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イン・マイ・ライフ」(In My Life)はイギリスロックバンドビートルズの楽曲である。

イン・マイ・ライフ
ビートルズ楽曲
収録アルバム ラバー・ソウル
リリース 1965年12月3日
録音 アビー・ロード・スタジオ
1965年10月18日
ジャンル バロック・ポップ[1]
ポップ・ロック[2]
時間 226 (stereo version)
2分29秒 (monaural version)
レーベル EMIパーロフォン
キャピトル
作詞者 レノン=マッカートニー
プロデュース ジョージ・マーティン
その他収録アルバム

ザ・ビートルズ1962年〜1966年
リヴァプールより愛を込めて ザ・ビートルズ・ボックス
イマジン (オリジナル・サウンドトラック)

ラバー・ソウル 収録曲
A面
  1. ドライヴ・マイ・カー
  2. ノルウェーの森
  3. ユー・ウォント・シー・ミー
  4. ひとりぼっちのあいつ
  5. 嘘つき女
  6. 愛のことば
  7. ミッシェル
B面
  1. 消えた恋
  2. ガール
  3. 君はいずこへ
  4. イン・マイ・ライフ
  5. ウェイト
  6. 恋をするなら
  7. 浮気娘

ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500(2010年版)では23位にランクされている[3]カナダ放送協会 の「50曲」においては2位に選ばれた。

解説編集

本作は1965年12月3日に発売された6作目のイギリス盤公式オリジナル・アルバムラバー・ソウル』のB面4曲目に収録された。レノン=マッカートニーの名義だが、主にジョン・レノンによって書かれた。リード・ボーカルはジョン・レノン。

ジョン・レノンが故郷のリヴァプールでの思い出の場所や人々について綴っている楽曲で、同じ趣旨の楽曲に、この楽曲と同じジョン作の「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」、ポール・マッカートニー作の「ペニー・レイン」などがある。歌詞に「Some are dead and some are living/In my life I've loved them all(死んでしまった人たち、元気でいる人たち/この人生でぼくは、そのみんなを愛してきた)」というフレーズについて、ジョンの友人で実業家のピート・ショットン英語版は、元ビートルズのメンバーのスチュアート・サトクリフ1962年逝去)についての言及と推測している[4]

1980年にジョンは、この楽曲について「ぼくが意識して自分の生活について書いた最初の歌だったな。(歌い出す)『忘れることのない場所がある/そのいくつかは変わるだろうが、一生を通じて忘れることのない場所が…』 それ以前に、エヴァリー・ブラザーズバディ・ホリー流に歌を書いていただけなんだ。歌の文句以上のことは何も考えないポップ・ソングを書いていたんだな。歌詞の文句は自分とは関係ないといってもよかった。『イン・マイ・ライフ』の発想が浮かんだのは、メンラブ通り250番地のぼくの家から町へ行くのに乗ったバスの中でね。ぼくの思いつくだけの場所の名前をあげていったんだ。で、こいつは放っておくことにして、ひっくりかえっていたら、昔の友だちや恋人たちについてのあの歌詞が浮かんできたんだ。真ん中の部分はポールが手伝ってくれたよ」と語っている[5]

後年ポール・マッカートニーは作曲は自分一人でしたと発言していて、大きな見解の相違がある曲である。2018年ハーバード大学の Mark Glickman らが、かつてシェイクスピアの作品のいくつかは劇作家のクリストファー・マーロウとの共著であると解明したのと同じ統計学の手法を用いて楽曲や作曲背景の分析を行い、「"In My Life"はジョンの作品であることは確実である」と発表した[6]

ジョンとポールはこの曲をライヴで歌うことはなかったが、ジョージ・ハリスン1974年の北米ツアーでこの曲をレパートリーに加え、原曲とは異なるアレンジで披露。その際に「In My Life, I'll Love You More.」の部分の歌詞を「In My Life, I Love God More.」と変えて歌っている。

2010年11月現在、日本テレビの番組『東京日和』のオープニング曲として使われている。

レコーディング編集

この曲は、1965年10月18日にレコーディングが開始され、同日には間奏を除いた大部分が完成していた[7]

ジョンはどの楽器を使用するかについて特に決めておらず、ジョージ・マーティンがバロック音楽風のピアノを入れることを提案し[1]。この部分のオーバーダビングは10月22日に行なわれたが、当初思い描いていたバロック調のフレーズを弾くのは困難だった。そこで録音された4トラック・テープを半分の速度(15 in/sを7½ in/s)で再生しながら空きトラックへオーヴァー・ダビングすることで解決させた。なお、元の速度に戻して再生したピアノのサウンドは、チェンバロ(ハープシコード)を思わせるものとなっている[8][7]

プレイヤー編集

収録盤編集

主なカバー・バージョン編集

脚注編集

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注釈編集

  1. ^ ダブルトラック処理が施されている。

出典編集

  1. ^ a b Hertsgaard, Mark (1996). A Day in the Life: The Music and Artistry of the Beatles. New York: Delacorte Press. p. 156. ISBN 0-385-31517-1. 
  2. ^ Doyle Greene (10 March 2014). The Rock Cover Song: Culture, History, Politics. McFarland. pp. 161–. ISBN 978-1-4766-1507-3. https://books.google.com/books?id=oJlDAwAAQBAJ&pg=PA161. 
  3. ^ The Beatles, 'In My Life' | 500 Greatest Songs of All Time | Rolling Stone
  4. ^ Everett, Walter (2001). The Beatles as Musicians: The Quarrymen Through Rubber Soul. Oxford: Oxford Press. p. 319. ISBN 0-19-514105-9. 
  5. ^ 『PLAYBOYインタビュー ジョン・レノン』、1981年 集英社(93 - 94頁)
  6. ^ ビートルズ - ジョンとポールのどっちが曲を書いたか問題に決着か / ハーバードの研究者が統計学を用いて分析”. ロケットニュース24 (2018年7月31日). 2018年9月27日閲覧。
  7. ^ a b Lewisohn, Mark (1988). The Beatles Recording Sessions. New York: Harmony Books. pp. 64–5. ISBN 0-517-57066-1. 
  8. ^ Spitz, Bob (2005). The Beatles: The Biography. New York: Little, Brown and Company. pp. 587–91. ISBN 1-84513-160-6. 
  9. ^ Jackie & Roy - Changes (Vinyl, LP, Album) at Discogs
  10. ^ “<A GRAMMY Salute To The Beatles> ポール・マッカートニーとリンゴ・スターの共演パフォーマンス映像が一部公開”. amass.jp (amass.jp). (2014年2月8日). http://amass.jp/35127/ 2018年12月27日閲覧。