ロビン・バイロン・ロペスRobin Byron Lopez,1988年4月1日 - )はアメリカ合衆国カリフォルニア州ノースハリウッド出身のバスケットボール選手。NBAワシントン・ウィザーズに所属している。一卵性双生児の兄ブルック・ロペスもNBA選手である。

ロビン・ロペス
Robin Lopez
Robin Lopez Hornets 2.jpg
ワシントン・ウィザーズ  No.42
ポジション C
背番号 42
身長 213cm (7 ft 0 in)
体重 116kg (256 lb)
ウィングスパン 226cm  (7 ft 5 in)
シューズ アディダス
基本情報
本名 Robin Byron Lopez
ラテン文字 Robin Lopez
誕生日 (1988-04-01) 1988年4月1日(32歳)
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 カリフォルニア州ノースハリウッド
出身 スタンフォード大学
NBAドラフト 2008年 15位 
選手経歴
2008-2012
2012-2013
2013-2015
2015-2016
2016-2019
2019-2020
2020-
フェニックス・サンズ
ニューオーリンズ・ホーネッツ
ポートランド・トレイルブレイザーズ
ニューヨーク・ニックス
シカゴ・ブルズ
ミルウォーキー・バックス
ワシントン・ウィザーズ

生い立ち編集

ロビンと兄のブルックはキューバ人の父、ヘリベルト・ロペス野球キューバ代表選手、アメリカ人の母、デボラ・レドフォードは水泳のアメリカ代表候補にも選ばれたというスポーツ一家で育った。しかし父のヘリベルトは彼らが5歳の頃に出奔しており、以来2人とは会っていない。祖父がバスケット選手だった影響を受けて、バスケットボールを始める。

高校はブルックと共にサン・ワーキン記念高校でプレイし、3年生時にはアディダススーパースターキャンプ・アンダークラスのオールスターゲームではMVPを獲得。最終学年にはマクドナルドとパレード誌選出のオールアメリカンチームに選ばれた。

高校卒業後はブルックと共にスタンフォード大学に進学し、双子のビッグマンとして注目を集めるようになる。1年目のシーズンにロビンは7.5得点5.5リバウンド2.4ブロックを記録。シーズン通算73ブロックは同校のルーキー新記録となり、また史上2番目の記録でもあった。2年目のシーズンには10.2得点5.7リバウンド2.3ブロックを記録し、オールPac-10とPac-10のディフェンシブチームに選ばれた。ロビンとブルックに牽引され、同校はNCAAトーナメントのSweet16まで勝ち上がった。

大学では2シーズンだけプレイし、ブルックと共に2008年のNBAドラフトにアーリーエントリーした。

NBAキャリア編集

フェニックス・サンズ編集

ドラフトではフェニックス・サンズから全体15位指名を受けた。ブルックはニュージャージー・ネッツから10位指名を受け、一卵性双生児が同じ年に共に1巡目指名された初めての例として話題になった。

ニューオーリンズ・ホーネッツ編集

2012年7月27日、サイン・アンド・トレードニューオーリンズ・ホーネッツに移籍。

ポートランド・トレイルブレイザーズ編集

2013年7月10日、ポートランド・トレイルブレイザーズに移籍。

ニューヨーク・ニックス編集

2015年7月3日、ニューヨーク・ニックスと4年5400万ドルで契約した。

シカゴ・ブルズ編集

2016年6月22日、デリック・ローズらが絡んだ大型トレードで、シカゴ・ブルズに移籍した[1]

ミルウォーキー・バックス編集

2019年6月30日、ミルウォーキー・バックスと2年960万ドルで契約した[2]。同日に兄のブルックもバックスと再契約したため、キャリア12年目にして初めて兄弟が同じチームでプレーすることになった。

2020年11月にプレイヤーオプションを破棄してFAとなった。

ワシントン・ウィザーズ編集

2020年11月20日にワシントン・ウィザーズと1年925万ドルで契約した。

NBA個人成績編集

略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック   TO  平均ターンオーバー  PPG  平均得点
 太字  キャリアハイ    リーグリーダー    優勝シーズン   

レギュラーシーズン編集

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2008–09 PHX 60 7 10.2 .518 .000 .691 2.0 .1 .2 .7 3.2
2009–10 51 31 19.3 .588 .000 .704 4.9 .1 .2 1.0 8.4
2010–11 67 56 14.8 .501 .000 .740 3.2 .1 .3 .7 6.4
2011–12 64 0 14.0 .461 .000 .714 3.3 .3 .3 .9 5.4
2012–13 NO 82 82 26.0 .534 .000 .778 5.6 .8 .4 1.6 11.3
2013–14 POR 82 82 31.8 .551 .000 .818 8.5 .9 .3 1.7 11.1
2014–15 59 59 27.8 .535 .000 .772 6.7 .9 .3 1.4 9.6
2015–16 NYK 82 82 27.1 .539 .000 .795 7.3 1.4 .2 1.6 10.3
2016–17 CHI 81 81 28.0 .493 .000 .721 6.4 1.0 .2 1.4 10.4
2017–18 64 64 26.4 .530 .286 .756 4.5 1.9 .2 .8 11.8
2018–19 74 36 21.7 .568 .226 .724 3.9 1.2 .1 1.1 9.5
Career 766 580 23.0 .531 .216 .757 5.3 .8 .2 1.2 9.5

ドラフト時の評価編集

エネルギッシュなプレイが持ち味で、兄のブルックが優れた技術で主にオフェンスで力を発揮するのに対し、ロビンは豊富な運動量を武器に主にディフェンスで力を発揮する。よく走り、ダーティワークも積極的に受け入れる。オフェンスに関しては向上の余地がある。NBA選手では同じ独特のカーリーヘアをしたアンダーソン・ヴァレジャオに例えられる。

エピソード編集

  • 建築家の叔母の影響を受けて芸術の分野にも興味を持ち、特にアニメーションへの造詣が深い。双子で同じ身長、同じバスケット選手の兄のブルックも同じ趣味を持つが、弟のロビンの方がより入れ込んでいるようで、ロビンは本来はNBA選手よりも映像関係の仕事に就くのが夢だった。ドラフトでサンズから指名を受けた後も、「私は落ちることを望んでいた。私は候補生のうち、自分が落ちることを望んだただ一人の人物だと思う」とコメントした。
  • 大学生の時は女子ゴルファーミシェル・ウィーとの交際が話題となった。
  • ロビンと兄のブルックは親日家として知られ、オフシーズンにはよく一緒に観光で来日している。

脚注編集

  1. ^ Bulls are sending Derrick Rose to the New York Knicks
  2. ^ ロペス兄弟がバックスと契約合意” (日本語). TunaDrama (2019年7月1日). 2020年3月27日閲覧。

外部リンク編集