ミッチ・ニコルス

オーストラリアのサッカー選手
ミッチ・ニコルズから転送)

ミッチェル・イアン・"ミッチ"・ニコルスMitchell Ian "Mitch" Nichols1989年5月1日- )は、オーストラリアサッカー選手である。

ミッチ・ニコルス
名前
本名 ミッチェル・イアン・ニコルス
Mitchell Ian Nichols
ラテン文字 Mitch NICHOLS
基本情報
国籍 オーストラリアの旗 オーストラリア
オランダの旗 オランダ
生年月日 (1989-05-01) 1989年5月1日(34歳)
出身地 サウスポート
身長 181 cm
体重 75 kg
選手情報
在籍チーム オーストラリアの旗 ゴールド・コースト・ナイトSC
ポジション MF
背番号 16
利き足 右足
ユース
1994–2006 オーストラリアの旗 パームビーチ
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2007 オーストラリアの旗 パームビーチ 8 (9)
2007–2013 オーストラリアの旗 ブリスベン・ロアーFC 125 (24)
2013-2014 オーストラリアの旗 メルボルン・ビクトリー 14 (3)
2014-2015 日本の旗 セレッソ大阪 6 (0)
2014-2015 オーストラリアの旗 パース・グローリーFC (loan) 14 (0)
2015-2017 オーストラリアの旗 ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ 53 (11)
2017-2018 オーストラリアの旗 パース・グローリーFC 13 (1)
2018-2019 オーストラリアの旗 ウェリントン・フェニックスFC 7 (0)
2019- オーストラリアの旗 ゴールド・コースト・ナイト 4 (0)
代表歴2
2007-2009  オーストラリア U-20 22 (11)
2010-2012  オーストラリア U-23 5 (2)
2009-2014 オーストラリアの旗 オーストラリア 5 (0)
1. 国内リーグ戦に限る。2019年4月17日現在。
2. 2014年11月18日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

クラブ経歴 編集

ゴールドコースト・プレミアリーグのパームビーチ・シャークスFC英語版において、開始7試合でのミッドフィールダー最多得点を記録する活躍を見せた後、2007年5月11日にブリスベン・ロアーFCと2年契約した。

ニコルスは多くの途中出場を果たし、Aリーグでのキャリアを堅調に開始させた。また、2007年10月7日のトレーニングキャンプでU-20オーストラリア代表に初めて招集された。2008-09シーズン中頃のパース・グローリーFC戦 (4-1)でAリーグ初得点を挙げた。2011-12シーズンは、プレシーズンマッチで10得点を記録するなど素晴しい活躍を見せ、シーズンでもチームメイトのトーマス・ブロイッヒ英語版ベサルト・ベリーシャと共にAリーグベストイレブンに選出された。

メルボルン・ビクトリーFCに加入する前に、デンマークラナースFCのトライアルを受けた。2013年5月13日、前ブリスベン監督(現・オーストラリア代表監督)のアンジェ・ポステコグルーの誘いを受け、メルボルン・ビクトリーと2年契約を交したことがクラブから発表された[1]

2014年1月30日、セレッソ大阪に移籍した。背番号は18。

同年6月23日にパース・グローリーFCへの期限付き移籍が発表された[2] が、2015年4月9日に契約解除となった[3]

2015年7月にウェスタン・シドニー・ワンダラーズFCへ完全移籍。2016-17年シーズン終了後に、契約満了により退団。

2017年5月18日、現地時間27日の深夜にシドニー市内のナイトクラブでコカインを所持していることが発覚し、逮捕されたと地元紙の『オーストラリアン』など複数の地元紙が報じた[4]

逮捕されたことでヨーロッパでプレーするという夢を断念し、2017年6月に過去にも所属したパース・グローリーFCと契約した。

代表経歴 編集

 
U-23オーストラリア代表でプレーするニコルス。

AFC U-19選手権2008サウジアラビア大会にU-20オーストラリア代表として出場した。準々決勝の北朝鮮戦では延長戦でのオーバヘッドキックを含む2得点を挙げた。U-23代表としては2010年に初出場を果たした。フル代表のサッカルーズとしての初キャップは、2009年5月4日に行われたAFCアジアカップ予選のクウェート戦である。

代表出場記録
# 日付 対戦相手 スコア 結果 大会 出場時間 マッチレポート
1 2009年5月1日   クウェート 0–1 AFCアジアカップ2011 予選   70分 Report
2 2013年7月20日   韓国 0–0 東アジアカップ2013   65分 Report
3 2013年7月25日   日本 2–3 東アジアカップ2013   57分 Report
4 2013年7月28日   中華人民共和国 3–4 東アジアカップ2013   74分 Report
5 2014年11月18日   日本 1–2 キリンチャレンジカップ   63分 Report

個人成績 編集

クラブ 年度 ディビジョン リーグ戦1 カップ戦 アジア2 期間通算
出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点
ブリスベン・ロアー 2007-08 Aリーグ 10 0 2 0 0 0 12 0
2008-09 13 5 4 1 0 0 17 6
2009-10 20 1 0 0 0 0 20 1
2010-11 32 6 0 0 0 0 32 6
2011-12 24 10 0 0 5 1 29 11
2012-13 26 2 0 0 1 0 27 2
クラブ通算 125 24 6 1 6 1 137 26
メルボルン・ビクトリー 2013-14 Aリーグ 14 3 0 0 0 0 14 3
クラブ通算 14 3 0 0 0 0 14 3
セレッソ大阪 2014 J1 6 0 0 0 4 0 10 0
クラブ通算 6 0 0 0 4 0 10 0
パース・グローリー 2014-15 Aリーグ 14 0 3 0 0 0 17 0
クラブ通算 14 0 3 0 0 0 17 0
ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ 2015-16 Aリーグ 29 10 3 0 0 0 32 10
2016-17 24 1 4 1
クラブ通算 53 11 3 0 4 1 32 10
キャリア通算 212 38 12 1 14 2 248 41

1 - Aリーグフィナルシリーズの成績を含む
2 - FIFAクラブワールドカップの成績を含む。AFCチャンピオンズリーグの成績はグループステージ後に開始したシーズンに含まれる。

獲得タイトル 編集

オーストラリア代表

  • AFF U-19選手権: 2008
  • International Cor Groenewegen Tournament (U-20): 2009

ブリスベン・ロアー

  • Aリーグプレミアシップ: 2011
  • Aリーグチャンピオンシップ: 2011, 2011-12
  • Aリーグベストイレブン: 2011-12

脚注 編集

関連項目 編集

外部リンク 編集