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らくらくトレイン

新潟駅を始発として夜間に運行する定員制の快速列車

らくらくトレインは、東日本旅客鉄道(JR東日本)が新潟駅を始発として、夜間に運行する定員制快速列車である。

らくらくトレイン信越
らくらくトレイン村上
おはよう信越
E653-1100.jpg
「らくらくトレイン信越」「おはよう信越」で使用されるE653系1100番台
概要
種類 快速列車
現況 運行中
地域 新潟県
運行開始 1994年12月3日(らくらくトレイン信越)*
2004年3月13日(らくらくトレイン村上)
2012年3月17日(おはよう信越)
運営者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
路線
起点 新潟駅
終点 らくらくトレイン信越・おはよう信越:直江津駅
らくらくトレイン村上:村上駅
使用路線 らくらくトレイン信越・おはよう信越:信越本線
らくらくトレイン村上:白新線羽越本線
車内サービス
クラス 普通車
その他
  • 運行開始当時は「らくらくライナー」
技術
車両 E653系電車
(JR東日本新潟車両センター
軌間 1,067 mm (3 ft 6 in)
電化 直流15,00V
運行速度 最高120 km/h (75 mph)
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本項では運用上の関連が深い快速列車のおはよう信越(おはようしんえつ)についても記述する。

概要編集

新潟駅から直江津駅へ向かうらくらくトレイン信越(らくらくトレインしんえつ)と、新潟駅から村上駅へ向かうらくらくトレイン村上(らくらくトレインむらかみ)の2列車が設定されている。全車自由席の定員制で、ホームライナーなどと同様、乗車整理券が必要となる。乗車整理券は、新潟駅では高架ホーム2階コンコースに設置された券売機で、途中停車駅ではみどりの窓口改札口車内で購入することができる。新潟駅では乗車整理券の改札を行うため、乗車口は1号車のみとなる。

一方、おはよう信越は朝時間帯に直江津駅から新潟駅へ向かう快速列車である。全車指定席制で、指定席券が必要である。こちらは途中停車駅だけでなく、全国のみどりの窓口・指定券自動券売機で購入することができる。えきねっとでの予約も可能で、全区間でえきねっと特典の対象となっている。なお、柿崎駅・来迎寺駅から乗車する場合は発車する時間にみどりの窓口が営業していないため、乗車日の前日までに指定席券を購入しなければならないので注意が必要である。直江津駅は乗車日当日の発売は指定席券売機のみとなる。

らくらくトレイン信越・おはよう信越編集

2015年3月14日現在の編成図
らくらくトレイン信越
おはよう信越
← 直江津
新潟 →
1 2 3 4
自/指
  • 全車禁煙
凡例
自/指=普通車
* らくらくトレイン信越は全車自由席(定員制)
* おはよう信越は全車指定席

信越本線の新潟都市圏沿線の着席通勤に対するニーズに応えるため、1994年平成6年)12月3日のダイヤ改正で、新潟発長岡行きの通勤ライナー列車「らくらくライナー」として運行を開始した。1999年(平成11年)2月27日のダイヤ改正に伴い、首都圏地区のライナー列車に「ライナー券」が設定されたことから、「らくらくホームトレイン」に改称した。2004年(平成16年)3月13日のダイヤ改正で「らくらくトレイン村上」が運行を開始したのに伴い、「らくらくトレイン長岡」に改称した。

2012年(平成24年)3月17日のダイヤ改正で、大阪駅 - 新潟駅間の急行きたぐに」が定期運行を終了したのに伴い、急行が担っていた上越地方柏崎市新潟市との早朝・深夜需要を補完する必要が生じ、「らくらくトレイン長岡」がその役割を発展的に引き継ぐ形で定期化され、直江津行きに延長された上で列車名を「らくらくトレイン信越」に改称した。同時に直江津始発朝6時台の「おはよう信越」が設定された。

運行概況編集

「らくらくトレイン信越」は新潟発直江津行きの1日片道1本のみ運行。毎日運行している。前身の「らくらくトレイン長岡」は平日のみの運行で、車両は長岡駅に到着後、折り返し新潟車両センターまで回送されていた。「きたぐに」の上り列車は新潟発22時台終わりであったが、当列車は区間延伸後も発車時刻の変更はなく、21時頃となっている。

「おはよう信越」は、直江津発新潟行きの1日片道1本のみ運行。こちらも毎日運行している。「きたぐに」の下り列車を踏襲し、6時台前半直江津始発のダイヤが編成され、急行時代の下りの上越・柏崎地区と新潟市を結んでいた運行体制を維持している。ただし「きたぐに」が停車していた亀田駅は通過するほか、長岡駅と新津駅ではいずれも10分程度停車する。

