マーサ&ザ・ヴァンデラス
マーサ&ザ・ヴァンデラス(Martha and the Vandellas、Martha Reeves and the Vandellas)は、アメリカの女性コーラス・グループ。1960年代にモータウン傘下のレーベル、ゴーディーから多くのヒット曲を出した。1995年にロックの殿堂入りを果たしている。
略歴 編集
マーサ・リーヴスは、グロリア・ウィリアムス、アネット・スターリング、ロザリンド・アシュフォードと共にデルフィスを結成。しかし、グロリアがグループを去ったため、マーサ&ザ・ヴァンデラスと改名し、1962年にデビュー。1963年には「ヒート・ウェイヴ((Love Is Like)A Heat Wave)」が全米4位の大ヒットした[1]。その後アネットが脱退し、後任にベティ・ケリーが加入。1964年には、彼女達の代表曲とも言える「ダンシング・イン・ザ・ストリート(Dancing In The Street)」が全米2位となる。1967年末からマーサ・リーヴス&ザ・ヴァンデラスに改名するが、1968年に一時解散。その後、サンドラ・ティレーと、マーサの実妹ロイス・リーヴスを迎えて活動を再開するが、1972年に再び解散する。マーサはソロ活動に転じた。
主なカヴァー・ヴァージョン 編集
- 「ヒート・ウェイヴ」
- ザ・フー『ア・クイック・ワン』アルバム
- リンダ・ロンシュタット(1975)
- ザ・ジャム『セッティング・サンズ』
- 「ジミー・マック」
- ローラ・ニーロ『ゴナ・テイク・ア・ミラクル』
- サンディー『イーティン・プレジャー』[2]
- 「ノーホエア・トゥ・ラン」
- ローラ・ニーロ『ゴナ・テイク・ア・ミラクル』
ディスコグラフィ 編集
脚注 編集
- ^ “Show 26 - The Soul Reformation: Phase two, the Motown story.Part 5”. 2020年7月1日閲覧。
- ^ この音源は後にスネークマンショーのファーストアルバムに再録された