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概要編集

海外からの輸入炭を使用する石炭火力発電所で、1998年6月に1号機が運転を開始した。現在2号機の建設が計画中であるがたびたび延期されている。

1号機は国内最大規模の出力100万kWであり、発電効率向上のため、主蒸気温度および再熱蒸気温度600℃、主蒸気圧力24.5MPaとした中国電力初の超々臨界圧ボイラーおよび蒸気タービンを採用し、最新の環境保全対策を備えたクリーンコール・テクノロジーで運営している。

山陰本線岡見駅との間に専用線が引かれている。山陰本線の旧線を利用したもので、当発電所で発生したフライアッシュ(石炭灰)を再利用するために美祢線美祢駅経由で宇部興産伊佐セメント工場に貨物列車で輸送を行っていた。

2011年2月より石炭に木質チップを混ぜ燃料とする『林地残材バイオマス石炭混焼発電実証試験』(2012年度末まで)が行われている[1]

発電設備編集

  • 総出力:100万kW[2]
  • 敷地面積:約69万m2
1号機
定格出力:100万kW
使用燃料:石炭
蒸気条件:超々臨界圧Ultra Super Critical)
熱効率
 43%(高位発熱量基準)
 45%(低位発熱量基準)
営業運転開始:1998年(平成10年)6月
2号機(着工中)
定格出力:100万kW(予定)
使用燃料:石炭,木質バイオマス
営業運転開始:2022年11月(予定)

2号機の建設計画について編集

中国電力は2010年、経済状況により電力需要が伸びないことを理由として、島根県と浜田市に対し、2014年度着工、2017年度運転開始予定だった2号機(出力100万kW)について、着工、運転開始時期とも10年程度の延期を申し入れた[3]

中電は2000年、2003年にも延期を申し入れており、3回目の延期申し入れとなった。政府が温室効果ガス排出量を2020年に1990年比で25%削減するとの目標を打ち出したこともあり、原子力発電を中心とした温室効果ガスを出さない発電方法に軸足を置きたい中国電力は、松江市鹿島町にある島根原子力発電所3号機や、山口県上関町にある上関原子力発電所1、2号機の建設・運転を優先させてきた経緯があるが、福島第一原子力発電所事故(2011年)により、上関原子力発電所の建設は中止になる可能性がある。

2018年11月に工事を開始し2022年11に月営業運転開始予定[4]

出典編集

関連項目編集

外部リンク編集