あいちフィナンシャルグループ
金融持株会社
株式会社あいちフィナンシャルグループとは、共に愛知県を地盤とする第二地方銀行の愛知銀行と中京銀行が経営統合したことにより、2022年10月3日に設立した金融持株会社である。
種類 | 株式会社 |
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機関設計 | 監査等委員会設置会社[2] |
市場情報 | |
略称 | あいちFG |
本店所在地 |
![]() 〒460-8678 愛知県名古屋市中区栄三丁目14番12号[1] 北緯35度9分59秒 東経136度54分24秒 / 北緯35.16639度 東経136.90667度 |
設立 | 2022年10月3日[1] |
業種 | 銀行業 |
法人番号 | 1180001153290 |
代表者 |
代表取締役社長 伊藤行記 代表取締役副社長 小林秀夫[3] |
資本金 | 200億円[1] |
発行済株式総数 | 49,094,859株 |
決算期 | 3月31日[1] |
会計監査人 | 有限責任あずさ監査法人[1] |
主要子会社 |
愛知銀行 100% 中京銀行 100% |
外部リンク | https://www.aichi-fg.co.jp/ |
概要編集
2021年12月10日、愛知銀行と中京銀行はともに、経営統合および翌2022年の共同持ち株会社設立と2024年を目処に両行合併で合意したと発表した[4]。
翌2022年5月11日、金融持株会社の社名を「あいちフィナンシャルグループ」とすることを発表。名前の由来としては「愛知銀行の『あ』と、中京銀行の『ち』、地域一番の『い』を一緒に目指す」という思いが込められているという[5]。
2022年8月24日、中京銀行の筆頭株主であった三菱UFJ銀行(MUFG)が、自己株式の公開買付けに応じ、保有する中京銀行株をすべて中京銀行に売却した[6]。
2022年10月3日、「あいちフィナンシャルグループ」が発足。経営統合により両行を合わせた預金残高は5兆円を超え、東海地方では名古屋銀行を上回るトップクラスの地銀グループとなる。今後、両行のシステムの統一など経営の効率化や両行で計155ある店舗などの拠点は地盤が重なるところを統廃合し3割ほど減らすなど合併に向けた作業を進め、2024年に合併する予定としている[7]。
沿革編集
関連会社編集
- 愛銀リース株式会社
- 株式会社愛銀ディーシーカード
- 愛銀コンピュータサービス株式会社
- 愛銀ビジネスサービス株式会社
- 愛知キャピタル株式会社
- 株式会社中京カード
- 中京ファイナンス株式会社
脚注編集
- ^ a b c d e f “会社概要”. 株式会社あいちフィナンシャルグループ. 2022年10月3日閲覧。
- ^ “会社説明会資料の掲載について” (PDF). 株式会社あいちフィナンシャルグループ (2022年12月5日). 2023年2月21日閲覧。
- ^ “組織図・役員一覧”. 株式会社あいちフィナンシャルグループ. 2022年10月3日閲覧。
- ^ “愛知銀行と中京銀行、統合を正式発表 22年に持ち株会社”. 日本経済新聞 (2021年12月10日). 2021年12月10日閲覧。
- ^ 愛知銀、中京銀の共同持ち株会社「あいちフィナンシャルグループ」 今年10月に設立し傘下に名古屋テレビ放送(メ~テレ)2022年5月11日
- ^ 自己株式の公開買付けの結果及び取得終了並びに主要株主、主要株主である筆頭株主及びその他の関係会社の異動に関するお知らせ中京銀行 2022年8月2日
- ^ 愛知銀・中京銀が統合、あいちFG始動 拠点3割減も「利便性確保」朝日新聞 2022年10月3日
- ^ (PDF) 『当社子銀行間における住宅ローン業務の協業開始について』(プレスリリース)あいちフィナンシャルグループ、2023年1月13日 。2023年3月23日閲覧。
- ^ (PDF) 『当社子銀行間における共同店舗化の実施について』(プレスリリース)あいちフィナンシャルグループ、2022年12月23日 。2023年3月23日閲覧。
- ^ (PDF) 『当社子銀行間における共同店舗化の実施について』(プレスリリース)あいちフィナンシャルグループ、2023年2月24日 。2023年3月23日閲覧。