ゆずはらとしゆき

日本の小説家

ゆずはら としゆきは、日本の小説家編集者漫画原作者シナリオライター東京都出身。小池一夫に師事していた[1]。初期は柚原 季之名義で活動していた。

パノラマ観光公社名義で書籍企画者、編集者としても活動している。

主な作品 編集

小説 編集

短編・アンソロジー 編集

  • ゆびさき怪談 一四〇字の怖い話(2021年7月8日発売、PHP研究所、PHP文芸文庫)

漫画原作・監修 編集

  • 魔女っ娘先生ぱすてるファルナ(作画:宇佐美渉シュベール出版『COMIC零式』2001年 Vol.26、Vol.29 - Vol.32連載、単行本『Pastel Colors』収録) - ノンクレジット。
  • メイプル・フール・デイズ(作画:宇佐美渉、シュベール出版『COMIC零式』2002年 Vol.37 - Vol.39連載、単行本『メイプル・フール・デイズ』収録) - ノンクレジット。
  • 珠神サンセット(作画:宇佐美渉、一迅社コミックZERO-SUM増刊WARD』2003年創刊号掲載、単行本未収録)
  • ペンデルトーンズ(作画:宇佐美渉、大都社『プチアラモード』などで連載)
    • ペンデルトーンズ 上巻 2004年8月5日、大都社
    • ペンデルトーンズ 下巻 2004年8月5日、大都社
    • ペンデルトーンズ 咎人の星 上巻 2013年2月27日、一迅社  - 『咎人の星』発売に伴う、上記単行本の新装版。
    • ペンデルトーンズ 咎人の星 下巻 2013年2月27日、一迅社
  • CANDYPOP KILL! KILL!(作画:オオシマヒロユキ猪原大介、前後編読切、スクウェア・エニックス『ヤングガンガン』2005年 Vol.4、Vol.5掲載、単行本未収録)
  • 空想東京百景〈異聞〉Strange report(原案・作画:toi8一迅社月刊ComicREX』2014年3月号 - 2015年1月号連載) - 「空想東京百景」シリーズ4作目。脚色・設定監修を担当。
    • 空想東京百景〈異聞〉Strange report 2015年4月27日、一迅社 - 後日談となる短編小説も収録。

ゲームシナリオ 編集

  • 妖幻天女(2001年1月25日発売、ScooP) - 「柚原季之」名義。

評論・エッセイ 編集

  • 男の〈顔〉と喰えない女――『グッド・バイ』の果ての果て(青土社ユリイカ』2008年9月号掲載)
  • 日常の謎(講談社メフィスト』2008年9月号掲載)
  • 〈悪しきもの〉と〈子〉の迂遠な事情――最適化されていく創作と、植え付けられた罪(青土社『ユリイカ』2008年12月号掲載)
  • かくのごとく、われきけり(講談社パンドラ』Vol.3(2009年4月発行)『ひぐらしのなく頃に』特集掲載)
  • 山田風太郎トリビュート・嵐 オタク・サブカル人間臨終図巻(イラスト:吉原基貴講談社『パンドラ』Vol.1A、Vol.1B、Vol.2A、Vol.2B、Vol.3連載)
  • 甘美な忘却、キャラクターになりたいひとびと。――『ハイスクール八犬伝』とライトノベルの精神史(青土社『ユリイカ』2010年6月号掲載)
  • 世界の終わりを啜って育った子供(の顛末)(早川書房S-Fマガジン』2013年9月号掲載)

企画・編集 編集

その他 編集

  • 『仕事人、“戦場”を語る!』(INFAS『STUDIO VOICE』2008年2月号掲載)
  • 講談社BOX『日日日&ゆずはらとしゆきの与太話放談〈龍〉』[2]
  • KAY-YOU『【座談会】幽白、まどマギ…『デビルマン永井豪の落とし子たち』[3]

脚注 編集

  1. ^ ゆずはら置き場/パノラマ観光公社参照。
  2. ^ 『日日日&ゆずはらとしゆきの与太話放談〈龍〉』(講談社BOX公式サイト消滅に伴うサルベージ)|パノラマ観光公社/ゆずはらとしゆき|pixivFANBOX”. pixivFANBOX. 2020年5月26日閲覧。
  3. ^ 【座談会】幽白、まどマギ…『デビルマン』永井豪の落とし子たち”. KAI-YOU.net | POP is Here .. 2020年5月26日閲覧。

外部リンク 編集