ドコモ東北ビル
ドコモ東北ビル(ドコモとうほくビル)は、宮城県仙台市青葉区上杉にあるNTTドコモ東北支社のビルである。「NTT docomo東北ビル」とも呼ばれる。
ドコモ東北ビル | |
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宮城県庁舎付近から見た南側外観(2010年6月) | |
勝山公園付近から見た北側外観(2007年8月) | |
施設情報 | |
所在地 | 宮城県仙台市青葉区上杉1丁目1番2号 |
座標 | 北緯38度16分11.9秒 東経140度52分26.4秒 / 北緯38.269972度 東経140.874000度 |
状態 | 完成 |
建設期間 | 2001年(平成13年)10月24日 ~ 2004年(平成16年)4月21日 |
用途 | オフィス |
地上高 | |
最頂部 | 150.0m |
各種諸元 | |
階数 | 地上21階・地下2階 |
延床面積 | 30,616 m² |
関連企業 | |
設計 | NTTファシリティーズ |
施工 | 鹿島建設、大成建設、フジタ、第一ヒューテック、安藤建設 |
所有者 | NTTドコモ東北支社 |
概要
編集NHK前交差点(愛宕上杉通と北一番丁との十字路)の北西角地の仙台北税務署旧庁舎跡地に、2004年(平成16年)3月に竣工[1]。地上21階・地下2階で、高さは150m。100mを超える建造物に適用される仙台市の環境アセスメント条例[2]が初めて適用された超高層ビルである。
ビル内のほとんどは関係者以外入れないが、1階エントランスの「ドコモ市民ギャラリー」は市民に開放されている[3]。また、定禅寺ストリートジャズフェスティバル in 仙台や仙台クラシックフェスティバルの際には、一般人が入場可能なステージが設置されてライブが行われる。ビル以外の敷地内は開放されていて、樹木やベンチが設置されている。建築物上部には、通信用の鉄塔をガラス張りにして覆ったアンテナタワーがあり、ユニークな外観となっている。
愛宕上杉通がドコモ東北ビル付近で屈曲しているため、愛宕上杉通を仙台駅方面から進むと銀杏坂の真正面にドコモ東北ビルが見える。同様に、県道仙台泉線(旧国道4号)と愛宕上杉通が屈曲して接続しているため、県道仙台泉線を泉中央方面から南へ進むと、台原段丘を下る辺りで真正面にドコモ東北ビルが見える。このため、ドコモ東北ビルは都心部のランドマークでもある。
なお、宮城野区榴岡に所在する、ドコモ東北仙台ビル(ドコモサービス東北の本社が所在。かつては、ビル1階にはドコモ東北・仙台サービスセンターが所在。同センターを運営していたドコモエンジニアリング東北の本社旧所在地でもある)とは別物である。
大規模災害の発生などで宮城県庁舎に被害を受けた場合、臨時の県災害対策本部などの代替施設として指定されている。[4]
周辺施設
編集アクセス
編集脚注
編集- ^ ドコモ東北ビル(鹿島建設)
- ^ 環境影響評価(環境アセスメント)(仙台市)
- ^ ドコモ東北ビル「ドコモ市民ギャラリー」(NTTドコモ)
- ^ 県庁被害時、ドコモに本部 宮城県、災害対策で全国初共同通信2005年8月29日
関連項目
編集- 仙台の高層ビル一覧#高さ・容積率に影響を与える法律・条例
- ベガルタ仙台 (企業)(北一番丁を挟んで向かい側のビル内に入居している)
外部リンク
編集- ドコモ東北ビル各種見学 - NTTドコモ