を獲得する。なお選手及び試合順はテーマ曲をもって発表とする。
【退場順】
1:永田裕志鈴木みのる、3:トーア・ヘナーレ、4:後藤洋央紀YOSHI-HASHI、6:真壁刀義、7:DOUKI、8:高橋裕二郎、9:石井智宏、10:本間朋晃、11:天山広吉、12:ロッキー・ロメロ、13:SHO、14:タイガーマスク、15:ゲイブリエル・キッド、16:辻陽太、17:上村優也

2021年1月5日 東京ドーム
「KOPW2021」決定戦 4WAYマッチ
BUSHI
バッドラック・ファレ
7分34秒
片エビ固め
矢野通
チェーズ・オーエンズ
※矢野が「KOPW2021」初代保持者となる。
2021年2月27日 大阪城ホール
「KOPW2021」争奪戦 YTR式テキサスストラップマッチ
矢野通
(保持者)
12分50秒
4本目のコーナーパッド除去(LCPR)
チェーズ・オーエンズ
(挑戦者)
※保持者が「KOPW2021」を初防衛、LCPRはラストコーナーパッドリムーブの頭文字
※矢野提案ルール「YTR式テキサスストラップマッチ」
お互いの手首をテキサス・ストラップで繋ぎ、4つ目のコーナーパッドを外した選手が勝者となる。
2021年4月28日 鹿児島アリーナ
「KOPW2021」争奪戦 暗闇創造黒頭巾マッチ
矢野通
(保持者)
14分58秒
横入り式エビ固め
EVIL
(挑戦者)
※保持者が2度目の防衛に成功。
※矢野提案ルール「暗闇創造黒頭巾マッチ」
4本の鉄柱にセットされた黒頭巾を相手に被せた場合のみ、ピンフォール、ギブアップ、場外カウント、KOカウント等の決着が有効。
2021年7月25日 東京ドーム
「KOPW2021」争奪戦 ニュージャパンランボーwith手錠(時間差バトルロイヤル)
チェーズ・オーエンズ 35分36秒
片エビ固め
矢野通
(保持者)
※シングルマッチからスタートして1分毎に1選手が登場してくる時間差バトルロイヤル。敗れた選手から退場していき、最後まで残った選手を勝者とする。なおトップロープを越えて場外に転落した場合に加えて、フェンス内各所にセットしてある手錠に繋がれた選手も退場となる。出場選手と順番はテーマ曲によって発表とする。
【退場順】
1:真壁刀義、2:本間朋晃、3:鈴木みのる、4:SHOYOH金丸義信、7:天山広吉、8:小島聡、9:BUSHI、10:タイガーマスク、11:マスター・ワトDOUKI、13:石井智宏、14:ディック東郷、15:後藤洋央紀、16:永田裕志、17:グレート-O-カーン、18:KENTA、19:YOSHI-HASHI、20:高橋裕二郎、21:矢野通(保持者)
※チェーズ・オーエンズが「KOPW2021」第2代保持者となる。
2021年9月4日 西武ドーム
「KOPW2021」争奪戦 NO-DQ I QUIT MATCH
チェーズ・オーエンズ
(保持者)
28分03秒
I said I quit
矢野通
(挑戦者)
※保持者が初防衛に失敗、挑戦者が「KOPW2021」第3代保持者となる。
反則裁定なし。決着はマイクを使用して相手に「I QUIT(ギブアップ)」と言わせた場合のみ。
I said I quitはI quitと言ったという意味。
2021年11月6日 大阪府立体育会館
「KOPW2021」争奪戦 アマチュアレスリングマッチ
矢野通
(保持者)
6-5 グレート-O-カーン
(挑戦者)
※保持者が初防衛に成功。
※矢野提案ルール「アマチュアレスリングマッチ」
アマチュアレスリングルールで試合を行う。
2021年12月24日 後楽園ホール
「KOPW2021」争奪戦 忘年会マッチウイスキーコース
矢野通
(保持者)
9分54秒
鬼殺し→片エビ固め
金丸義信
(挑戦者)
※矢野通がKOPW2021を防衛。
※矢野通がKOPW2021覇者となる。
※金丸提案ルール「忘年会マッチ ウイスキーコース」 いわゆる「ドランクマッチ」
通常の試合開始から2分おきにウイスキーをお互いにショット1杯を飲み干す。20秒以内に飲み干せない場合は敗退。プロレスルールによる決着も有効。

