ライアン・ブラッドレイ
ライアン・ブラッドレイ(英語: Ryan Bradley, 1983年11月17日 - )は、アメリカ合衆国ミズーリ州出身の男性フィギュアスケート選手。2011年全米選手権優勝、2008年スケートカナダ2位。
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2010年世界選手権でのブラッドレイ | ||||||||||
生誕 |
1983年11月17日(40歳) アメリカミズーリ州 | |||||||||
身長 | 180 cm | |||||||||
選手情報 | ||||||||||
所属クラブ | ブロードムーア SC | |||||||||
引退 | 2011年5月 | |||||||||
ISUパーソナルベストスコア | ||||||||||
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来歴
編集2006-2007年シーズン、日本の富士ゼロックス(現:富士フイルムビジネスイノベーション)Apeosのコマーシャルにスイスのステファン・ランビエールとともに出演、「バックフリップを決める経営者」を演じた。
1983年11月17日、フィギュアスケート選手の両親のもとに生まれ、2歳でスケートをはじめる。1996年から1998年まではティファニー・ヴァイスとペアを組んでいたが、その後シングルスケーティングに専念。1998年全米選手権ノービスクラスで2位に入り、トリグラフトロフィーではジュニアクラスで優勝。1999年全米選手権ではジュニアクラスで優勝を果たした。
2006-2007シーズンのスケートアメリカからグランプリシリーズに参戦。2008-09シーズンのスケートカナダで2位入賞を果たした。
2007年には全米選手権で2位となり、世界選手権に出場した。2009年、2010年の全米選手権では2年連続の4位となったが、エヴァン・ライサチェクが世界選手権の代表を辞退したために、2010年の世界選手権の代表となった。
2010-2011シーズン、シーズンオフに行った手術のために、ISUグランプリシリーズを欠場しアイスショーなどに出演した。その後、全米選手権に出場し、ショートプログラムで首位に立つと、そのリードを守りきり初優勝を果たした。3度目の出場となった世界選手権では自己最高の13位となった。世界選手権終了後、現役引退を表明した[1]。
現在、コロラド大学コロラドスプリングス校でビジネスを専攻している。オフにはアイスショーなどで活動中。
主な戦績
編集大会/年 | 97-98 | 98-99 | 99-00 | 00-01 | 01-02 | 02-03 | 03-04 | 05-06 | 06-07 | 07-08 | 08-09 | 09-10 | 10-11 |
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世界選手権 | 15 | 18 | 13 | ||||||||||
四大陸選手権 | 11 | 4 | 5 | ||||||||||
全米選手権 | 2 N | 1 J | 7 | 9 | 7 | 9 | 6 | 8 | 2 | 5 | 4 | 4 | 1 |
GPエリック杯 | 5 | 7 | 9 | ||||||||||
GPスケートアメリカ | 8 | 6 | 3 | ||||||||||
GPスケートカナダ | 6 | 2 | |||||||||||
ネーベルホルン杯 | 4 | ||||||||||||
世界Jr.選手権 | 10 | 5 | 15 | ||||||||||
JGPファイナル | 5 | 5 | |||||||||||
JGPバルト杯 | 1 | ||||||||||||
JGPメキシコ | 1 | ||||||||||||
JGPサルコウ杯 | 3 | ||||||||||||
JGPモントリオール | 2 | ||||||||||||
JGPハンガリー | 3 | ||||||||||||
JGPサン・ジェルヴェ | 2 | ||||||||||||
トリグラフトロフィー | 1J |
詳細
編集2010-2011 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2011年4月24日 - 5月1日 | 2011年世界フィギュアスケート選手権(モスクワ) | 12 70.45 |
12 142.26 |
13 212.71 |
2011年1月23日 - 30日 | 全米フィギュアスケート選手権(グリーンズボロ) | 1 80.39 |
4 151.51 |
1 231.90 |
2009-2010 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2010年3月22日 - 28日 | 2010年世界フィギュアスケート選手権(トリノ) | 21 56.10 |
17 123.14 |
18 179.24 |
2010年1月25日 - 31日 | 2010年四大陸フィギュアスケート選手権(全州) | 8 66.22 |
3 145.97 |
5 212.19 |
2010年1月14日 - 24日 | 全米フィギュアスケート選手権(スポケーン) | 6 70.63 |
2 155.34 |
4 225.97 |
2009年11月12日 - 15日 | ISUグランプリシリーズ スケートアメリカ(レークプラシッド) | 8 59.24 |
