吉村 英夫(よしむら ひでお、1940年1月1日- )は日本の映画評論家、著述家。早稻田大学卒業。高校教諭、三重大学非常勤講師、愛知淑徳大学教授。山田洋次、伊丹万作、ウィリアム・ワイラー研究等。一行詩提唱

経歴編集

  • 1979年 「キネマ旬報」創刊60周年記念論文佳作入選「『祇園の姉妹』と溝口健二の先駆性」
  • 1982年 三重県文化奨励賞を受賞(『男はつらいよの世界』刊行)等による
  • 1990年 「第6回ノンフィクション朝日ジャーナル大賞選外佳作(「『ローマの休日』とウィリアム・ワイラー」)
  • 津東高校在職中の1994年に刊行した『一行詩(往信)父よ母よ』『一行詩(返信)息子よ娘よ』(学陽書房)がベストセラーとなる。
  • 1994年9月より、「中日新聞・三重版」の投稿欄「あなたが作る一行詩」の選者。「選者のつぶやき」執筆。週1回で2015年4月現在、1000回を超える。1997年4月より「中日新聞・岐阜版・あなたが作る一行詩」でも週1回の一行詩投稿欄選者で「選者のつぶやき」。2015年4月現在約900回で連載中。
  • 2009年 平成20年度「三銀ふるさと三重文化賞(文学部門)」受賞
  • 2010年より三重テレビ「とってもワクドキ スタア案内人」を月1回担当。
  • 「三重県史」(三重県)通史編近現代執筆員(2015年現在)

著書編集

  • 『男はつらいよの世界』(シネ・フロント社 1981)
  • 『女子高生と紙でっぽう』(草土文化 1983)
  • 『山田洋次の世界』(シネ・フロント社 1984)
  • 『木下恵介の世界』(シネ・フロント社 1985)
  • 『幸福の黄色いハンカチと高校生』(シネ・フロント社 1986)
  • 『国語通信いま高校生は、ということ』(草の根出版会 1987)
  • 『新・男はつらいよの世界 シナリオと映像の検証』(シネ・フロント社 1989)
  • 『ワクワク近代文学八話 』(高校出版 1990)
  • 『ローマの休日――ワイラーとヘプバーン』(朝日新聞社 1991、1994に朝日文庫)
  • 『男はつらいよ』魅力大全』(講談社 1992、1995に講談社文庫)
  • 『国語通信――ゴッホ物語』(高校出版 1992
  • モーツァルト通信』(高校出版 1993)
  • 『麗しのオードリー』(講談社 1994)
  • 大いなる幻影考 1930年代フランス映画私記』(学陽書房 1995)
  • 『寅さんは生きている―<男はつらいよ>とは何であったか』(かもがわ出版ブックレット 1995)
  • 『完全版 男はつらいよの世界』(集英社 1997 2005に集英社文庫)
  • 『ルポルタージュ 一行詩の学校』(学陽書房1998)
  • 『高校生諸君!映画を見なさい』(大月書店 1998)
  • 『山田洋次<学校>が語りかけるもの』(かもがわ出版ブックレット 1998)
  • 『君はこの映画を見たか 若い時代の必見名画100選』 (大月書店 2000)
  • 『松竹大船映画――小津、木下、山田太一、山田洋次の描く<家族>』(創土社 2000)
  • 『誰も書かなかったオードリー』(講談社+α文庫 2001)
  • 寅さんと麗しのマドンナたち』(実業之日本社 2002)
  • 『老いてこそわかる映画がある シニアのための映画案内』(大月書店 2004)
  • 『山田洋次×藤沢周平<たそがれ静兵衛><隠し劍鬼の爪>にみる時代劇の新境地』 (大月書店 2004)
  • 『放浪と日本人――寅さんの源流をさぐる』(実業之日本社 2005)
  • 『下手な人生論より<寅さんのひと言』 (河出書房新社 2006、2008年に河出文庫)
  • チャップリンを観る そして<ローマの休日>へ――吉村英夫講義録』(草の根出版会 2008)
  • 『黒澤明を観る 民の論理とスーパーマン―― 吉村英夫講義録』(草の根出版会 2008)
  • 『山田洋次を観る』(リベルタ出版 2010)
  • 『山田洋次と寅さんの世界―― 困難な時代を見すえた希望の映画論』(大月書店 2012)
  • 『伊丹万作とその系譜――異才たちの日本映画史』(大月書店 2015)
  • 『愛の不等辺三角形――漱石小説論』(大月書店 2016)
  • 『ハリウッド<赤狩り>との闘い』(大月書店 2017)

編著、監修、その他編集

  • 『一行詩 (往信)父よ母よ』 撰著(学陽書房 1994)
  • 『一行詩 (返信)息子よ娘よ』撰著(学陽書房 1994)
  • ハングル翻訳版『一行詩(往信)父よ母よ』撰著(韓国で出版 1995)
  • ハングル翻訳版『一行詩(返信)息子よ娘よ』撰著(韓国で出版 1996)
  • 『一行詩 面と向かっていえないひと言』撰著(学陽書房 1995)
  • 『一行詩 面と向かっていえないひと言2』撰著(学陽書房 1996)
  • 『一行詩「ああ青春」』撰著 (講談社 1997)
  • 『一行詩 新選父よ母よ』撰著 文庫本(学陽書房 1998)
  • 『一行詩 新選息子よ娘よ』撰著 文庫本(学陽書房 1998)
  • 『ほろっと本音キラッと青春』撰著 吉村英夫・シネカブ共編著 (アールズ出版 2002)協力・担当講座通信「エクラン」 <注>「シネカブ」は三重大学映画サークル「シネマ・アーカイブ」の略称
  • 『父よ母よ 大学生の一行詩』吉村英夫・シネカブ共編著(大月書店 2005) <注>吉村担当講座「日本学」受講生の提出レポート等から撰
  • 『先生あのね――小津安二郎・青春のまち大賞』監修(編者・三重県飯高町、発行・ネスコ 発売・文藝春秋1996)。ほかに「青春のまち大賞」本刊行3著の監修。『出来ごころ』(ネスコ 1997)、『がんばれ、自分』(伊勢文化舎 1998)、『けんか友だち』(伊勢文化舎 2000)
  • ボブ・ウィロビー著『オードリー  フォト&エッセイ』(翻訳部分監修)(東京書籍 2012)
  • 『あくまのじてん』刊行(愛知淑徳大学「あくまのじてん」編集委員会顧問 2010年1月刊行) <注>愛知淑徳大学文化創造学部専攻予算による。協力・映画鑑賞サークルLime Rain(略称「ライム」)、担当講座「映像表現法」「映像文化論」「地域文化論」「クリエィティブ・ライティング」等の共通講座通信「Limelight=ライムライト」)