ユネスコ親善大使

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ユネスコ親善大使(ユネスコしんぜんたいし、: UNESCO Goodwill Ambassador)は、国際連合教育科学文化機関 (UNESCO) の目指す理想や考え方を広げる役割を担った親善大使である。マスメディアの注目を得ている著名人がその任に着く場合もある。「大使」との名称を用いているが、国際法・国内法上の外交官である大使特命全権大使など)ではない。

現在のユネスコ親善大使編集

以下に、現在のユネスコ親善大使の一覧を示す。姓の五十音順(ただし、王族は名前)。[1]

過去のユネスコ親善大使編集

過去の「ユネスコ平和芸術家(UNESCO Artist for Peace)」も含む[2]

氏名 在任期間 支援していたプロジェクト及び活動 リンク
アリシア・アロンソ   キューバ 2002年-2019年 有形無形文化財の保存 [3]
フリオ・ウェルテイン   アルゼンチン 1995年-2013年 ラテンアメリカにおける文化保護、教育振興、環境保護 [4]
クリスティーナ・オーウェン=ジョーンズ   イタリア 2004年 HIV/AIDS予防教育プログラム [5]
モンセラート・カバリェ   スペイン 1994年-2018年 恵まれない子供たちと戦争被害者のための基金 [6]
マリーン・コンスタンティン   ルーマニア 1992年-2011年 音楽と世界遺産 [7]
ヤジド・サベグ   アルジェリア 2010年 若年層・文化多様性・知識のデジタル化 [8]
ガッサン・シェーカー   オマーン 1989年-2011年 人道支援基金、口承無形文化財保護 [9]
ウォーレ・ショインカ   ナイジェリア 1994年-2009年 アフリカ文化、情報・コミュニケーション振興、世界科学知識倫理委員会 [10]
城之内ミサ   日本 2006年- 無形有形文化財保護 [11]
マダンジート・シン   インド 2000年-2013年 非暴力平和主義、南アジア文化教育プロジェクト [12]
サニー・バーキー   インド 2012年 アラブ首長国連邦における教育振興 [13]
クリスティーン・ハキム   インドネシア 2008年 東南アジアにおける教員教育 [14]
平山郁夫   日本 1988年-2009年 世界遺産保護修復 [15]
リリー・マリーニョ   ブラジル 1999年-2011年 貧困からの解放と識字率向上 [16]
ネルソン・マンデラ   南アフリカ共和国 2005年-2013年 [17]
ユーディ・メニューイン   スイス
  イギリス
1992年-1999年 [18]
コン・リー   中華人民共和国[3]  シンガポール 2000年- 平和のための芸術活動 [19]
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ   アメリカ合衆国 1998年-2007年 教育文化プロジェクト [20]

脚注編集

  1. ^ UNESCO.org: [1] 2021年1月4日閲覧。
  2. ^ 現在、Former Goodwill Ambassadors の一部としてリスティングされている。[2]
  3. ^ 就任当時。

関連項目編集

外部リンク編集