御薗村
日本の三重県度会郡にあった村
御薗村(みそのむら)は、三重県度会郡にあった村。2005年(平成17年)11月1日に、伊勢市、二見町、小俣町と合併し、新しい伊勢市となった。
みそのむら 御薗村 | |||||
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山田奉行所記念館 | |||||
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廃止日 | 2005年11月1日 | ||||
廃止理由 |
新設合併 伊勢市、御薗村、小俣町、二見町 → 伊勢市 | ||||
現在の自治体 | 伊勢市 | ||||
廃止時点のデータ | |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 東海地方、近畿地方 | ||||
都道府県 | 三重県 | ||||
郡 | 度会郡 | ||||
市町村コード | 24468-6 | ||||
面積 | 6.05 km2. | ||||
総人口 |
9,115人 (国勢調査、2005年10月1日) | ||||
隣接自治体 | 伊勢市、小俣町 | ||||
村の木 | ウメ | ||||
村の花 | キク | ||||
御薗村役場 | |||||
所在地 |
〒516-8501 三重県度会郡御薗村大字長屋1221 伊勢市御薗総合支所(旧・御薗村役場、2009年9月7日撮影) | ||||
外部リンク | 御薗村(Internet Archive) | ||||
座標 | 北緯34度30分35秒 東経136度42分37秒 / 北緯34.50964度 東経136.71025度座標: 北緯34度30分35秒 東経136度42分37秒 / 北緯34.50964度 東経136.71025度 | ||||
ウィキプロジェクト |
地理
編集村域の大半は宮川下流(河口付近)の東岸にあるが、上條の一部のみ宮川西岸に位置する。
著しい高台や丘陵は無く、緩やかに海岸方向へ向けて傾斜する低坦地状となっている。村内域で最も高い所でも高度6mに達しない。気候は温暖で、土壌は腐植土のため水田は少なく、畑作が発達した[2]。
河川
編集- 宮川
隣接していた自治体
編集- 伊勢市、度会郡小俣町
歴史
編集- 明治維新以前の御薗村域は、神領地4ヶ村(高向村、長屋村、王中島村、新開村)と天領地2ヶ村(上条村、小林村)に分かれていた。
- 明治維新により、旧神領制度が廃止。以降、6ヶ村は度会府、度会県、三重県の管轄下と変化する。
- 1884年(明治17年)に6ヶ村が統合し、王中島に「王中島外五ヶ村戸長役場」が設置される。
沿革
編集- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により、高向村・長屋村・新開村・王中島村・上条村・小林村の区域をもって発足。村役場を大字王中島594番地に設置。
- 1912年(明治45年)6月 - 村役場を大字長屋1599番地に移転。
- 1932年(昭和7年)1月 - 村役場を大字長屋960番地に移転。
- 1961年(昭和36年)10月 - 第1回村民体育大会が開催。
- 1979年(昭和54年)5月 - 村役場を大字長屋1221番地に移転。
- 1980年(昭和55年)9月 - 村章が制定される。
- 2005年(平成17年)11月1日 - 伊勢市・二見町・小俣町と合併し、改めて伊勢市が発足。同日御薗村廃止。従来の村役場は「伊勢市役所御薗総合支所」となる。
行政
編集- 村長:中北隆敏
経済
編集御薗大根の産地であり、伊勢たくあんの生産の中心地であった[3]。
企業
編集- 横浜ゴム株式会社三重工場
地域
編集教育
編集名所・旧跡・観光スポット
編集- 山田奉行所記念館
- 宮川ラブリバー公園
- 臥竜梅公園
- 河原神社・毛理神社
- 宇須乃野神社・県神社
公共施設
編集- ハートプラザみその
商業施設
編集交通
編集鉄道
編集路線バス
編集道路
編集出身者
編集脚注
編集- ^ 伊勢市・二見町・小俣町・御薗村任意合併協議会"伊勢市・二見町・小俣町・御薗村任意合併協議会 項目別調整方針"(2013年9月28日閲覧。)
- ^ 長瀬 (1951):54ページ
- ^ 長瀬 (1951):54 - 55ページ
- ^ 伊勢市 編 (2012):934ページ
- ^ 向笠千恵子+すきや連『日本のごちそう すき焼き』平凡社、2014年11月19日、184-186頁。ISBN 978-4-582-83675-2。
参考文献
編集- 伊勢市 編『伊勢市史 第5巻 現代編』伊勢市、平成24年3月31日、1019p.
- 長瀬和雄 (1951)"伊勢沢庵の生産と経営―農村副業模範村"農耕と園芸(誠文堂新光社).6 (12):54-56.
- 御薗村誌編纂室 編『御薗村誌』三重県度会郡御薗村、平成元年5月31日発行