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乾行
艦歴
建造所 イギリスリバプール
起工
進水
竣工 安政6年7月23日(1859年8月21日)
就役 元治1年5月(1864年6月)薩摩藩が購入
明治3年4月(1870年5月)献納
除籍 1881年9月12日
その後 1889年売却
要目
排水量 522トン
全長 長さ:55.3m
全幅 幅:7.2m
吃水 3.1m
機関 150馬力
速力
航続距離
燃料
乗員
兵装 砲9門

乾行(けんこう)は日本海軍軍艦。元薩摩藩所有の3檣バーク砲艦で、「乾行」は「正道に従ってすこやかに努め行う」の意[1]

艦歴編集

元イギリス海軍のアロー級砲艦ビーグル(HMS Beagle[2][3]。 民間に売却されストーク(Stoyk)となったものを薩摩藩が元治1年5月(1864年6月)に購入、長崎で受領し「乾行丸」と命名された。戊辰戦争では寺泊沖海戦に参加し、旧幕府輸送艦「順動丸」を自沈に追い込む。明治3年4月(1870年5月)に新政府へ献納、6月13日(1870年7月11日)に受領し兵部省所管とし、「乾行」と改名する。その後機関が撤去され、係泊練習艦として使用された。

1881年(明治14年)9月12日に除籍。1882年(明治15年)7月以降は東海鎮守府付属として浦賀に係留されていた。1889年(明治22年)3月に売却。

なおダーウィンの乗船したビーグル号が後に本艦となったという話も存在するが、年代が違い明らかな間違いであるという[4] (ダーウィンの乗艦は第3代HMSビーグルで、乾行は第4代HMSビーグル)[5]

艦長編集

  • 伊東祐麿:明治 3年(1870年)3月 - 明治 3年(1870年)10月[6]
  • (代理) 伊東祐亨 一等士官:明治3年(1870年)11月 - 1871年3月29日[7]
  • 柴誠一:明治4年-?

参考文献編集

  • 海軍歴史保存会『日本海軍史』第7巻、第9巻、第一法規出版、1995年。
  • 片桐大自『聯合艦隊軍艦銘銘伝』光人社、1993年。 ISBN 4-7698-0386-9
  • 兵部省資料(防衛省蔵)

脚注編集

  1. ^ 『聯合艦隊軍艦銘銘伝』p194による
  2. ^ How the ship, HMS Beagle, got her name.”. AboutDarwin. 2012年3月20日閲覧。
  3. ^ 但し、HMS Beagleの建造場所はロンドンで竣工も1854年と乾行のデータと一致しない部分がある。
  4. ^ 『聯合艦隊軍艦銘銘伝』p194-195による
  5. ^ How the ship, HMS Beagle, got her name.”. AboutDarwin. 2012年3月20日閲覧。
  6. ^ 『日本海軍史』第9巻、108頁。
  7. ^ 『日本海軍史』第9巻、7頁。

関連項目編集