ヴッパータール

ヴッパータルから転送)
紋章 地図
Stadtwappen der kreisfreien Stadt Wuppertal Lage der kreisfreien Stadt Wuppertal in Deutschland
基本情報
連邦州: ノルトライン=ヴェストファーレン州
行政管区: デュッセルドルフ行政管区
地域連合: ラインラント地域連合
郡: 郡独立市
緯度経度: 北緯 51度16分
東経 7度11分
標高: 海抜 100-350 m
面積: 168.39 km²
人口:

355,004人(2020年12月31日現在) [1]

人口密度: 2,108 人/km²
郵便番号: 42001-42399
(旧: 5600)
市外局番: 0202 (一部 02058, 02053)
ナンバープレート: W
自治体コード: 05 1 24 000
UN/LOコード: DE WUP
市の構成: 10 市区
市庁舎の住所: Johannes-Rau-Platz 1
42275 Wuppertal
ウェブサイト: www.wuppertal.de
E-Mail: infozentrum@stadt.wuppertal.de
行政
上級市長: Uwe Schneidewind (Grüne)

ヴッパータール (Wuppertal ドイツ語発音: [ˈvʊpɐtaːl] ( 音声ファイル)) はドイツ連邦共和国の都市。ノルトライン=ヴェストファーレン州に属する。ルール地方の工業都市。人口は約36万人。ブッパータール[2]ウッパータール[3]とも表記する。

地勢・産業編集

 
ヴッパータール市街の風景

ライン川の支流、ヴッパー川沿いに位置する工業都市。約20キロ北にボーフム、30キロ西にデュッセルドルフ、30キロ北東にドルトムントが位置している。

1863年、ヴッパータールに化学・製薬会社のバイエルが創設された。20世紀に入り、いくつかの会社と合併してIG・ファルベンとなり、戦後に解体されてバイエルに戻った。現在の本社はレーヴァークーゼンに置かれている。

歴史編集

ドイツ産業革命の中心地であり、紡績産業などが発展した。1929年、バルメン(Barmen)、エルバーフェルト(Elberfeld)、ロンスドルフ(Ronsdorf)、フォーヴィンケル(Vohwinkel)、クローネンベルク(Cronenberg)の各都市が合併してバルメン=エルバーフェルトとなり、翌年よりヴッパータールと称した。エルバーフェルトは10世紀エルヴァーフェルデ家(Herren von Elverfelde)の水城(Wasserburg)のもとに生まれ、1610年に都市となった。バルメンは1070年にはすでにヴェールデン修道院(Kloster Werden)の所領と記されているが、都市になったのは1808年である。両地域の繊維産業は1806年ナポレオンによる大陸封鎖のために危機に陥り、危機を脱したのはようやく19世紀半ばである[4]

ヴッパーはこの都市を流れる川、タールは谷を意味する。第二次世界大戦では激しい打撃を受けたが、戦後に復興を果たした。

マックス・ヴェーバーは、資本主義精神の発達を促したカルヴィニズムについて、ドイツではヴッパータールの状況を例として挙げている[5]

交通編集

ヴッパータール中央駅より、ケルン中央駅REで約35分。ベルリン中央駅ICEで約4時間20分で運行されている。

 
ヴッパータール空中鉄道

ヴッパータールには、現存する世界最古のモノレールであるヴッパータール空中鉄道が運行されている。1901年にバルメン - エルバーフェルト間に開通したもので、区間距離は約14キロ、ヴッパー川上空を走っている。

スポーツ編集

ヴッパーターラーSVボルシアが、ヴッパータールを本拠地とするサッカークラブである。

ゆかりの人物編集

姉妹都市編集

脚注編集

[脚注の使い方]
  1. ^ Bevölkerung der Gemeinden Nordrhein-Westfalens am 31. Dezember 2020 – Fortschreibung des Bevölkerungsstandes auf Basis des Zensus vom 9. Mai 2011
  2. ^ ブッパータール - ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説”. コトバンク. 2018年5月13日閲覧。
  3. ^ ウッパータール - ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説”. コトバンク. 2018年5月13日閲覧。
  4. ^ de:Baedeker: Deutschland. Ostfildern: Karl Baedeker 8.Aufl. 2005 (ISBN 3-8297-1079-8), S. 1145-1146.
  5. ^ マックス・ヴェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』(大塚久雄訳)岩波文庫 2010年 31-32頁から引用すると、「カルヴィニズムは、ドイツにおいても、同じようにそうした影響を及ぼしたらしい。すなわち、ヴッパータールやその他の地方でも「改革派」の信仰は、他派に比較すれば、資本主義精神の発達を促進することが大きかったようだ。たとえばルッター派に比してそれがいちじるしかったことは、大づかみにも、また個々の地方、とくにヴッパータールについても、比較してみれば分かることだろう」。

関連項目編集

外部リンク編集