停車駅編集

新潟駅 - 新津駅 - ※矢代田駅 - 加茂駅 - 東三条駅 - ※三条駅 - 見附駅 - 長岡駅 - 来迎寺駅 - 柏崎駅 - 柿崎駅 - 直江津駅

矢代田駅と三条駅は「らくらくトレイン信越」のみ停車。「おはよう信越」は両駅を通過する。

使用車両・編成編集

新潟車両センター所属のE653系電車(4両編成)が運用されている。主に特急「しらゆき」などに使用される1100番台が運用に入る。

北陸新幹線の金沢開業以前は同じく新潟車両センター所属の485系電車(6両編成)が運用されていた。主に特急「北越」や快速「くびき野」などに使用されていた3000番台(R編成)あるいは1000番台(T編成)だが、K編成が運用に入る場合もあった。「らくらくトレイン信越」1号車の半室グリーン車は全席普通車扱いのため、グリーン券がなくても整理券のみで乗車可能となっていた。

沿革編集

2015年3月13日までの編成図
らくらくトレイン信越
おはよう信越
← 直江津
新潟 →
らくらくトレイン信越
1 2 3 4 5 6
G F
おはよう信越
1 2 3 4 5 6
G
  • 全車禁煙
凡例
G=グリーン車指定席
G=グリーン車設備の普通車自由席(定員制)
指=普通車指定席
自=普通車自由席(定員制)
F=普通車自由席レディースカー(定員制)
  • 1994年平成6年)12月3日:新潟駅 → 長岡駅間の通勤ライナー列車として、「らくらくライナー」運行開始。
  • 1999年(平成11年)2月27日:首都圏地区のライナー列車に「ライナー券」が設定されたのに伴い、「らくらくホームトレイン」に改称。
  • 2004年(平成16年)3月13日:「らくらくトレイン村上」運行開始に伴い、「らくらくトレイン長岡」に改称。同時に、乗車整理券の料金を310円から300円に値下げ。
  • 2007年(平成19年)3月18日:ダイヤ改正に伴い、全列車全席禁煙となる。
  • 2012年(平成24年)3月17日:「らくらくトレイン長岡」の運転区間を直江津駅まで延長し、新潟駅 → 直江津駅間「らくらくトレイン信越」に改称。同時に、直江津駅 → 新潟駅間の「おはよう信越」が運行開始。
  • 2014年(平成26年)4月1日:消費税増税に伴い、乗車整理券の料金が310円に値上げ(2004年3月12日以前の料金に戻した)。
  • 2015年(平成27年)3月14日:「らくらくトレイン信越」・「おはよう信越」の使用車両が485系電車(6両)から、E653系電車(1100番台、4両)に変更。同時に、「おはよう信越」のグリーン車、「らくらくトレイン信越」の女性専用車「レディースカー」の設定を廃止。

らくらくトレイン村上編集

2014年7月12日現在の編成図
らくらくトレイン村上
← 村上
新潟 →
らくらくトレイン村上
1 2 3 4 5 6 7
G
  • 全車禁煙
凡例
G=グリーン車(乗車不可)
自=普通車自由席(定員制)

白新線羽越本線沿線の着席通勤に対するニーズの増加に伴い、2004年(平成16年)3月13日のダイヤ改正より新潟発村上行きで運行を開始した。この改正で新潟止まりに短縮された夜行快速列車「ムーンライトえちご」の上り列車と、その送り込みを兼ねた快速列車の運用をほぼそのまま引き継いでいる。

新潟発村上行きの1日片道1本のみ運行。毎日運行している。村上駅に到着後は折り返し下記と同じ停車駅で快速列車として新潟駅まで運転される。折り返しとなる快速3950Mは乗車整理券が不要である。

なお「らくらくトレイン村上」および折り返しの快速列車とも、1号車のグリーン車は締め切りとなっており乗車できない。

停車駅編集

新潟駅 - 豊栄駅 - 新発田駅 - 中条駅 - 坂町駅 - 村上駅

使用車両編集

新潟車両センター所属のE653系電車(7両編成)が運用される。特急「いなほ」で運用されている1000番台(U編成)で、2014年7月12日から従来の485系に代わって運用が開始された。

なおE653系への車両変更に伴い、それまで485系で実施されていたグリーン車の普通車扱いによる座席開放と「レディースカー」の設定は解消された。

沿革編集

2014年7月11日までの編成図
らくらくトレイン村上
← 村上
新潟 →
らくらくトレイン村上
1 2 3 4 5 6
G F
  • 全車禁煙
凡例
G=グリーン車設備の普通車自由席(定員制)
自=普通車自由席(定員制)
F=普通車自由席レディースカー(定員制)
  • 2004年(平成16年)3月13日:新潟駅 → 村上駅間の通勤ライナー列車として、「らくらくトレイン村上」運行開始。乗車整理券の料金は300円。
  • 2007年(平成19年)3月18日:ダイヤ改正に伴い、全列車全席禁煙となる。
  • 2014年(平成26年)
    • 4月1日:消費税増税に伴い、乗車整理券の料金が310円に値上げ。
    • 7月12日:使用車両を485系電車(6両)からE653系電車(1000番台、7両)に変更。同時に「レディースカー」の設定を廃止、グリーン車での客扱いを終了。

関連項目編集