アダム・ジョゼフ・リベラトーアAdam Joseph Liberatore, 1987年5月12日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス郡ベルフラワー出身のプロ野球選手投手)。左投左打。現在は、フリーエージェント(FA)。

アダム・リベラトーア
Adam Liberatore
ドジャース時代
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 カリフォルニア州ロサンゼルス郡ベルフラワー
生年月日 (1987-05-12) 1987年5月12日(36歳)
身長
体重
5' 9" =約175.3 cm
185 lb =約83.9 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 2010年 MLBドラフト21巡目
初出場 2015年4月17日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

発音指示によると、姓はリベラトゥア(LIB-er-a-tour)となっている[1]tour旅行などを意味するツアーと同音。

経歴 編集

プロ入りとレイズ傘下時代 編集

 
タンパベイ・レイズ時代
(2014年2月15日)

2010年MLBドラフト21巡目(全体641位)でタンパベイ・レイズから指名され、6月17日に契約。契約後、傘下のA-級ハドソンバレー・レネゲーズでプロデビュー。17試合に登板して2勝1敗2セーブ・防御率2.63・33奪三振の成績を残した。

2011年はA+級シャーロット・ストーンクラブズでプレーし、38試合(先発1試合)に登板して6勝5敗1セーブ・防御率3.09・70奪三振の成績を残した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、サプライズ・サグアロス英語版に所属した。

2012年はAA級モンゴメリー・ビスケッツとAAA級ダーラム・ブルズでプレー。AAA級ダーラムでは16試合に登板して1勝1敗1セーブ・防御率1.29・21奪三振の成績を残した。

2013年はAA級モンゴメリーで開幕を迎え、1試合に登板後、AAA級ダーラムへ昇格。AAA級ダーラムでは43試合に登板して5勝3敗・防御率3.58・69奪三振の成績を残した。

2014年はAAA級ダーラムでプレーし、54試合に登板して6勝1敗4セーブ・防御率1.66・86奪三振の成績を残した。

ドジャース時代 編集

2014年11月20日グレッグ・ハリスホセ・ドミンゲスとのトレードで、ジョエル・ペラルタと共にロサンゼルス・ドジャースへ移籍した[2]

2015年は開幕を傘下のAAA級オクラホマシティ・ドジャースで迎えたが、4月17日にメジャー初昇格を果たした[3]。同日のコロラド・ロッキーズ戦でメジャーデビュー[4]。この年は39試合にリリーフ登板し、防御率4.25・2勝2敗・WHIP1.18という、まずまずの成績を残し、ルーキーイヤーからチームに一定の貢献をした。

2016年は出番が増加し、58試合に登板。防御率3.38・2勝2敗・WHIP1.20という成績を残し、2年目のジンクスを乗り越えた恰好となった。更に42.2イニングで47個の三振を奪い(奪三振率9.9)、狙って三振を奪える能力を示した。

2018年5月4日にメキシコのモンテレイにあるエスタディオ・デ・ベイスボル・モンテレイで行われたサンディエゴ・パドレス戦の最終回に登板し、1回を無安打無失点に抑え、継投でのノーヒットノーランを演出したが、数日後に10日間の故障者リスト入りとなった。8月31日DFAとなり[5]9月5日に自由契約となった[6]

詳細情報 編集

年度別投手成績 編集





















































W
H
I
P
2015 LAD 39 0 0 0 0 2 2 0 10 .500 122 29.2 26 3 9 4 0 29 1 0 14 14 4.25 1.18
2016 58 0 0 0 0 2 2 0 14 .500 176 42.2 34 2 17 4 2 47 1 0 16 16 3.38 1.20
2017 4 0 0 0 0 0 0 0 1 ---- 15 3.1 3 0 2 0 0 5 0 0 1 1 2.70 1.50
2018 17 0 0 0 0 2 1 0 1 .667 54 13.0 10 1 8 0 1 12 0 0 4 4 2.77 1.38
MLB:4年 118 0 0 0 0 6 5 0 26 .545 367 88.2 73 6 36 8 3 93 2 0 35 35 3.55 1.23
  • 2018年度シーズン終了時

背番号 編集

  • 36(2015年 - 2018年)

脚注 編集

  1. ^ Adam Liberatore Stats” (英語). Baseball Reference.com. 2018年1月9日閲覧。
  2. ^ Alden Gonzalez (2014年11月22日). “Peralta reunites with Friedman in Dodgers-Rays trade”. MLB.com. 2014年12月29日閲覧。
  3. ^ Butt, Jason (2015年4月17日). “Dodgers recall P Adam Liberatore”. CBS Sports. 2015年7月26日閲覧。
  4. ^ April 17, 2015 Colorado Rockies at Los Angeles Dodgers play-by-play and box score”. Baseball Reference. 2015年7月26日閲覧。
  5. ^ Ken Gurnick (2018年8月31日). “Dodgers acquire veterans Madson, Freese” (英語). MLB.com. 2018年9月1日閲覧。
  6. ^ MLB公式プロフィール参照。2018年9月28日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集