ロバータ・フラック&ダニー・ハサウェイ

ロバータ・フラックのアルバム

ロバータ・フラック&ダニー・ハサウェイ』(Roberta Flack & Donny Hathaway)は、アメリカ合衆国R&B歌手、ロバータ・フラックダニー・ハサウェイ1972年に連名で発表したスタジオ・アルバム

ロバータ・フラック&ダニー・ハサウェイ
ロバータ・フラック&ダニー・ハサウェイスタジオ・アルバム
リリース
録音 ニューヨーク アトランティック・レコーディング・スタジオ
ニューヨーク Regent Sound Studios
ジャンル R&Bソウル
時間
レーベル アトランティック・レコード
プロデュース ジョエル・ドーンアリフ・マーディン
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 3位(アメリカ[1]
  • ロバータ・フラック 年表
    クヮイエット・ファイア
    (1971年)
    ロバータ・フラック&ダニー・ハサウェイ
    (1972年)
    やさしく歌って
    (1973年)
    ダニー・ハサウェイ 年表
    ライヴ
    (1972年)
    ロバータ・フラック&ダニー・ハサウェイ
    (1972年)
    Come Back Charleston Blue
    (1972年)
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    背景 編集

    ダニー・ハサウェイは、今回の共演の前にもロバータ・フラックのアルバム『第2章』(1970年)にピアノ、バッキング・ボーカル、アレンジで参加している[2]

    本作に先行してシングルとして発売されたキャロル・キング作の「きみの友だち」は、ジェームス・テイラーのヴァージョンより少し前にリリースされた[3]ラルフ・マクドナルドとウィリアム・ソルターが共作した「恋人は何処に」は、元々フィフス・ディメンションに提供するために書かれた曲だったが、マクドナルドが本作のレコーディングに参加した際、もう1曲が必要になったため、本作に提供された[4]

    反響 編集

    本作はアメリカのBillboard 200で3位に達し、『ビルボード』のR&Bアルバム・チャートでは2位、ジャズ・アルバム・チャートでは10位に達した[1]。本作発表前の1971年には「きみの友だち」がBillboard Hot 100で29位、「ふられた気持ち」が同71位に達しており、1972年にはシングル「恋人は何処に」はBillboard Hot 100で5位に達する大ヒットを記録した[1]

    「恋人は何処に」は全英シングルチャート入りも果たし、最高29位に達した[5]

    収録曲 編集

    10.はインストゥルメンタル

    Side 1
    1. アイ - "I (Who Have Nothing)" (Mogul, Carlo Donida, Jerry Leiber, Mike Stoller) – 5:03
    2. きみの友だち - "You've Got a Friend" (Carole King) – 3:25
    3. ベイビー・アイ・ラヴ・ユー - "Baby I Love You" (Ronnie Shannon) – 3:27
    4. ビー・リアル・ブラック・フォー・ミー - "Be Real Black for Me" (Roberta Flack, Donny Hathaway, Charles Mann) – 3:33
    5. ふられた気持ち - "You've Lost That Lovin' Feelin'" (Barry Mann, Cynthia Weil, Phil Spector) – 6:38
    Side 2
    1. フォー・オール・ウィ・ノウ - "For All We Know" (Sam M. Lewis, J. Fred Coots) – 3:39
    2. 恋人は何処に - "Where Is the Love" (Ralph MacDonald, William Salter) – 2:46
    3. 愛が芽生えて - "When Love Has Grown" (D. Hathaway, Eugene McDaniels) – 3:26
    4. カム・イェ・ディスコンソレイト - "Come Ye Disconsolate" (Traditional) – 4:52
    5. ムード - "Mood" (R. Flack) – 7:03

    参加ミュージシャン 編集

    脚注 編集