2 138.88 |
3 198.12 |
2009年10月15日 - 18日 | ISUグランプリシリーズ エリック・ボンパール杯(パリ) | 8 65.21 |
10 112.44 |
9 177.65 |
2009年9月24日 - 26日 | 2009年ネーベルホルン杯[2](オーベルストドルフ) | 3 68.18 |
6 127.50 |
4 195.68 |
2008-2009 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2009年1月18日 - 25日 | 全米フィギュアスケート選手権(クリーブランド) | 5 74.05 |
3 147.35 |
4 221.40 |
2008年11月13日 - 16日 | ISUグランプリシリーズ エリック・ボンパール杯(パリ) | 5 69.35 |
10 106.27 |
7 175.62 |
2008年10月30日 - 11月2日 | ISUグランプリシリーズ スケートカナダ(オタワ) | 3 72.50 |
2 140.25 |
2 212.75 |
2007-2008 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2008年1月20日 - 27日 | 全米フィギュアスケート選手権(セントポール) | 4 74.20 |
5 147.11 |
5 221.31 |
2007年11月15日 - 18日 | ISUグランプリシリーズ エリック・ボンパール杯(パリ) | 7 59.13 |
5 132.19 |
5 191.32 |
2007年10月25日 - 28日 | ISUグランプリシリーズ スケートアメリカ(レディング) | 8 58.69 |
6 122.97 |
6 181.66 |
2007年10月6日 - 7日 | 日米対抗フィギュアスケート競技大会2007](横浜) | 4 49.56 |
- | 1 団体 |
2006-2007 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2007年3月19日 - 25日 | 2007年世界フィギュアスケート選手権(東京) | 19 62.88 |
13 126.02 |
15 188.90 |
2007年2月5日 - 11日 | 2007年四大陸フィギュアスケート選手権(コロラドスプリングス) | 3 68.83 |
5 127.46 |
4 196.29 |
2007年1月21日 - 28日 | 全米フィギュアスケート選手権(スポケーン) | 3 73.58 |
2 145.63 |
2 219.21 |
2006年10月26日 - 29日 | ISUグランプリシリーズ スケートアメリカ(ハートフォード) | 4 64.44 |
9 107.85 |
8 172.29 |
2005-2006 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2006年1月7日 - 15日 | 全米フィギュアスケート選手権(セントルイス) | 6 69.33 |
9 130.17 |
8 199.50 |
2003-2004 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2004年1月19日 - 25日 | 2004年四大陸フィギュアスケート選手権(ハミルトン) | 11 | 10 | 11 |
2004年1月3日 - 11日 | 全米フィギュアスケート選手権(アトランタ) | 5 | 6 | 6 |
2002-2003 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2003年1月12日 - 19日 | 全米フィギュアスケート選手権(ダラス) | 15 | 9 | 9 |
2002年10月30日 - 11月3日 | ISUグランプリシリーズ スケートカナダ(ケベックシティ) | 7 | 6 | 6 |
2002年10月15日 - 19日 | 2002年カールシェーファーメモリアル(ウィーン) | 5 | 3 | 4 |
2001-2002 シーズン | |||||
開催日 | 大会名 | 予選 | SP | FS | 結果 |
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2002年3月3日-10日 | 2002年世界ジュニアフィギュアスケート選手権(ハーマル) | 4 | 15 | 15 | 15 |
2002年1月6日-13日 | 全米フィギュアスケート選手権(ロサンゼルス) | - | 8 | 7 | 7 |
2000-2001 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2001年1月14日 - 21日 | 全米フィギュアスケート選手権(ボストン) | 8 | 10 | 9 |
2000年12月14日 - 17日 | 2000/2001 ISUジュニアグランプリファイナル(エア) | 8 | 5 | 5 |
2000年11月8日 - 12日 | 2000年ゴールデンスピン(ザグレブ) | 3 | 1 | 1 |
2000年10月26日 - 29日 | ISUジュニアグランプリ バルト杯(グダニスク) | 3 | 1 | 1 |
