エクトール・アンリ・マロ

エクトール・アンリ・マロ(Hector Henri Malot、1830年5月20日 - 1907年7月17日)は、フランス小説家

マロの肖像

フランス北西部、ルーアン近くのラ・ブイユフランス語版の村長の家に生まれた。パリに出て劇作家になろうとしたが成功せず、小説家となった。新聞連載後刊行という形で生涯60編あまりの長編小説を発表した。

現在知られている代表作は『家なき子』(Sans famille, 1878年)で、児童文学の古典として知られる。また姉妹編の『家なき娘』(En famille, 1893年)や、最初に児童向けに書いた『ロマン・カルブリス物語(海の子ロマン)』(Romain Kalbris, 1867年)も人気があり日本でも翻訳され紹介されたが、大半の大人向けに書かれた小説は日本では全く知られていない。

著作の日本語訳刊本

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