KOPW2022 編集

KOPW2022
詳細
現王者 鷹木信悟
獲得日 2022年4月25日
管理団体 新日本プロレス
創立 2022年1月5日
  日本 東京ドーム
廃止 2022年12月19日
  日本 国立代々木競技場・第二体育館
統計
最長保持者 鷹木信悟 : 238日
最短所持者 タイチ : 16日
最年長 鈴木みのる : 53歳
最年少 鷹木信悟 : 39歳
2022年1月4日 東京ドーム
「KOPW 2022」進出権争奪ニュージャパンランボー
チェーズ・オーエンズ
CIMA
27分14秒
体固め
鈴木みのる
矢野通
※シングルマッチからスタートして1分毎に1選手が登場してくる時間差バトルロイヤル。敗れた選手から退場していき、最後の4選手になった時点で決着とする。なおトップロープを超えて場外に転落した選手も退場となる。出場選手と順番はテーマ曲によって発表とする。最後に残った4選手が、2022年1月5日東京・東京ドーム大会で行われる『KOPW 2022』決定戦4WAYマッチ進出権を獲得する。
【退場順】
1.藤田晃生、2.中島佑斗、3.大岩陵平、4.TAKAみちのく、5.マスター・ワト、6.天山広吉、7.小島聡、8.DOUKI、9.金丸義信、10.本間朋晃、11.永田裕志、12.バッドラック・ファレ、13.アーロン・ヘナーレ、14.藤波辰爾、15.真壁刀義
2022年1月5日 東京ドーム
「KOPW2022」決定戦 4WAYマッチ
矢野通
チェーズ・オーエンズ
6分08秒
ゴッチ式パイルドライバー→片エビ固め
鈴木みのる
CIMA
※鈴木が「KOPW2022」 初代保持者となる。
2022年2月20日 北海きたえーる
「KOPW2022」争奪戦 ドッグケージデスマッチ
鈴木みのる
(保持者)
13分48秒
ドッグケージ収監
矢野通
(挑戦者)
※保持者が初防衛に失敗、挑戦者が「KOPW2022」第2代保持者となる。
※矢野提案ルール「ドッグケージデスマッチ」
ドッグケージに相手を入れた選手を勝者とする。ピンフォール、リングアウト、反則裁定はなし。
2022年4月9日 国技館
「KOPW2022」 争奪戦 ノーロープ場外押し出しマッチ
矢野通
(保持者)
4分18秒
場外押し出し
タイチ
(挑戦者)
※保持者が初防衛に失敗、挑戦者が「KOPW2022」第3代保持者となる。
※タイチ提案ルール「ノーロープ場外押し出しマッチ」
場外に押し出した方を勝者とする。ピンフォール、ギブアップ、反則裁定は無し。
2022年4月25日 広島サンプラザホール
「KOPW2022」 争奪戦 30カウントピンフォールマッチ
タイチ
(保持者)
26分20秒

30カウント奪取

鷹木信悟
(挑戦者)
※保持者が初防衛に失敗、挑戦者が「KOPW2022」 第4代保持者となる
※タイチ提案ルール「30カウントピンフォールマッチ」
トータルで30カウントピンフォールを奪った選手を勝者とする。
2022年6月12日 大阪城ホール
「KOPW2022」 争奪戦 鷹木式10分無制限ピンフォールマッチ
鷹木信悟
(保持者)
11-10 タイチ
(挑戦者)
※保持者が初防衛に成功。
※鷹木提案ルール「鷹木式10分無制限ピンフォールマッチ」
10分でより多くのピンフォールカウントを奪った選手を勝者とする。3カウントピンフォール、ギブアップ、リングアウトでの決着はなしとする。
2022年10月10日 国技館
「KOPW2022」 争奪戦 Who's Your Daddy Match
鷹木信悟
(保持者)
16分01秒
グランド卍固め
エル・ファンタズモ
(挑戦者)
※保持者が2度目の防衛に成功。
※両者合意ルール「Who's Your Daddy Match」
試合後、敗者はリング上にてマイクで『アナタがダディです』と勝者に言わなければならないものとする。
2022年12月19日東京・国立代々木競技場・第二体育館
「KOPW2022」争奪戦 鷹木式ラストマンスタンディング・ランバージャックデスマッチ
鷹木信悟
(保持者)
29分39秒
ラスト・オブ・ドラゴン→片エビ固め
タイチ
(挑戦者)
※保持者が3度目の防衛に成功

