大宝駅
茨城県下妻市大宝にある関東鉄道の駅
大宝駅(だいほうえき)は、茨城県下妻市大宝[1]にある関東鉄道常総線の駅である。
大宝駅 | |
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駅舎(2024年8月) | |
だいほう Daihō | |
◄下妻 (2.6 km) (2.3 km) 騰波ノ江► | |
所在地 | 茨城県下妻市大宝233-9 |
所属事業者 | 関東鉄道 |
所属路線 | ■常総線 |
キロ程 | 38.7 km(取手起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
90人/日 -2022年- |
開業年月日 | 1917年(大正6年) |
備考 | 無人駅 |
概要
編集歴史
編集駅構造
編集1番線ホームに、待合所だけの小さな駅舎が設置されている。かつては大宝八幡宮の例祭に参拝する大量の客をさばくため、旧駅舎からホームまでの間には異例なほどの広い敷地が確保されており、駅前の広い土地がその名残である。旧駅舎は1983年(昭和58年)まで、現在の駅前広場の東端近くに存在した。1967年(昭和42年)頃までは列車交換設備もあったが、その後取り外されていた(時期不詳)。
輸送力増強に伴い、2008年(平成20年)3月6日に列車交換設備が再設置され、同年3月15日のダイヤ改正より、当駅での列車交換が開始された。この列車交換設備設置工事と同時にスロープ設置などのバリアフリー対応工事が実施された。
2010年(平成22年)3月のダイヤ改正から、一線スルー方式となり、1番線ホーム下館方および2番線ホーム取手方にも出発信号機が設置された。これにより、快速列車は上り・下りともに1番線ホームを通過し、それまで2番線を徐行して通過していた下り列車は減速せずに通過できるようになり、普通列車も上下列車の同時構内進入が可能になった。
のりば
編集1⃣ 下妻・水海道・守谷・取手方面
2⃣ 下館方面
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ホーム全体(2024年8月)
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下りホーム待合室(2024年8月)
当駅における運行形態
編集利用状況
編集2022年度の一日平均乗降人員は90人である[7]。
近年の一日平均乗車人員の推移は下記のとおり。
推移 | ||
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年度 | 乗車人員 | 乗降人員 |
1998 | 38 | |
1999 | 36 | |
2000 | 36 | |
2001 | 30 | |
2002 | 29 | |
2003 | 28 | |
2004 | 24 | |
2005 | 26 | |
2006 | 24 | |
2007 | 26 | |
2008 | 29 | |
2009 | 26 | |
2010 | 27 | |
2011 | 28 | |
2012 | 29 | |
2013 | 27 | |
2014 | 35 | |
2015 | 36 | |
2016 | 35 | |
2017 | 40 | |
2018 | ||
2019 | 65 | |
2020 | ||
2021 | ||
2022 | 90 |
駅周辺
編集駅の東側は大宝の集落である。大宝八幡宮と大宝城跡をはじめとして、下妻市立大宝小学校などがある。駅の西側は糸繰川沿いに開けた田園地帯となっている。この田園地帯はかつて大宝沼という沼であったが、干拓されて今のようになった。当駅のすぐ下妻方で常総線は糸繰川を渡っている。この川は干拓地の排水路を兼ねている。
- 大宝郵便局
- LIXIL下妻工場 - 駅の西側
隣の駅
編集脚注
編集記事本文
編集注釈
編集- ^ 水海道駅で同一ホーム対面乗り換えとなる
出典
編集- ^ 真壁郡大宝村
- ^ 大宝駅.関東鉄道
- ^ 関東鉄道サイト「関東鉄道常総線100年のあゆみ」
- ^ 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 21号 関東鉄道・真岡鐵道・首都圏新都市鉄道・流鉄、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年8月7日、11頁。
- ^ 『2009年3月14日、新たに3事業者でPASMOがご利用いただけるようになります。』(PDF)(プレスリリース)PASMO協議会/パスモ、2008年12月22日。オリジナルの2015年4月14日時点におけるアーカイブ 。2021年9月4日閲覧。
- ^ a b 大宝駅時刻表(PDF)-関東鉄道公式ホームページ
- ^ “交通広告 | 関東鉄道 | 地域のふれあいパートナー”. 関東鉄道 | 地域のふれあいパートナー | 関東鉄道は鉄道事業・自動車(バス)事業・不動産事業を展開しています (2023年5月29日). 2024年2月28日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 大宝駅 | 駅案内 - 関東鉄道