ブルック・ロペス

アメリカのバスケットボール選手 (1988 - )

ブルック・ロバート・ロペスBrook Robert Lopez,1988年4月1日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス出身のプロバスケットボール選手。NBAミルウォーキー・バックスに所属している。ポジションはセンター双子の弟ロビン・ロペスもNBA選手である。

ブルック・ロペス
Brook Lopez
2021年のロペス
ミルウォーキー・バックス  No.11
ポジション C
所属リーグ NBA
基本情報
愛称 Splash Mountain
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1988-04-01) 1988年4月1日(36歳)
出身地 カリフォルニア州ロサンゼルス
身長 216cm (7 ft 1 in)
体重 128kg (282 lb)
キャリア情報
高校 サンノゼクイン・メモリアル高等学校
大学 スタンフォード大学
NBAドラフト 2008年 / 1巡目 / 全体10位[1]
プロ選手期間 2008年–現在
経歴
20082017ニュージャージー / ブルックリン・ネッツ
2017–2018ロサンゼルス・レイカーズ
2018ミルウォーキー・バックス
受賞歴
Stats ウィキデータを編集 Basketball-Reference.com
Stats ウィキデータを編集 NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten

生い立ち

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ブルックと弟のロビンの父ヘリベルト・ロペス野球キューバ代表選手、アメリカ人の母、デボラ・レドフォードは水泳のアメリカ代表候補にも選ばれたというスポーツ一家で育った。しかし父のヘリベルトは彼らが5歳の頃に出奔しており、以来2人とは会っていない。祖父がバスケット選手だった影響を受けて、バスケットボールを始める。

サン・ワーキン記念高校卒業後、ロビンと共にスタンフォード大学に進学。双子のビッグマンとして注目を集めるようになる。1年目のシーズン、ブルックは背中の手術のため最初の5試合を逃したが、復帰後の26試合中18試合に先発出場し、12.6得点6.0リバウンドを記録。2年目のシーズンには学業面の問題で最初の9試合を逃したが、27試合中25試合に先発出場し、19.3得点8.3リバウンド2.1ブロックを記録し、チームをNCAAトーナメントのSweet16まで導いた。ブルック個人は全米コーチ会、AP通信選出のオールアメリカ3rdチーム、Pac-10の1stチームなどに選ばれた。

大学では2シーズンだけプレイし、ロビンと共に2008年のNBAドラフトにアーリーエントリーした。

NBAキャリア

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ニュージャージー・ネッツ

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2008-09シーズン

ドラフトではニュージャージー・ネッツから全体10位指名を受けた。ロビンはフェニックス・サンズから15位指名を受け、一卵性双生児が同じ年に共に1巡目指名された初めての例として話題になった。ドラフト前には7位指名権を持つシャーロット・ボブキャッツから指名を約束されていたが、ボブキャッツはD.J.オーガスティンを指名したため、ブルックは大きなショックを受けたという。

10位という決して高くない順位でブルックを指名できたことは、ネッツにとっては幸運だった。ブルックは先発センターのジョシュ・ブーンが故障で戦列を離れたのを契機に先発に抜擢され、以後シーズン終了まで先発の座を守り抜いた。シーズン後半には持ち前の得点力を発揮して二桁得点を連発し、この年の新人王に輝いたデリック・ローズを抑えて1月と2月の月間新人賞に選ばれた。最終的には13.0得点8.1リバウンドの成績を残し、通算152ブロックはリーグ全体でも4位の好記録だった。オールルーキーチームでは1stチームに名を連ねている。

ブルックリン・ネッツ

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2012年7月11日、新生ブルックリン・ネッツと4年契約を結んだ[1]

ロサンゼルス・レイカーズ

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2017年6月20日、デアンジェロ・ラッセルらとのトレードでロサンゼルス・レイカーズに移籍。生まれ故郷のアメリカ西海岸のチームで再出発することになった[2]。11月3日の古巣のブルックリン・ネッツ戦では、34得点10リバウンドを記録し、 古巣相手に強烈な「恩返し」を果たした[3]

