西尾隆矢

日本のプロサッカー選手 (2001-)

西尾 隆矢(にしお りゅうや、2001年5月16日 - )は、大阪府八尾市出身のプロサッカー選手Jリーグセレッソ大阪所属。ポジションはディフェンダー(DF)

西尾 隆矢
名前
愛称 リュウヤ
カタカナ ニシオ リュウヤ
ラテン文字 NISHIO Ryuya
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (2001-05-16) 2001年5月16日(23歳)
出身地 大阪府八尾市
身長 180cm
体重 77kg
選手情報
在籍チーム 日本の旗 セレッソ大阪
ポジション DF
背番号 33
利き足 右足
ユース
2009-2013 FCグラシオン
2014-2016 セレッソ大阪U-15
2017-2019 セレッソ大阪U-18(興國高等学校
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2020- セレッソ大阪 64 (2)
2018-2020 セレッソ大阪U-23 53 (1)
代表歴
2024  日本U-23 3 (0)
1. 国内リーグ戦に限る。2024年1月5日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

来歴

編集

2018年3月2日、セレッソ大阪U-18チームのチームメイト12名と共に2種登録選手としてトップチームに登録された[1]

高校2年の6月23日、J3第15節のセレッソ大阪U-23対藤枝MYFCの試合に出場しJリーグデビューを果たした。

2020年よりセレッソ大阪のトップチームに昇格した[2]。9月27日、J3第18節のセレッソ大阪U-23対Y.S.C.C.横浜の試合でプロ初ゴールを決めた。

生え抜きセンターバックコンビ

編集

マテイ・ヨニッチ木本恭生片山瑛一といったディフェンダーが移籍した中、2021年2月27日、開幕戦の柏レイソル戦でレヴィー・クルピ監督がスタメンに抜擢してJ1デビューを果たす[3]3月10日、第3節の清水エスパルス戦にてJ1初ゴールを記録[4][5]。11月27日、大久保嘉人のホーム最終戦では逆転勝ちとなる決勝ゴールを決めた[6]。西尾と同じく下部組織出身の生え抜きセンターバックである瀬古歩夢とコンビを組み、一般的に経験が重要視されるポジションでは異例の19歳と20歳という若さで、先発の座を掴んだ[7]。西尾に関しては前年まで日本の3部リーグ「J3」の出場のみだった。12月7日、二人揃って日本代表に初招集された[8]

2024年、シーズン終盤から3バックが採用されたことで先発に定着し、第29節のガンバ大阪との大阪ダービーでシーズン初得点を決め1-0の完封勝利に貢献した[9]

人物

編集
  • J3のセレッソ大阪U-23があったおかげで、高校生からプロの試合経験を積むことができ、成長できたという。ちなみに、Jリーグが2020年限りで、全3つのU-23チームを消滅させたため、同チームは既に存在しない[10]
  • 小学生まで学校の野球チームとサッカースクールの両方に通っていた。小学6年生時にセレッソ大阪から練習会に来てほしいと言われ、初めてセレッソ大阪の存在を知り、練習会でレベルの違いに驚いたが「強いチームでやれるチャンスがあるならやってみよう」と思い、そこでサッカー一本になった[11]
  • 2021年に試合に出始めた際には、大久保嘉人から「何でも良いから指示を出せ!」と言われ続けメンタルとコーチング面が鍛えられた[12]
  • 2022年7月に入籍[13]
  • 2022年は鳥海晃司との先発争いで、ベンチ要員となったが、清武弘嗣からは「自分にフォーカスしてる選手だから、心配していない」と信頼されていた[14]

所属クラブ

編集

個人成績

編集
国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2020 C大阪 43 J1 0 0 0 0 - 0 0
2021 33 31 2 5 0 4 0 40 2
2022 24 0 5 0 1 0 30 0
2023
通算 日本 J1 55 2 10 0 5 0 70 2
総通算 55 2 10 0 5 0 70 2
国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 期間通算
出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 期間通算
2018 C大23 - J3 2 0 2 0
2019 43 26 0 26 0
2020 25 1 25 1
通算 日本 J3 53 1 53 1
総通算 53 1 53 1
  • 2018・2019年は2種登録選手。

代表歴

編集

タイトル

編集

クラブ

編集
セレッソ大阪U-15

代表

編集
U-21日本代表
  • ドバイカップU-23(2022年)[15]
U-23日本代表

個人

編集
  • NXGNJリーグ2022ベストイレブン (2022年)[16]

脚注

編集

出典

編集
  1. ^ 登録選手追加・変更・抹消のお知らせ(2018/03/02)』(プレスリリース)Jリーグ、2018年3月2日https://www.jleague.jp/release/post-52737/2020年12月29日閲覧 
  2. ^ C大阪、U-18所属4選手の2020シーズン加入内定を発表”. ゲキサカ (2019年11月4日). 2020年1月25日閲覧。
  3. ^ C大阪DF西尾隆矢が堂々J1デビュー かつて野球選手志した19歳が完封貢献スポニチ(2021年2月27日)2021年2月28日閲覧。
  4. ^ “清武弘嗣が鮮やかボレーで逆転! 清水、ロティーナ古巣のC大阪に敗戦で今季初黒星”. サンケイスポーツ. (2021年3月11日). オリジナルの2021年3月11日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210311115031/https://www.sanspo.com/soccer/news/20210311/jle21031120420006-n1.html 2023年11月14日閲覧。 
  5. ^ 2021シーズン トップチーム 全日程”. セレッソ大阪. 2021年11月29日閲覧。
  6. ^ 【11/27 名古屋戦】Match Review”. セレッソ大阪. 2021年11月29日閲覧。
  7. ^ 21歳瀬古と20歳西尾、セレッソの若きストッパーが日本代表の序列崩すか”. 2022年7月25日閲覧。
  8. ^ 瀬古 歩夢選手、西尾 隆矢選手 SAMURAI BLUE(日本代表)メンバー選出のお知らせ”. 2022年7月25日閲覧。
  9. ^ 2024明治安田J1リーグ 2024.10.2水 セレッソ大阪 セレッソ大阪 西尾 隆矢 (48') 1 HOME FULL TIME 0 0 - 0 1 - 0 ガンバ大阪 ガンバ大阪”. 2024年10月3日閲覧。
  10. ^ アカデミー時代に培った “技術以外”の部分”. 2024年7月12日閲覧。
  11. ^ 西尾隆矢 阪神・金本選手に憧れ〝二刀流〟だった少年時代”. スポニチ. 2021年12月7日閲覧。
  12. ^ アカデミー時代に培った “技術以外”の部分”. 2024年7月12日閲覧。
  13. ^ 西尾 隆矢選手 入籍のお知らせ』(プレスリリース)セレッソ大阪、2022年7月10日https://www.cerezo.jp/news/2022-0710-1000/2022年7月10日閲覧 
  14. ^ 【清武弘嗣が語る!】今シーズンの振り返り👀 シャケが行く!”. 2022年12月22日閲覧。
  15. ^ U-21日本代表が初タイトル「覚悟を決めるための良い期間になった」、チェイス・アンリ、藤田譲瑠チマ、細谷真大が振り返る”. ゲキサカ. 2022年3月30日閲覧。
  16. ^ 未来の日本サッカーを背負うJの若武者たち。ネクストジェネレーション「NXGN Jリーグ 2022」のベストイレブンが決定!”. 2023年1月21日閲覧。

関連項目

編集

外部リンク

編集