七戸長生
北海道大学名誉教授・七戸克彦九州大学教授の実父
七戸 長生(しちのへ ちょうせい、1930年9月25日 - 2022年3月25日[1])は、日本の農学者・経済学者。学位は、農学博士(北海道大学)。北海道大学名誉教授。元市立名寄短期大学学長。七戸克彦九州大学教授の実父。
人物情報 | |
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生誕 |
1930年9月25日 青森県上北郡三本木町 (現十和田市) |
死没 | 2022年3月25日 (91歳没) |
居住 | 日本 北海道 |
出身校 |
旧制旭川中学 (現北海道旭川東高等学校) 北海道大学農学部農業経済学科 |
子供 | 長男:七戸克彦九州大学教授 |
学問 | |
活動地域 | 日本 北海道 |
研究分野 | 農学 |
研究機関 | 北海道大学農学部 |
博士課程指導教員 | ・矢島武 |
博士課程指導学生 |
・志賀永一 ・近藤巧 |
学位 | 農学博士(北海道大学・1958年) |
略歴
編集七戸は1930(昭和5)年9月25日に青森県上北郡三本木町(現十和田市)で生まれ[2]、幼少期に父親が北海道庁勤務(獣医)となったため北海道訓子府町に移住した。旧制旭川中学(現北海道旭川東高等学校)卒業。北海道大学農学部農業経済学科卒。1958年(昭和33年)同大学院農学研究科博士課程修了。
1960年農林省北海道農業試験場技官。1962年農林省農業総合研究所研究員を経て、1965年北海道大学農学部専任講師。1972年(昭和47年)北海道大学農学部助教授。1983年(昭和58年)同農学部教授。1989年同農学部長。1993年北海道地域農業研究所所長。1994年(平成6年)北海道大学停年退官。同名誉教授。酪農学園大学酪農学部教授。1999年酪農学園大学退職。市立名寄短期大学学長に就任。2002年市立名寄短期大学退官。
農業経済学・経営学が専門。データを重視した緻密な研究のほか、月刊誌「現代農業」などに農業実務者向けの著述も多数した。農村リーダー論や農業教育論も研究。
エピソード
編集主著
編集- 『農業機械化の動態過程』(亜紀書房、1974年)
- 『日本のフロンティアのゆくえ(講座日本の社会と農業1巻)』(共著、日本経済評論社、1985年)
- 『日本農業の経営問題 : その現状と発展論理』(北海道大学図書刊行会、1988年)
- 『世界の農民群像 : そのバックボーンに学ぶ(全集世界の食料世界の農村3巻)』(農山漁村文化協会、1995年)
- 工藤賢資と共著『農業経営』(農山漁村文化協会、2004年)
- 『北大の学風を尋ねて』(北海道大学出版会、2012年)
など多数。
参考文献
編集- 『北海道人物・人材リスト 2004 かーと』(日外アソシエーツ編集・発行、2003年)
脚注
編集- ^ 納口, るり子 (2023). “七戸長生名誉会員のご逝去を悼む”. 農村生活研究 66 (1): 3–5. doi:10.34585/rlsj.66.1_3 .
- ^ “北大時報(令和4年5月)”. 北海道大学. 2023年9月18日閲覧。
- ^ 博士論文 『農業機械化に関する経営理論的考察 : 機械化の経済性をめぐる農業経営方式論的分析』 - 博士論文書誌データベース
関連項目
編集外部リンク
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