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生い立ち編集

ブルックと弟のロビンの父ヘリベルト・ロペス野球キューバ代表選手、アメリカ人の母、デボラ・レドフォードは水泳のアメリカ代表候補にも選ばれたというスポーツ一家で育った。しかし父のヘリベルトは彼らが5歳の頃に出奔しており、以来2人とは会っていない。祖父がバスケット選手だった影響を受けて、バスケットボールを始める。

サン・ワーキン記念高校卒業後、ロビンと共にスタンフォード大学に進学。双子のビッグマンとして注目を集めるようになる。1年目のシーズン、ブルックは背中の手術のため最初の5試合を逃したが、復帰後の26試合中18試合に先発出場し、12.6得点6.0リバウンドを記録。2年目のシーズンには学業面の問題で最初の9試合を逃したが、27試合中25試合に先発出場し、19.3得点8.3リバウンド2.1ブロックを記録し、チームをNCAAトーナメントのSweet16まで導いた。ブルック個人は全米コーチ会、AP通信選出のオールアメリカ3rdチーム、Pac-10の1stチームなどに選ばれた。

大学では2シーズンだけプレイし、ロビンと共に2008年のNBAドラフトにアーリーエントリーした。

NBAキャリア編集

ニュージャージー・ネッツ編集

2008-09シーズン

ドラフトではニュージャージー・ネッツから全体10位指名を受けた。ロビンはフェニックス・サンズから15位指名を受け、一卵性双生児が同じ年に共に1巡目指名された初めての例として話題になった。ドラフト前には7位指名権を持つシャーロット・ボブキャッツから指名を約束されていたが、ボブキャッツはD.J.オーガスティンを指名したため、ブルックは大きなショックを受けたという。

10位という決して高くない順位でブルックを指名できたことは、ネッツにとっては幸運だった。ブルックは先発センターのジョシュ・ブーンが故障で戦列を離れたのを契機に先発に抜擢され、以後シーズン終了まで先発の座を守り抜いた。シーズン後半には持ち前の得点力を発揮して二桁得点を連発し、この年の新人王に輝いたデリック・ローズを抑えて1月と2月の月間新人賞に選ばれた。最終的には13.0得点8.1リバウンドの成績を残し、通算152ブロックはリーグ全体でも4位の好記録だった。オールルーキーチームでは1stチームに名を連ねている。

ブルックリン・ネッツ編集

2012年7月11日、新生ブルックリン・ネッツと4年契約を結んだ[2]

ロサンゼルス・レイカーズ編集

2017年6月20日、デアンジェロ・ラッセルらとのトレードでロサンゼルス・レイカーズに移籍。生まれ故郷のアメリカ西海岸のチームで再出発することになった[3]。11月3日の古巣のブルックリン・ネッツ戦では、34得点10リバウンドを記録し、 古巣相手に強烈な「恩返し」を果たした[4]

ドラフト時の評価編集

2008年ドラフト組では最高のセンターと評された。豊富でスムーズな動きのポストプレーが持ち味で、フックシュートや柔らかいタッチのジャンプシュートで得点を稼ぐことができる。強靭な上半身と長い腕はリバウンドとブロックショットで力を発揮する。身体能力に恵まれているわけではなく、プレドラフトキャンプ時のテストでは軒並み低い数字を残した。フットワークに難があり、これらの点では弟のロビンの方が優れている。シュートセレクションも改善しなくてはならない。NBA選手ではブラッド・ドーアティに例えられる。

プレドラフトキャンプ時の身体データ
ウイングスパン ジャンプ力 スプリント ベンチプレス
227cm 77.5cm 3.57秒 7回

※スプリントはコート3/4(約21m)走。ベンチプレスは約84kg。

個人成績編集

略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック   TO  平均ターンオーバー  PPG  平均得点
 太字  キャリアハイ    リーグリーダー    優勝シーズン   

レギュラーシーズン編集

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2008–09 NJN 82 75 30.5 .531 .000 .793 8.1 1.0 .5 1.8 13.0
2009–10 NJN 82 82 36.9 .499 .000 .817 8.6 2.3 .7 1.7 18.8
2010–11 NJN 82 82 35.2 .492 .000 .787 6.0 1.6 .6 1.5 20.4
2011–12 NJN 5 5 27.2 .494 .000 .625 3.6 1.2 .2 .8 19.2
2012–13 BKN 74 74 30.4 .521 .000 .758 6.9 .9 .4 2.1 19.4
2013–14 BKN 17 17 31.4 .563 .000 .817 6.0 .9 .5 1.8 20.7
2014–15 BKN 72 44 29.2 .513 .100 .814 7.4 .7 .6 1.8 17.2
2015–16 BKN 73 73 33.7 .511 .143 .787 7.8 2.0 .8 1.7 20.6
2016–17 BKN 75 75 29.6 .474 .347 .810 5.4 2.3 .5 1.7 20.5
2017–18 LAL 74 72 23.4 .465 .345 .703 4.0 1.7 .4 1.3 13.0
Career 636 599 31.2 .502 .335 .789 6.8 1.6 .6 1.7 17.9
All-Star 1 0 11.0 .000 .000 .750 5.0 3.0 .0 .0 3.0

プレイオフ編集

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2013 BKN 7 7 37.6 .472 1.000 .886 7.4 1.4 .9 3.0 22.3
2015 BKN 6 6 39.0 .494 .000 .825 9.0 .8 .7 2.2 19.8
Career 13 13 38.2 .481 1.000 .857 8.2 1.2 .8 2.6 21.2

受賞歴編集

  • オールルーキー1stチーム (2009)

エピソード編集

  • 建築家の叔母の影響を受けて芸術の分野にも興味を持ち、特にアニメーションへの造詣が深い。
  • ブルックと弟のロビンは親日家として知られ、オフシーズンにはよく一緒に観光で来日している。

脚注編集

外部リンク編集