太閤の湯

神戸市北区有馬町にある温泉テーマパーク

太閤の湯(たいこうのゆ)とは、神戸市北区有馬町有馬温泉郷)にある温泉テーマパーク有馬きらりの一部である。2005年に改装オープンした後、2019年に全面リフレッシュオープンした。

有馬温泉 太閤の湯
Taiko no yu01.jpg
太閤の湯(2017年8月) 地図
情報
旧名称 有馬ヘルスセンター
有馬ビューホテル別館日帰り温泉
事業主体 株式会社有馬ビューホテル
階数 2階
所在地 790-0842
兵庫県神戸市北区有馬町池の尻292−2
座標 北緯34度47分51.35秒 東経135度15分7.35秒 / 北緯34.7975972度 東経135.2520417度 / 34.7975972; 135.2520417座標: 北緯34度47分51.35秒 東経135度15分7.35秒 / 北緯34.7975972度 東経135.2520417度 / 34.7975972; 135.2520417
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概略編集

1962年神戸電鉄グループ有馬ヘルスセンターとして開業する[1]。2001年には有馬ビューホテル別館日帰り温泉となり、有馬ビューホテル うららの一部として有馬ヘルスセンターは運営されていた[2]

島倉千代子ら演歌歌手のショーが開催されており、人気を博したこともあったが、運営会社の株式会社有馬ビューホテルは13年連続赤字を計上するようになった[2]。株式会社有馬ビューホテルの再建のため、親会社である阪急電鉄から入谷泰正が社長に就任する[2]。入谷は温泉テーマパーク太閤の湯として、約5億円を投じて有馬ヘルスセンターを大改装[2][3][4]。これが人気を博して、株式会社有馬ビューホテルはV字回復を果たし、2005年度から2012年度の8期連続黒字、営業利益率18%という阪急グループ内でもトップクラスの黒字を達成する[2][3]

2012年度の来場者数は39万人[3]

2018年5月7日から有馬ビューホテルうららと共に現行の建築基準法に適合する耐震性能を満たさせることを主目的とする改装工事実施で休業に入り、2019年4月1日にリニューアルオープンした[5]

歴史編集

  • 1961年(昭和36年)
    • 9月25日 - 神戸電気鉄道などの出資により株式会社有馬ファミリーセンター設立。
    • 10月5日 - 株式会社神鉄ファミリーセンターに社名変更。
    • 10月14日 - 有馬興業株式会社に社名変更。
  • 1962年(昭和37年)4月25日 - 有馬ヘルスセンター開業。
  • 1973年(昭和48年)7月29日 - 有馬ビューホテル開業。
  • 1989年平成元年12月31日 - 有馬ビューホテル専用大浴場竣工。
  • 1993年(平成5年)4月1日 - 有馬ヘルスセンター大浴場竣工。
  • 2001年(平成13年)4月25日 - 株式会社有馬ビューホテルに社名変更。
  • 2005年(平成17年)1月11日 - 有馬ヘルスセンターを「有馬ビューホテル別館日帰り温泉」に名称変更。
  • 2005年(平成17年)4月11日 - 有馬ビューホテル別館日帰り温泉休館。
  • 2006年(平成18年)4月22日 - 有馬ビューホテル別館日帰り温泉を「有馬温泉太閤の湯」に名称変更し営業開始。
  • 2019年(平成31年)4月1日 - 有馬ビューホテルを「有馬きらり」に名称変更。有馬温泉太閤の湯全面リフレッシュオープン。

その他編集

  • 太閤の湯の蒸し風呂と岩風呂は、1997年に極楽寺から出土した湯山御殿遺跡の蒸し風呂と岩風呂の遺構と同じサイズで再現されている[2]

関連編集

  • ボクは五才』 - 1970年公開の日本映画。有馬ヘルスセンターのプールなどでロケが行われており、建物も映っている。

脚注・出典編集

外部リンク編集