KOPW2023 編集

KOPW2023
詳細
現王者 タイチ
獲得日 2023年11月17日
管理団体 新日本プロレス
創立 2023年1月5日
  日本 大田区総合体育館
廃止 2023年12月21日
  日本 後楽園ホール
統計
最多保持者 タイチ : 2回
最長保持者 タイチ : 148日
最短所持者 タイチ : 34日
最年長 タイチ : 43歳
最年少 SHO : 34歳
2023年1月4日 東京ドーム
「KOPW2023」進出権争奪ニュージャパンランボー
SHO
グレート-O-カーン
30分37秒
オーバーザトップロープ
矢野通
鷹木信悟

【退場順】
1.EVIL、2.石井智宏、3.DOUKI、4.金丸義信、5.ロッキー・ロメロ6.田口隆祐、7.ヒクレオ、8.ジェフ・コブ、9.シェイン・ヘイスト、10.マイキー・ニコルス、11.アーロン・ヘナーレ、12.タイチ、13.高橋裕二郎、14.KENTA、15.エル・ファンタズモ
2023年1月5日 東京・大田区総合体育館
「KOPW2023」決定戦 4WAYマッチ
矢野通
鷹木信悟
12分50秒
ラスト・オブ・ザ・ドラゴン→片エビ固め
グレート-O-カーン
SHO
※鷹木が「KOPW2023」初代保持者となる。
2023年1月22日 愛知・愛知県体育館 (ドルフィンズアリーナ)
「KOPW2023」争奪戦 異種格闘技マッチ
鷹木信悟
(保持者)
22分37秒
TKO
グレート-O-カーン
(挑戦者)
※保持者が初防衛に成功。
2023年4月2日 東京・後楽園ホール
「KOPW2023」争奪戦 アルティメット・トライアドマッチ
鷹木信悟
(保持者)
38分15秒
10カウントダウン
アーロン・ヘナーレ
(挑戦者)
※保持者が2度目の防衛に成功。
2023年4月29日 鹿児島・西原商会アリーナ (鹿児島アリーナ)
「KOPW2023」争奪戦 鷹木式トライアドマッチ
鷹木信悟
(保持者)
43分40秒TKO タイチ
(挑戦者)
※保持者が3度目の防衛に失敗、挑戦者が第2代「KOPW2023」保持者となる
2023年9月24日 兵庫・神戸ワールド記念ホール
「KOPW2023」争奪戦 時間無制限セコンド手錠拘束マッチ
タイチ
(保持者)
13分01秒
ショックアロー→片エビ固め
SHO
(挑戦者)
※保持者が初防衛に失敗、挑戦者が第3代「KOPW2023」保持者となる
2023年11月17日山形・山形ビッグウィング
「KOPW2023」争奪戦金丸義信レフェリーマッチ
SHO
(保持者)
20分47秒
タイチ式ラストライド→エビ固め
タイチ
(挑戦者)
※保持者が初防衛に失敗、挑戦者が第4代「KOPW2023」保持者となる。なお金丸義信レフェリーマッチの他に、敗者山形追放&禁止技マッチも追加されており、タイチはブラックメフィスト、天翔十字鳳、デンジャラスバックドロップ、相撲殺法、SHOはシューティングスタープレス、フェニックススプラッシュ、ダブルローテーションムーンサルトプレス、ロシア軍隊格闘術・システマ殺法が禁止となった。なお敗れたSHOは山形追放となった。
2023年12月21日東京・後楽園ホール
「KOPW2023」争奪戦『ウイスキーボトルラダーマッチ/場外カウント無しマッチ』
タイチ
(保持者)
25分24秒
ブラックメフィスト→片エビ固め
金丸義信
(挑戦者)
※タイチが「KOPW2023」覇者となる。※『ウイスキーボトルラダーマッチ』は、ウイスキーボトルを最初に手にした者のみ使用が認められる。場外カウント無し。

KOPW2024 編集

KOPW2024
詳細
現王者 グレート-O-カーン
獲得日 2024年1月20日
管理団体 新日本プロレス
創立 2024年1月5日
  日本 墨田区総合体育館
統計
最長保持者 グレート-O-カーン : 71日
最短所持者 石森太二 : 15日
最年長 石森太二 : 40歳
最年少 グレート-O-カーン : 32歳
2024年1月4日 東京ドーム
「KOPW2023」進出権争奪ニュージャパンランボー
YOH
グレート-O-カーン
32分40秒
オーバーザトップロープ
矢野通