ミルウォーキー・バックス

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2018年7月8日、ミルウォーキー・バックスと1年340万ドルで契約した[4]2018-2019シーズンは攻守に活躍し、60勝を挙げたチームに大きく貢献した。2018年11月11日のデンバー・ナゲッツ戦ではキャリアハイとなる8本のスリーポイントを決めた[5]。2019年6月30日、バックスと4年5,200万ドルで再契約した[6]。また同日弟のロビンもバックスと契約し、キャリア12年目して初めて兄弟が同じチームでプレーすることとなった。ロビンは1年でバックスを去ったものの、ブルックは2021年に念願のNBAチャンピオンに輝いた。

2023-2024シーズン、11月24日のワシントン・ウィザーズ戦でキャリアハイに並ぶ39得点を記録した(2011年4月6日のデトロイト・ピストンズとの対戦でも39得点を記録していた。)[7]

個人成績

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略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック  PPG  平均得点  太字  キャリアハイ

レギュラーシーズン

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シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2008–09 NJN 82 75 30.5 .531 .000 .793 8.1 1.0 .5 1.8 13.0
2009–10 82 82 36.9 .499 .000 .817 8.6 2.3 .7 1.7 18.8
2010–11 82 82 35.2 .492 .000 .787 6.0 1.6 .6 1.5 20.4
2011–12 5 5 27.2 .494 .000 .625 3.6 1.2 .2 .8 19.2
2012–13 BKN 74 74 30.4 .521 .000 .758 6.9 .9 .4 2.1 19.4
2013–14 17 17 31.4 .563 .000 .817 6.0 .9 .5 1.8 20.7
2014–15 72 44 29.2 .513 .100 .814 7.4 .7 .6 1.8 17.2
2015–16 73 73 33.7 .511 .143 .787 7.8 2.0 .8 1.7 20.6
2016–17 75 75 29.6 .474 .347 .810 5.4 2.3 .5 1.7 20.5
2017–18 LAL 74 72 23.4 .465 .345 .703 4.0 1.7 .4 1.3 13.0
2018–19 MIL 81 81 28.7 .452 .352 .842 4.9 1.2 .6 2.2 12.5
2019–20 68 67 26.7 .435 .314 .836 4.6 1.5 .7 2.4 12.0
2020–21 70 70 27.2 .503 .338 .845 5.0 .7 .6 1.5 12.3
2021–22 13 11 22.9 .466 .358 .870 4.1 .5 .6 1.2 12.4
Career 868 828 30.2 .494 .341 .796 6.2 1.4 .6 1.8 16.4
All-Star 1 0 11.0 .000 .000 .750 5.0 3.0 .0 .0 3.0

プレイオフ

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シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2013 BKN 7 7 37.6 .472 1.000 .886 7.4 1.4 .9 3.0 22.3
2015 6 6 39.0 .494 .000 .825 9.0 .8 .7 2.2 19.8
2019 MIL 15 15 29.2 .455 .293 .828 5.5 1.4 .4 1.9 11.2
2020 10 10 32.8 .535 .396 .750 5.5 .5 1.0 1.3 15.8
2021 23 23 29.0 .548 .319 .860 5.9 .3 .7 1.5 13.0
Career 61 61 31.6 .507 .333 .841 6.2 .8 .7 1.8 14.7

記録

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  • キャリアハイポイント : 39 (2024年11月24日、ワシントン戦、2011年4月6日、デトロイト戦)[8]
  • キャリアハイリバウンド : 20 (2009年4月13日、シャーロット戦)[8]
  • キャリアハイアシスト : 9 (2018年3月26日、デトロイト戦)[8]
  • キャリアハイ3ポイント : 8 (2018年11月11日、デンバー戦)[8]

エピソード

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脚注

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外部リンク

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