中古(ちゅうこ)とは、時代区分に用いられる表現の1つで、上古・中古・近古の三分法を用いた際の2番目、あるいは上古・上代・中古・近古の四分法を用いた際の3番目に相当する。

中国編集

「中古」の語は古くは文献によって指す時代が異なるが、代表的なものは『』繋辞下に見えるもので[1]、『漢書』芸文志の『易』の箇所の孟康中国語版注に「伏羲を上古となし、文王を中古となし、孔子を近古となす」という。この説ではが中古にあたる。

現在の中国史では、魏晋南北朝時代からまで(3 - 9世紀)を中古とする。

日本編集

本来は、中世と同じ意味であり、日本文学史においては「中古六歌仙」・「中古三十六歌仙」などの語が存在する。そのため、国文学界においては平安時代794年 - 1185年)を指して用いられる。その一方で国文学界が鎌倉時代以後を本来は同じ意味である「中世」という語で表現することに対して疑問も出されている[誰?]。このため、近年では「中古」という語を用いない傾向にある。

これに先立つ時代は上代、この後の時代は近古と呼ぶ。いずれにしても、今となっては歴史的な用語である[要出典]

脚注編集

  1. ^ 『周易』繋辞下「易之興也、其於中古乎。」

参考文献編集

関連項目編集