石森太二

【退場順】
1.アレックス・コグリン、2.ゲイブ・キッド、3.ジェフ・コブ、4.シェイン・ヘイスト、5.マイキー・ニコルス、6.石井智宏、7.マスター・ワト、8.フジタ"Jr"ハヤト&DOUKI、9.SHO、10.高橋裕二郎、11.金丸義信、12.タイチ&飯塚高史、13.チェーズ・オーエンズ
2024年1月5日 墨田区総合体育館
「KOPW2024」決定戦10ミニッツラストピンフォールマッチ
矢野通

YOH
10分00秒
横入り式エビ固めによる3カウント奪取
グレート-O-カーン

石森太二
※石森がKOPW2024保持者となる。
※10分間の中で最後に3カウントを取った選手が勝利となる。なお時間内であれば3カウントが入っても試合は続行となる。

エピソード 編集

矢野通はKOPWトロフィーのことを「ベイビー」と呼んで大切に扱っている[14]。一方、このトロフィーは他の選手に何度も破壊されており、その都度に矢野が修復を行っている[15][16][17][18][19][20]。なお、チェーズ・オーエンズが9月以降も防衛を続けて、KOPW2021王者になった際にはエル・ファンタズモスーパーキックで破壊される予定であった[21]

脚注 編集

  1. ^ 【新日本】オカダ熱弁!新タイトル「KOPW」プロデュースの狙い – 東京スポーツ新聞社”. 東スポWeb – 東京スポーツ新聞社. 2021年2月8日閲覧。
  2. ^ 【新日本】「KOPW」試合ルールはファン投票で決定 提唱者オカダ「今までの新日本になかった戦いがたくさん」 – 東京スポーツ新聞社”. 東スポWeb – 東京スポーツ新聞社. 2021年2月8日閲覧。
  3. ^ 【新日本】オカダ熱弁!新タイトル「KOPW」プロデュースの狙い – 東京スポーツ新聞社”. 東スポWeb – 東京スポーツ新聞社. 2021年9月5日閲覧。
  4. ^ 【新日本】KOPWのトロフィーが来年からベルトに変更 鷹木信悟は「今さら遅えんだ、コノヤロー!」”. 東スポWeb – 東京スポーツ新聞社. 2022年1月5日閲覧。
  5. ^ オカダ・カズチカ、「KOPW」初戦の1対3ハンディキャップマッチで快勝…新日・後楽園ホール大会全成績”. スポーツ報知 (2020年8月27日). 2021年9月5日閲覧。
  6. ^ SUMMER STRUGGLE 2020 – 東京・後楽園ホール 2020/8/26 – 第6試合後”. www.njpw.co.jp (2020年8月26日). 2021年9月5日閲覧。
  7. ^ 【新日本】オカダがKOPW1回戦突破 1対3ハンデ戦制す「レスラーとして幅広がった」 – 東京スポーツ新聞社”. 東スポWeb – 東京スポーツ新聞社. 2021年2月8日閲覧。
  8. ^ 【新日本】SANADAが武藤敬司ばりの4の字殺法でSHOを料理 KOPW1回戦 – 東京スポーツ新聞社”. 東スポWeb – 東京スポーツ新聞社. 2021年2月8日閲覧。
  9. ^ 【新日本】両足縛られた矢野通が2カウントマッチでBUSHI抑え込む KOPW1回戦 – 東京スポーツ新聞社”. 東スポWeb – 東京スポーツ新聞社. 2021年2月8日閲覧。
  10. ^ 【新日本】デスペラードが必殺技禁止マッチで策士ぶり発揮!ラリアット我慢できず小島が反則負け KOPW1回戦 – 東京スポーツ新聞社”. 東スポWeb – 東京スポーツ新聞社. 2021年2月8日閲覧。
  11. ^ 【新日本・神宮決戦】KOPW初代保持者は矢野通! 提唱者オカダ「金的・オブ・プロレスリング…」 – 東京スポーツ新聞社”. 東スポWeb – 東京スポーツ新聞社. 2021年2月8日閲覧。
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  15. ^ 主にBULLET CLUBのメンバー。
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  20. ^ レスリング薩摩の国 – 鹿児島・西原商会アリーナ(鹿児島アリーナ) 2021/4/28 – 第5試合後”. www.njpw.co.jp. 2021年12月16日閲覧。
  21. ^ SUMMER STRUGGLE 2021 – 東京・後楽園ホール 2021/7/31 – 第2試合 20分1本勝負”. www.njpw.co.jp. 2021年12月16日閲覧。

外部リンク 編集