2000年9月14日 - 17日 | ISUジュニアグランプリ メキシコ杯(メキシコシティ) | 1 | 1 | 1 |
1999-2000 シーズン | |||||
開催日 | 大会名 | 予選 | SP | FS | 結果 |
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2000年3月5日-12日 | 2000年世界ジュニアフィギュアスケート選手権(オーベルストドルフ) | 3 | 4 | 5 | 5 |
2000年1月6日-13日 | 全米フィギュアスケート選手権(クリーブランド) | - | 6 | 7 | 7 |
1999年12月16日-19日 | 1999/2000 ISUジュニアグランプリファイナル(グダニスク) | - | 7 | 4 | 5 |
1999年11月4日-7日 | ISUジュニアグランプリ サルコウ杯(ストックホルム) | - | 3 | 4 | 3 |
1999年9月29日-10月3日 | ISUジュニアグランプリ モントリオール(モントリオール) | - | 2 | 2 | 2 |
1998-1999 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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1999年3月12日 - 14日 | 1998/1999 ISUジュニアグランプリファイナル(デトロイト) | 8 | 8 | 8 |
1999年1月7日 - 14日 | 全米フィギュアスケート選手権 ジュニアクラス(ソルトレイクシティ) | 1 | 1 | 1 |
1998年11月22日 - 29日 | 1999年世界ジュニアフィギュアスケート選手権(ザグレブ) | 12 | 10 | 10 |
1998年10月14日 - 18日 | ISUジュニアグランプリ ハンガリー(ブダペスト) | 2 | 3 | 3 |
1998年8月19日 - 22日 | ISUジュニアグランプリ サン・ジェルヴェ(サン・ジェルヴェ) | 2 | 2 | 2 |
1997-1998 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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1998年4月8日 - 12日 | 1998年トリグラフトロフィー ジュニアクラス(イェセニツェ) | 2 | 1 | 1 |
1998年1月4日 - 11日 | 全米フィギュアスケート選手権 ノービスクラス(フィラデルフィア) | 3 | 2 | 2 |
プログラム使用曲
編集シーズン | SP | FS | EX |
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2010-2011 | Boogie Woogie Bugle Boy | 映画『アマデウス』より モーツァルトメドレー |
映画『夢のチョコレート工場』より |
2009-2010 | 黒い瞳 演奏:ニカ・レオーニ、セルゲイ・トラファノフ |
ハートレス ボーカル:カニエ・ウェスト | |
2008-2009[3] | エルヴィス・プレスリーメドレー 監獄ロック ハートブレイク・ホテル ハウンド・ドッグ 演奏:クリストファー・ウェスト |
マンボ・オン・サックス ある恋の物語 エル・クンバンチェロ 演奏:ペレス・プラード |
ウィリアム・テル序曲 作曲:ジョアキーノ・ロッシーニ |
2007-2008 | 映画「ゴッドファーザー」より 作曲:ニーノ・ロータ |
チャーリー・チャップリンメドレー | マネー 曲:ピンク・フロイド |
2006-2007 | Polka Happy Birthday Variations 演奏:ギゴン・クレイマー |
マンボ・オン・サックス ある恋の物語 エル・クンバンチェロ 演奏:ペレス・プラード |
Dueling Banjos The Devil Went Down to Georgia |
2005-2006 | 映画『その男ゾルバ』より 作曲:ミキス・テオドラキス |
映画『サタデー・ナイト・フィーバー』より 作曲:ビージーズ |
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2004-2005 | ニューヨーク・ニューヨーク | 映画『アンタッチャブル』より 作曲:エンニオ・モリコーネ |
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2003-2004 | Dueling Banjos The Devil Went Down to Georgia |
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2000-2001 | 道化師の踊り 歌劇『雪娘』より 作曲:ニコライ・リムスキー=コルサコフ |
歌劇『ウィリアム・テル』より 作曲:ジョアキーノ・ロッシーニ |
脚注
編集- ^ retires from competitive skating
- ^ バンクーバーオリンピック最終予選。国際スケート連盟主催。
- ^ 『ワールド・フィギュアスケート 35』新書館、2008年12月、pp.32-33